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僕が恋した青い花話(タイトル改名)

#24


私は勢いで「お友達になってください」って言ってしまった。
恥ずかしい、授業中にも寝てしまった。ダメだあ、これじゃあ成績おちちゃう。
そんなこと考えてたらトイレしたくなっちゃった。
まり君に時間聞いたけど冷たいし…
「うう、」
(この授業終わったらすぐにトイレ行こう)
そしてチャイムがなる。
「きた!」
私は、100mの廊下をウサインボルトより早く走った。

[水平線]

私はなぜ部活をやめたのか聞いてみた。でも答えてはくれなかった。
机に書いたドラえもんを見つめながら考えていた。
そして、田中のイジメが始まった。
(どうしよう止めた方が…)
「考えるより、行動!!」
私は動いた。でも、怖くて体が震えて動かなかった。
殴られそうになる。私は体が動かなくて避けれそうになかった。
反射的に目をつぶっていた。
目を開けたら、克樹をぶん殴っていたまりくんが立っていた。
「え?」
少し動揺した。あのまり君が殴っていたのだから。

[水平線]

放課後忘れ物をしたので、学校に戻ってきた。
校舎を出て帰ろうとしたら、ボコ、ドス、っと鈍く、そしてなにか声が聞こえてきた。克樹たちが走って逃げてるっぽい感じで門を出ていた。
校舎裏を見てたらボコボコになっているまり君がいた。
(え?どうして…?)
「まり、くん?だ、大丈夫!?」

[水平線]

どうやら克樹がやったらしい。
私は、どうしてまり君がボコボコにされているのかわからなかった。
でも、そうだ克樹を殴ったんだ。田中と私を守るために。
(私…どうしたら…、)
何もできなかった。一言ありがとうとしか言えなかった。
まり君から流れる涙を見た。私は、まりくんが何かと1人で戦っているように見えた。
「ねえ、まり君今度の日曜日、遊ばない?」
なぜだかわからないけど、私はそう言っていた。
「それ、今言うことかな?」
しっかり突っ込まれた。

2024/01/24 20:22

ねこちゃ ID:≫92AMLsj.b0ZNg
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