私の名前は●●。高校一年生だ。
私は今浮かれている。なぜかって？それは…
[大文字]やっと乙女ゲームの攻略対象を落としたのだ！[/大文字]
ここまで来るのに何年かかったことか,,,(半年)
そういえばこのゲームの本出たんだっけ？買いにいこ～
「行ってきま～す」
やっぱり私は陰キャだなと物理的に痛感する。日差しが痛い。
「こちら二点で6千円になります」「これで」「一万円からでよろしいでしょうか？」
「はい。」「お買い上げありがとうございまぁ～す！」
やった！あと2個しかなかったから衝動買いしちゃったw
私はルンルンで横断歩道を渡る。突然青信号が赤に変わった。
[大文字]「お嬢ちゃん危ない！」[/大文字]「え？」
段々意識が遠のいてく。あぁ、ここで私の人生は終わりなんだな,,,,,










[小文字]「お嬢様、お嬢様、[/小文字]お嬢様！」
ん？この人は確か,,,,,！
「メイド！」「そうですが、、」
まさかここは、あのゲームの世界！？
「私は今何でここに？」「すごいうなされてて,,大丈夫ですか？」「うん,,じゃなくて大丈夫だわ。」
「ならよかったです。ご飯ができているので早めに支度してくださいね。」「分かったわ」
焦った～,,,,,,,,,,状況を整理しよう。私は転生してゲームの世界に入ってしまった。
聞いた限り女の子の声だからモブか主人公か悪役令嬢か。
姿見で私の全身を見る。
あぁ、悪役令嬢だ。この世界では次期女王で、婚約者がいて、主人公をいじめてると思われている。
ホントは主人公にいじめられていて、いじめるように命令されている。根はいい子
名前は○○だっけ？実はこの子が一番好きだったりする
健気なんだよなぁ～
あ、そういえば呼ばれてるんだった
「おはようございます。お父様、お母様。」「○○ちゃ～ん！おはよう！」
「メイドから聞いたよ！すごいうなされてたんだって？大丈夫だった？」「大丈夫です」
,,,,,,,,,,,,,,,,そうだった。こんな人たちだったな
「ごちそうさまでした」「○○、体に気を付けるのよ」
「行ってきます。」