私は、女の子がいなくなり、どうしていいのか分からなかった。というのも、この街にいる人の言葉がわからないのだ。
さっきまで、フツーの日本語だったのに...
あの女の子と関係があるのかな？
うーん...
とにかく...
知らない言葉の人同士で意気投合とか、なんかありそうだから！
話しかけてみよう！
「あのー」そう言って私は一人の女性に声をかけた。
すると、その女の人は
「！”＃＄％＆’＝〜｜？」
と言った。
なに、その言葉は！英語でもなく、ドイツ語でもなく、フランス語でもなく――

意味不明！

私は心のなかで叫んだ。まあ、相手も私の言葉（日本語）は知らないと思うし...そんなに怒らないであげるか...

「どうしたんですかぁ！」

どこからか声が聞こえる。私は考えるひまもなく
「[太字]なんですかぁ！[/太字]」
と、大声で叫んでいた。うわぁ...やってしまった。恥ずかしい！　>﹏<

「す、すいません！怒らせるつもりはなくて...」

なるほど。「どうしたんですかぁ！」と言った人はさっきの女の人だった。
っていうか...謝らないでほしい！

[中央寄せ]✩[/中央寄せ]

「こちらこそ、なんかごめんなさい！」←女の人に一応、謝っといた
「いえ、大丈夫ですよ！それで、どうしたんですか？」
「あぁ。あのー。なんか、この国の言葉が私のいる...あ。いたところと違ったので...少し戸惑ってしまって...それで...えーっと....」
私は必死で説明しようとし、言葉が出てこなくなった。
すると、女の人は
「大丈夫！ゆっくり聞きますよ」
と励ましてくれた。なんと、いい人なのでしょう！異世界に行ってもいい人は、いるものなのだな〜！
そんなふうに実感していると、
「私の家へ案内します！」
と言い、忘れていたというように
「私の名前はリリといいます！」
と自己紹介をしてくれた。リリって呼んでね、と言われたけど...
「あ！私、樹里って言います！」
慌てて自己紹介をすると、女の人――『リリ...さん』はニッコリと微笑んだ。

【ここまで出てきた人紹介！】
[太字]主人公[/太字]
田西樹里（女）フツーの生活をしていたら突然異世界に！？

[太字]その他[/太字]
リリ（女）　親切！異世界で仲良くなった！
女の子　　　謎に包まれている...