- 閲覧前にご確認ください -

初心者なので甘めにみてください。
誤字脱字等あるかも(*ノω・*)テヘ
ガッツリ恋愛ではないし、題名と不一致かも。

文字サイズ変更

好きな子は恋心をわかってない!

#29

めっちゃん実はいい人説浮上

昔の茶川side
恋に、憧れていた。
彼氏が欲しかった。夢を見ていた。ちょうど、その時仲の良い男友達がいた。優しかったけど、態度も悪いし暴力もふるしちょっと中二病っぽかったけど、完璧な人なんていないしなぁ…と思ったので、「好きなのかな」と思った。告白したら、向こうも私のことが好きだったようで、付き合うことになった。

このときの私は、恋心をわかってなかった。

最初の頃は幸せだった。ハグしてみたり、手を繋いでみたり、星座の相性占いで組み合わせが悪いですという結果になっても、「俺はお前とがいい」って言ってくれたときは、とても嬉しかった。
だけど、ある日、ある出来事を境に。
その日、部活から帰ってきたら、家の庭に部活がなかったらしい彼氏がいた。なんで。家、教えてない…彼は、会いたくなったからだの、大好きだの言ってくれたが、もう怖かった。ハグして帰ってった。気持ち悪かった。
その時から、嫌いになった。軽く叩かれたり、足を組むなと言われたりして、今まではいい具合に流してたけど、もう無理だった。さらに、中二病。あいつは、
あいつ「俺さ、前世の記憶があって、たまに記憶が流れてくるんだよね」
だからなんだってんだ。そういう妄想は口に出すな。やめてくれ。また、ある日は、朝早く呼び出されて
「お前が俺を好きになった理由って何?」
と聞かれた。濁して答えた。そしたらあいつはまた勝手に喋りだして、
「俺さ、今まで好きになった女の子沢山いるんだけど、」
それを、彼女に、いうか??もう無理だった。我慢できずに、溜め込んでいた想いを一人の友人に打ち明けたら。
友人「家凸してくる彼氏とかさいてーじゃん!別れたほうがいいよ!うええ〜…きっしょ。ってかどうやって住所調べたのうええ〜…」
だよね?そうだよね?そして、フッた。

もう、恋心のない恋なんてしない。

アオイが、恋心のない恋をしていると知って、焦った。あんな思いを、アオイがしたら。私は…
私は決めた。どうやってでも、二人を別れさせる。誰かを傷つけてでも、私はアオイを守る。


瑠璃岡「そうだったんだ…」
茶川「ん。」
瑠璃岡「でもね、青坂くん、そんなやつじゃないよ。」
茶川「信じられないわ。私だって、元カレのこと最初はいい奴と思ってたし。」
瑠璃岡「大丈夫。私の推しだし!」
茶川「謎理論やめなさいよ」
瑠璃岡「めっちゃんは青坂くんのこと、いま、どう思う?」
青坂のこと?精一杯思い出してみる。
茶川「ん〜…弱くて、ビビリで、守られてばっか」
瑠璃岡「ひどぉ!!」
アオイが、驚いた顔をつくって言う。
茶川「ん〜、でも…」

青坂『あの、手、痛くない??』

茶川「あれは、推せるね。」
瑠璃岡「パアッ!でしょ!?でしょ!?」
ちゃっかりビンタした相手を心配しやがって。何だあいつ、今思えば優しすぎるだろ。アオイは、
瑠璃岡「そうかそうか、青坂くんの良さに気づいちゃったか〜」
と、一人うんうん唸っている。と、可愛い親友はいきなりこっちを向いて、いった。
瑠璃岡「めっちゃん、私、許さないから、めいちゃんのこと。」
茶川「知ってる」
瑠璃岡「許さないから!!大人になったら罰として超美味しい店とか奢って!」
…………………。なにそれ。
茶川「……っ、あははっ!」
瑠璃岡「えへへっ!」
茶川「食べ物で買収されちゃうん?いいよ、約束。」
小指を結んで指切りげんまんした。
瑠璃岡「転校しても元気でね???」
茶川「ん。」
もう、誰かを傷つけない。
眼の前の親友が、悲しんじゃうから。

作者メッセージ

ちなむと、めっちゃんの元カレとの話、私の実体験を基に書いてます。ってかもう実話そのもの。怖くない?
めっちゃんをいいヤツにしました。人にとっての悪って、別の人にとっての正義だったりするよね(急に深い)。
読んでくれた方はありがとうございましたm(_ _)m

2024/03/10 09:34

みかんかん ID:≫ipI9qkncj8FpU
続きを執筆
小説を編集
/ 71

コメント
[9]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL