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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#84

第六章『荒れ狂う神様』四話「怪文書1」

[大文字][中央寄せ]草野海渡は、ただの化け物だ…。[/中央寄せ][/大文字]

突如、異世界に来た、地球生まれの人間『[漢字]草野[/漢字][ふりがな]くさの[/ふりがな][漢字]海渡[/漢字][ふりがな]かいと[/ふりがな]』。
彼はさまざまな力を発揮し、魔物を倒していった。

…いや、元々力があったわけでは無いと思われる。

だって、彼は[太字]人間だから[/太字]、である。
魔法を身近に無い人間どもにとっては、魔法など信じ難いだろう。

どうやら、人間は魔法を[大文字]存在しない[/大文字]ものとして扱い、アニメーションや小説、漫画に使っているらしい。
魔法が人間界にも知られているのは、とても素晴らしいことだと思うが、どうだろうか。

魔法が、我々の魔法が、人間界に馬鹿にされているのでは?と。

人間界は、どうやら厨二病という病気が流行っているらしく、その厨二病に感染したら、魔法をまるで使ったように行動する、ということが稀に起きるらしい。
どうだろうか。本当にどうだろうか。

その厨二病の人らを、普通の人間からどうだろう。滑稽だろう?
普通の人間はこう思っているんじゃないか?[太字]馬鹿[/太字]だろ。
[下線]魔法を馬鹿にしているだけじゃなく、我々も馬鹿にする[/下線]、そんなことが起きていいのだろうか。

…けれども草野海渡は違った。

彼は、魔法など馬鹿にしなかった。逆に言えば、信頼していた。
人間でありながら、魔法をすぐに信じ、魔法をすぐに使いこなす…。

我は思った。草野海渡はまさに、[太字][大文字][大文字]最強[/大文字][/大文字][/太字]だと。

彼の成長は思ったよりも倍以上早かった。
上級魔法を軽々とこなす。…1回目に起こった魔王戦で倒したのは、恐らく草野海渡らだろう。
あの貼り紙の顔、現在とは少し異なっていたが、見た感じは彼だ。

なのに、そこら辺にいた集団は別のやつをどんどん国に連れて行く。
[太字]異世界の重心[/太字]とも言われた『[下線]都会エリア[/下線]』や『[下線]住宅街エリア[/下線]』…、その他諸々に貼り紙が貼られたが、そのエリアの奴らで、草野海渡と特定できたものは1人もいなかったのである。

我は残念ながら、草野海渡と接触したことはなかった。ダチから教えてもらったことや、噂として聞いたので、上記のことが正しいとも限らない。我は接触したかったのだ。…あの時までは。

…そう、我は前々に、ついに、ついに草野海渡と接触することができた。喋ることもできた。
彼は普通の感じで、異世界にいる時より若々しい。
人間界は、とても平凡だったが、その人間界に居た草野海渡のオーラは、只者ではなかった。

私は偽のダチがいたという設定を加えて彼に話し始めた。手に職を持っていたという嘘も話した。
だが、彼は嘘をついていると特定した。…草野海渡にダチの方の嘘は分からなかったそうだが。

草野海渡には、我を異世界に転移させることができる。
転移魔法は、使える人には使えるが、使えない人は全く使えないのだ。

…我はまだまだ力不足だった。
特訓しないといけないな。

[大文字][太字]草野海渡を倒せるぐらいまで。[/太字][/大文字]


作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
変な怪文書ですね…。(怪文書なのか?)
続きもよろしくお願いします…!

2024/01/26 17:54

縺薙≠繧九s ID:≫905K2bUGI9WHg
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