猟犬兼探偵社員&元ポートマフィア
??「……彼、か」
中島「(一杯の茶漬け。梅干に刻み海苔 其れに夕餉の残りの鶏肉____其れを熱い白湯に浮かべ、塩昆布と一緒にかきこむ。…旨かったなぁ、孤児院の台所で人目を忍んでった夜の茶漬け…ていうか_____腹減って死ぬ_______)」
---
私の名前はひみの。
___故あって餓死寸前の少年に捕まった。
中島「し、死にたくなければ、さ、財布を置いて行け‼」
ひみの「……う〜ん…いいけど、私の手持ちのお金、ワンコインだよ?……あ、後餡パン。はい、あげるよ」
中島「い、良いんですか?」
あ、此の女性いい人だ……なんか、包帯ぐるぐる巻きだけど。
ひみの「うん、良いよ。餓死寸前でしょ?」
中島「あっ、ありがとうございます……(´~`)モグモグ」
美味しい……
其の頃のひみのは……
かわいい……あれ、私の同僚が流れてるね〜
ひみの「処で少年、川に足が生えているよ‼魔都ヨコハマはやっぱり凄いねぇ…W」
中島「(笑ってた気が……?)…ええい!」
僕は、放って置く訳にも行かず、川に飛び込んだ。此の女の人が巫山戯ていることに気付かずに……。
ひみの「(ありゃ、)」
中島「げほ、けほ、けほっ…」
ホッ……なんとか引き上げられた……てか、落ちたのか?此の人。……ん?此の人も包帯ぐるぐる巻きだな……
ひみの「わぁ‼びっちょびちょ!タオルあげるよ、ほい」
中島「ありがとうございます……」
そんなことを思っていたら、女性がタオルを貸してくれた。
パチッ
ひみの「ありゃ、[漢字]彼[/漢字][ふりがな]同僚[/ふりがな]が目を覚ましたようだよ」
あ、本当だ!……ん?
中島「……変なルビが見えた気が…」
??「___助かったか……………………ちぇっ」
中島「(ちぇっつったか此の人!?)」
??「君かい?私の入水を邪魔したのは」
中島「邪魔なんて、僕はただ助けようと_____入水?」
??「知らんかね。入水。つまり、自殺だよ」
中島「は?💦」
??「私は自殺しようとしていたのだ。其れを君が余計なことを___」
中島「は、はぁ…あ、でも、其れなら此の女性も____あれ?」
いつのまにかあの女性は消えていた。僕は其の人のことを忘れていた。後々会うことも知らずに____。
??「まあ__人に迷惑を掛けない清くクリーンな自殺が私の信条だ。だのに君に迷惑を掛けた。此れは此方の落ち度、何かおびを___」
中島「ぐうぅぅぅ」
2人「ポカン」
??「クス……空腹かい少年?」
中島「じ、実は此処数日何もも食べてなくて……」
??「ぐぅうぅぅ」
2人「ポカン」
??「私もだ、因みに財布も流された」
中島「えぇ?助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに!」
??「?」
中島「『?』じゃねえ!」
???「おォーい」
???「こんな処に居ったか唐変木!」
??「おー、国木田君、ご苦労様」
国木田「苦労は凡てお前の所為だこの自殺嗜好!お前はどれだけ俺の計画を乱せば_____」
??「そうだ君。良いことを思いついた。彼は私の同僚なのだ。彼に奢ってもらおう」
中島「へ?」
国木田「聞けよ!!!💢」
??「君、名前は?」
国木田さん……
中島「中島………敦ですけど」
??「ついて来給え、敦君。何が食べたい?」
中島「はぁ………あの……」
中島「茶漬けが食べたいです」
??「キョトン…ぷっ」
??「はっはっはっ!餓死寸前の少年が茶漬けを所望か!」
??「良いよ、国木田君に三十杯くらい奢らせよう(๑•̀ㅁ•́๑)✧」
国木田「俺の金で勝手に太っ腹になるな、太宰!」
中島「太宰?」
太宰「ああ、私の名だよ」
太宰「太宰」
太宰「太宰治だ」
中島「(一杯の茶漬け。梅干に刻み海苔 其れに夕餉の残りの鶏肉____其れを熱い白湯に浮かべ、塩昆布と一緒にかきこむ。…旨かったなぁ、孤児院の台所で人目を忍んでった夜の茶漬け…ていうか_____腹減って死ぬ_______)」
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私の名前はひみの。
___故あって餓死寸前の少年に捕まった。
中島「し、死にたくなければ、さ、財布を置いて行け‼」
ひみの「……う〜ん…いいけど、私の手持ちのお金、ワンコインだよ?……あ、後餡パン。はい、あげるよ」
中島「い、良いんですか?」
あ、此の女性いい人だ……なんか、包帯ぐるぐる巻きだけど。
ひみの「うん、良いよ。餓死寸前でしょ?」
中島「あっ、ありがとうございます……(´~`)モグモグ」
美味しい……
其の頃のひみのは……
かわいい……あれ、私の同僚が流れてるね〜
ひみの「処で少年、川に足が生えているよ‼魔都ヨコハマはやっぱり凄いねぇ…W」
中島「(笑ってた気が……?)…ええい!」
僕は、放って置く訳にも行かず、川に飛び込んだ。此の女の人が巫山戯ていることに気付かずに……。
ひみの「(ありゃ、)」
中島「げほ、けほ、けほっ…」
ホッ……なんとか引き上げられた……てか、落ちたのか?此の人。……ん?此の人も包帯ぐるぐる巻きだな……
ひみの「わぁ‼びっちょびちょ!タオルあげるよ、ほい」
中島「ありがとうございます……」
そんなことを思っていたら、女性がタオルを貸してくれた。
パチッ
ひみの「ありゃ、[漢字]彼[/漢字][ふりがな]同僚[/ふりがな]が目を覚ましたようだよ」
あ、本当だ!……ん?
中島「……変なルビが見えた気が…」
??「___助かったか……………………ちぇっ」
中島「(ちぇっつったか此の人!?)」
??「君かい?私の入水を邪魔したのは」
中島「邪魔なんて、僕はただ助けようと_____入水?」
??「知らんかね。入水。つまり、自殺だよ」
中島「は?💦」
??「私は自殺しようとしていたのだ。其れを君が余計なことを___」
中島「は、はぁ…あ、でも、其れなら此の女性も____あれ?」
いつのまにかあの女性は消えていた。僕は其の人のことを忘れていた。後々会うことも知らずに____。
??「まあ__人に迷惑を掛けない清くクリーンな自殺が私の信条だ。だのに君に迷惑を掛けた。此れは此方の落ち度、何かおびを___」
中島「ぐうぅぅぅ」
2人「ポカン」
??「クス……空腹かい少年?」
中島「じ、実は此処数日何もも食べてなくて……」
??「ぐぅうぅぅ」
2人「ポカン」
??「私もだ、因みに財布も流された」
中島「えぇ?助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに!」
??「?」
中島「『?』じゃねえ!」
???「おォーい」
???「こんな処に居ったか唐変木!」
??「おー、国木田君、ご苦労様」
国木田「苦労は凡てお前の所為だこの自殺嗜好!お前はどれだけ俺の計画を乱せば_____」
??「そうだ君。良いことを思いついた。彼は私の同僚なのだ。彼に奢ってもらおう」
中島「へ?」
国木田「聞けよ!!!💢」
??「君、名前は?」
国木田さん……
中島「中島………敦ですけど」
??「ついて来給え、敦君。何が食べたい?」
中島「はぁ………あの……」
中島「茶漬けが食べたいです」
??「キョトン…ぷっ」
??「はっはっはっ!餓死寸前の少年が茶漬けを所望か!」
??「良いよ、国木田君に三十杯くらい奢らせよう(๑•̀ㅁ•́๑)✧」
国木田「俺の金で勝手に太っ腹になるな、太宰!」
中島「太宰?」
太宰「ああ、私の名だよ」
太宰「太宰」
太宰「太宰治だ」
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