二次創作
猟犬兼探偵社員&元ポートマフィア
中島「はぁ……じゃあ…」
判りやすい人から行こう。
中島「谷崎さんと妹さんは、、、、、、、、、………学生?」
谷崎「おっ、中ッた、凄い」
ナオミ「どうしてお分かりに?」
中島「ナオミさんは制服から見たまんま、谷崎さんのほうも___[漢字]齢[/漢字][ふりがな]とし[/ふりがな]が近そうだし、勘で」
ひみの「やるねえ」
太宰「じゃあ、国木田君は?」
国木田「止せ、俺の前職など[漢字]如何[/漢字][ふりがな]どう[/ふりがな]でも____」
中島「うーん、お役人さん?」
太宰「惜しい」
ひみの「彼は元学校教諭だよ。数学の先生。だから時間に厳しいのだよ。」
何か納得……
って云ったら投げられるな
−−−−−−−
国木田「ここはXの累乗を使うに決まっているだろう‼」くわっ
−−−−−−−
太&ひ「じゃ、私は?」
中島「太宰さんとひみのさんは……」
ニコッ
太宰さんとひみのさんはそう笑うが、全く思いつかない。
中島「(想像もつかん……!)」
谷崎「(全く分からん…‼)」
太宰「フフ…」
ひみの「うふふ……」
国木田「無駄だ、谷崎、小僧。武装探偵社七不思議の一つなのだ。太宰とひみのさんの前職は」
谷崎「最初に中てた人に賞金が有るンでしたっけ」
太宰「そうなんだよね」
ひみの「誰も中てられなくて懸賞金が膨れ上がってる。」
ひみのさんと太宰さんは不思議な人だ。
何というか……掴みどころがない、というか……
しかも、太宰さんとひみのさんは行動も一緒だし、タイミングも同じ。
今も太宰さんとひみのさんは紅茶に砂糖を入れてくるくると混ぜている。
国木田「俺は太宰は[漢字]溢者[/漢字][ふりがな]あぶれもの[/ふりがな]の類だと思うが、此奴は違うと云う。しかしこんな奴が[漢字]真面[/漢字][ふりがな]まとも[/ふりがな]な勤め人だった筈がない。」
太宰さんとひみのさんは呑気にかき混ぜていたスプウンを舐めている。
ひみの「だから、云ってるじゃぁないか。私と太宰は同じ職場だった、と」
中島「因みに懸賞金って[漢字]如何[/漢字][ふりがな]いか[/ふりがな]ほど」
ずい……
太宰「参加するかい?」
ひみの「賞典は今_____」
太&ひ「_____七十万だ」
ガタッ!
谷崎「(うおう!)」ビクッ
中島「中てたら貰える?本当に?」
太&ひ「自殺主義者に二言は無いよ」
キッ
中島「[漢字]勤め人[/漢字][ふりがな]サラリーマン[/ふりがな]」
ひみの「違う」
中島「研究職」
太宰「違う」
中島「工場労働者」
ひみの「違うし、できないわ!」
中島「作家」
太宰「違う」
中島「役者」
太&ひ「違うけど、役者は照れるね」
中島「うーんうーん」
国木田「だから本当は浪人か無宿人の類だろう?ひみのさんは除いて」
……ひみのさんへの信頼が厚いんだな、国木田さん。
太宰「違うよ」
ひみの「此の件で私達は嘘など吐かない」
そう云うと太宰さんとひみのさんは立ち上がった。
ひみの「うふふ、降参かな?」
太宰「じゃ、此処の払いは宜しく」
太&ひ「御馳走様〜♫」
中島「あっ」
ピピピピピピピピピピピピピ
谷崎「うン?」
ピッ
谷崎「ハイ………え、依頼ですか?」
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