色がない世界で
瑞希視点
病院に連れて行った後の記憶はあまり覚えていない。
ただただ、ぐちゃぐちゃな感情が交差していた。
隣をみると、希望も絶望もないような目でこちらをみる、麗香がいた。
その刹那。
俺はどんな顔をしていたのだろう。
麗香視点
なんか心も体もボロボロだった。
でもそれ以上に弟はつらい思いをしたんだ。
なんで私がつらい思いをしてるんだろ。
なんで、弟が死ぬ必要があったんだろ。
ごめんね。いいお姉ちゃんじゃなくて。
ふと、瑞希の方をみた。
なんだか、どこかが欠けたような。
そんな顔だった。
病院に連れて行った後の記憶はあまり覚えていない。
ただただ、ぐちゃぐちゃな感情が交差していた。
隣をみると、希望も絶望もないような目でこちらをみる、麗香がいた。
その刹那。
俺はどんな顔をしていたのだろう。
麗香視点
なんか心も体もボロボロだった。
でもそれ以上に弟はつらい思いをしたんだ。
なんで私がつらい思いをしてるんだろ。
なんで、弟が死ぬ必要があったんだろ。
ごめんね。いいお姉ちゃんじゃなくて。
ふと、瑞希の方をみた。
なんだか、どこかが欠けたような。
そんな顔だった。