オタクの日常
[小文字]奏[/小文字]「今日、私のすきぴがさ……」
恋バナを聞き、アドバイスをする。
恋愛経験0の私がね。
すきぴ欲しいんだよ!だけどタイプがいないんだよ!
しょうがない、クラスの男子から選ぼう。
ガラガラとドアを開ける。
ギャーッ。ドンッ。
誰かの悲鳴や、ぶつかる音がする。
また男子のイチャイチャが始まった。
私のクラスは動物園なんだよな。
賢斗くんみたいな人いないのかな……[水平線][小文字]玲奈[/小文字]「転校生来ないかなー。」
[小文字]奏[/小文字]「そう簡単には来ないよ。」
[小文字]玲奈[/小文字]「そうだよねー。」
[小文字]たえ[/小文字]「しかも私達もう、2年生になるから来ないと思うよ。」
[小文字]玲奈[/小文字]「そうだよね……よし、こうなったら」
テッテレー!腕ぇぇー![小文字](自分の)[/小文字]
[小文字]奏&たえ[/小文字]「huh?」
[小文字]玲奈[/小文字]「これをこうやってすればOK!」[小文字]※腕枕にする[/小文字]
[小文字]たえ[/小文字]「ね、寝るの?」
[小文字]玲奈[/小文字]「違うよ。妄想するの。」
[斜体]〜玲奈の頭の中〜[/斜体]
[小文字]玲奈[/小文字]「今日も転校生来ないなー。」
ずっと言っていた。
ある日、
[小文字]玲奈[/小文字]「つ、机が増えてるっっっ!」
まさかだけど……
[小文字]先生[/小文字]「転校生を紹介します。」
「[漢字]安曇[/漢字][ふりがな]あずみ[/ふりがな]賢斗です。よろしく。」
静かで、あまり目立たない人。そして顔。
確かに賢斗くんだ。
ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ‼︎
[小文字]先生[/小文字]「席は土井さんの隣で。」
私の名前を言いながら、先生は席を指した。
お、推しが……私の隣……?
[小文字]玲奈[/小文字]「わ、私、土井玲奈。よろしく。」
仲良くなりたいから、早速声をかけた。
[小文字]賢斗[/小文字]「よ、よろしく。」
私と賢斗くんは握手をした。
あ、握手……死んだって……
尊すぎて死ぬ……
[小文字]玲奈[/小文字]「ふふっ。ふふっ。」
[小文字]奏[/小文字]「玲奈ちゃん、起きて!」
[小文字]玲奈[/小文字]「ん?」
[小文字]奏[/小文字]「手。たえが引いてる。」
[小文字]玲奈[/小文字]「手?」
たえちゃんの手を見ると、私は繋いでいた。
[小文字]玲奈[/小文字]「あ、ごめん。」
結局、転校生は来なかったけれど妄想は神だった。
恋バナを聞き、アドバイスをする。
恋愛経験0の私がね。
すきぴ欲しいんだよ!だけどタイプがいないんだよ!
しょうがない、クラスの男子から選ぼう。
ガラガラとドアを開ける。
ギャーッ。ドンッ。
誰かの悲鳴や、ぶつかる音がする。
また男子のイチャイチャが始まった。
私のクラスは動物園なんだよな。
賢斗くんみたいな人いないのかな……[水平線][小文字]玲奈[/小文字]「転校生来ないかなー。」
[小文字]奏[/小文字]「そう簡単には来ないよ。」
[小文字]玲奈[/小文字]「そうだよねー。」
[小文字]たえ[/小文字]「しかも私達もう、2年生になるから来ないと思うよ。」
[小文字]玲奈[/小文字]「そうだよね……よし、こうなったら」
テッテレー!腕ぇぇー![小文字](自分の)[/小文字]
[小文字]奏&たえ[/小文字]「huh?」
[小文字]玲奈[/小文字]「これをこうやってすればOK!」[小文字]※腕枕にする[/小文字]
[小文字]たえ[/小文字]「ね、寝るの?」
[小文字]玲奈[/小文字]「違うよ。妄想するの。」
[斜体]〜玲奈の頭の中〜[/斜体]
[小文字]玲奈[/小文字]「今日も転校生来ないなー。」
ずっと言っていた。
ある日、
[小文字]玲奈[/小文字]「つ、机が増えてるっっっ!」
まさかだけど……
[小文字]先生[/小文字]「転校生を紹介します。」
「[漢字]安曇[/漢字][ふりがな]あずみ[/ふりがな]賢斗です。よろしく。」
静かで、あまり目立たない人。そして顔。
確かに賢斗くんだ。
ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ‼︎
[小文字]先生[/小文字]「席は土井さんの隣で。」
私の名前を言いながら、先生は席を指した。
お、推しが……私の隣……?
[小文字]玲奈[/小文字]「わ、私、土井玲奈。よろしく。」
仲良くなりたいから、早速声をかけた。
[小文字]賢斗[/小文字]「よ、よろしく。」
私と賢斗くんは握手をした。
あ、握手……死んだって……
尊すぎて死ぬ……
[小文字]玲奈[/小文字]「ふふっ。ふふっ。」
[小文字]奏[/小文字]「玲奈ちゃん、起きて!」
[小文字]玲奈[/小文字]「ん?」
[小文字]奏[/小文字]「手。たえが引いてる。」
[小文字]玲奈[/小文字]「手?」
たえちゃんの手を見ると、私は繋いでいた。
[小文字]玲奈[/小文字]「あ、ごめん。」
結局、転校生は来なかったけれど妄想は神だった。