佐奈がこちらに来る、そして俺は所謂陰キャというものだ、それにより自然的に俺の方をクラスの全員が見てくる

竜華「佐奈が何で俺のクラスに？」

佐奈「転校すると言いませんでした？」

竜華「言ってなかったが？」

佐奈「貴方だったら予想も出来たんじゃないですか？」

「いやしてなかったが、と言うかお前のせいで皆が俺を見てるんだが？」

佐奈「まぁ、それは良い事じゃないですか。」

そのまま何事も無く授業が進んでいき、休み時間になって佐奈が俺に話しかけてきた

佐奈「貴方ちゃんと授業は受けてるんですか？ノートとか書き取ってないですけど…？」

竜華「大丈夫だ、もう知ってるし簡単な所だ。」

そうやって言いながら席を立つとクラスのバスケ部のガタイのいい奴が俺に通路を邪魔するように話しかけてきた

モブ１「おい、何で陰キャのお前が佐奈ちゃんとそんな親しく喋ってんだよ。」

（はぁ、こうなるから嫌なんだよなぁ）

竜華「俺は知るか、彼奴が話しかけてくるだけだ、あと、そこをどけ通行の邪魔だ。」

モブ１「あ？お前が俺に口出しすんじゃねぇよ、ぶん殴られたいのか？」

竜華「……俺を殴ってみろよ。」

ちなみにクラスの他の人達は俺を助けようともしないでただこちらを見てるだけだ

そう話してると佐奈が心配そうにこちらを見ている

モブ１「チッ、お前言ったな？俺は何も知らないからな？」

すると俺に近寄ってきて「オラよ！」と言って俺の腹にパンチをしてきた、俺にとっては防御できないわけがない攻撃で俺は当たる寸前でパンチを止めた

竜華「ん？どうしたんだ？俺を殴るんじゃなかったのか？」

モブ１「ならこれでどうだ！」

今度は、片手で顔めがけて殴りかかってきた

それも片手で受け止めた

竜華「……それは、卑怯じゃなぇか？次は俺の番だな。」

俺はバスケ部の男子の胸倉を掴みながら上にあげていく、ある程度持ち上げると男子は急に謝ってきた

そして俺は

竜華「次やったらわかるよな？後、俺から話しかけてるわけじゃねぇんだよ、と言うよりこっちは話しかけられたくないんだよ。」