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どういう結末になってもいいって人はどうぞお読みください。

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それで楽になれるのなら。

#1

一話『群発頭痛』

群発頭痛、皆さんは群発頭痛という病気をご存知でしょうか。

別名『自殺頭痛』

別にこの小説は、極度にグロいわけじゃないですが、そういうワードが出てきますので、それでも読むという人は、どうぞお読みください。

知らない人はそれでいいんです。知らなくてもいい病気なんです。

主に男性にかかる病気です。1000人に1人かかると言われています。女性は稀にかかります。

私は女性です。私は群発頭痛持ちです。

どうして自殺頭痛と呼ばれるか?

あまりの痛さに、自殺したいと思ってしまう方がいるんですよ。もちろん、もう既に自殺した方だって、いるんじゃないですか?私は知らないですけれど。



[水平線]

花音『いだあ…!』

私は、[漢字]中村[/漢字][ふりがな]なかむら[/ふりがな][漢字]花音[/漢字][ふりがな]かのん[/ふりがな]と言います。群発頭痛という病にかかっています。

数年に一度、群発期が訪れます。群発期とは、簡単に言うと、とても頭痛が激しくなる時期といいますかね…。今、私は群発期に入っています。

まあそんなのいいんですけど…

群発期に入ったら、頭痛の痛みを抑えるために、薬を打ちます。打つんです、注射です。群発頭痛は、普通の頭痛の痛み止めは、効かないです。

そして、群発期に入った時、とある子が毎日ご飯を作って持ってきてくれます。

ガチャン。

ほら、合鍵を使って入ってきた。

[漢字]湊[/漢字][ふりがな]みなと[/ふりがな]『大丈夫?花音ちゃん。』

彼は『[漢字]海野[/漢字][ふりがな]うみの[/ふりがな][漢字]湊[/漢字][ふりがな]みなと[/ふりがな]』私をいつも助けてくれる。

花音『うん…大丈夫。』

湊『薬は切れてない?』

花音『大丈夫だよ…!』

湊『よかった、困ったらいつでも言ってね。助けるから。』

彼の声に救われているような気がした。

湊『今日はオムライス作ったんだ!食べれる?てか、卵アレルギーじゃないよね…!?』

花音『アレルギーじゃないよ。大丈夫。食べれる。私、湊くんが作った料理ならなんでも好きだよ!』

花音『私、信じてる。いつも、湊くんがそばにいるって、もう離れないって。』

湊『離れるわけないじゃん!』

いつも心配性な湊くんに私は寄り添う。でも、群発期に入っている私を助けるのが湊くん。当たり前の生活となった。

花音『ちょっと外の空気吸いにいくから、ベランダに行くね。』

湊『オッケー』

私は外の空気を吸おうと、ベランダに出た。

ああ、ここから死ぬ人っているんだなと感じる。外の空気は生ぬるい。

私は外に手を伸ばした。

湊『え、あ、あ、ダメー!!!』

花音『え?え?どうしたの湊くん…!?』

湊くんは、叫びながらベランダにきて、私を抱きしめた。

湊『死んじゃダメ…!』

花音『いやいや、死なないから大丈夫。』

湊『心配…!!』

心配性な彼の方が、私は心配です…!!

作者メッセージ

利用規約にもあるように、極度なグロテスクな小説はダメなのですが、極度にグロテスクなシーンは書かないので大丈夫です…!!逆にそんなシーンどうやって…
でも、ちょっとあんまり…とは思うワードがちらほら出てくるので、そこはご了承ください…!

自分は群発頭痛持ちではないので、痛さというものは分かりません。でも、群発頭痛というので何か書けないかな…とは思ったので、小説を書きました。一応短編ですし、連載ですが、早く完結させようと思います。

読んでいただきありがとうございます…!

2023/07/26 14:38

縺薙≠繧九s ID:≫28AUQmgGQgxBY
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