ある日、里奈は家でトマトを取っていた。「里〜奈！」『あっヒロ！』ヒロがベランダから顔をひょこっと出している。「ヒロ、どうしたの？」里奈とヒロは大の仲良しだ。よく悩みも打ち明けるほど仲がいい。『見て！トマトまつりが今度あるんだって！！」『えっ、、、あんたそんなんに興味あんの？』そして、チラシをよく見てみる。『はぁぁぁぁ！あんた、これ入場料1000円もかかるんですけど。ぼったくりにも程があるわ！！』

ここ、地球には、数えられないほどの人が住んでいる。その何十億人の中、あなたたちは一つの命として誕生し、成長して他愛無い生活を送って、歳を重ね一生を終える。
そんな生活を皆送っていた時、1人の女の子が生まれた。その女の子からはじまる、最強の下剋上物語を、是非ご覧あれ、、

ここは、ありとあらゆる君たちの物語がしまってある図書館。過去や、未来、現在など、、、。この物語は、単なる思いから図書館に出会った女の子と、その運命の物語である。自分が迷い、悩んだ時ふと現れる秘密の図書館へ、ようこそ、、、、

、、、ピピピ、ピピピ、ピピ。
アラームを止め、起き上がる。「うーん！よく寝た！」ベットを出て、リビングへ向かう。「おっはよ〜！」今日は始業式。私が入学する中学校は、家から5分で着く。しかも、幼稚園からの3人の幼馴染も一緒だ。だから、今日をとても待ち望んでいた。朝ごはんを食べ、制服のリボンを整える。「よし！できた！」
「行ってきまーす！」そういって、ドアを開けた。