『馬鹿だよねぇ』本当に『馬鹿だ』無造作に広がる死体に声を掛ける。青い月が彼女をテラシ彼女はこう言う『若しあの月のように青く光れたら良いのに』私はもう赤く紅く染まってその赤が乾いて黒く濁りそして醜くなる『アタシハ何時自由二ナルンダロウ？』アタシハ，アタシは，私は｢おや，そこに居るのは夜道の黒猫さんでは無いですか？｣「アナタ誰？」私知らない否知ってる「嗚呼分かった分かっちゃった貴方フョードルでしょう？フョードル・ドストエフスキーでしょう？」あの天人五衰のと言おうとした時彼女は天空カジノに居た｢ここ何処ここ何処ここ何処？…知ってる知ってる知ってる!!ここは天空カジノでしょう？そうしてここに連れてきたのはニコライ･ゴーゴリーそうしてこの天空カジノを支配しているのは確かシグマだったかな？確か本から生まれた存在のはずなんだけど，どう？合ってる？｣｢あなたはどこまで知っているのですか？私はあなたの事などあまり知らないというのに｣｢私のことが分ける人はいないよだって誰にも言っていないし分かるわけないから｣｢何故です？｣この言葉の意味がわかるわけが無いだって分かってしまったら相手は｢分からないなら分からないでいいの｣｢それより家に帰ってもいい？そろそろ帰んないとヤバいの｣｢大丈夫です。貴女が[漢字]天人五衰[/漢字][ふりがな]此処[/ふりがな]に入れば良いのですから｣｢やだ。私は何処にも所属しずにただ殺しをしたいの｣さようならその言葉を最後に彼女は消えた。｢逃げられましたか｣｢良かったの？｣｢ええ面白いものが見れたので｣｢そっ｣天空カジノにはそんな会話が広がる。そうしてフョードル・ドストエフスキーのなにか企んでそうな笑みが浮かべられていた