『……ふ～ん、やるやん。てか、改めて聞くとだっさいな〜その二つ名笑あとその情報どこから入っとるん？怖いんやけど』
帝「え！？関西弁！？」
『せやで。うち、京都出身やってん。もともと関西弁喋っとったんやけど、中学生なって上京したら、周りの子み～んな標準語やってん。それでうちも標準語話すようなったんよ』
帝（凄い…本物の関西弁だ……)
絵「案外すんなり認めてくれるんだな」
『うちのことなんやと思おてんの？』
絵「で、なんでサッカー辞めたんだ？ケガをしたわけでもないだろ？」
うちの発言無視しやがったな……？？
『……家庭の事情。それ以上は教えない』
絵「ふ～ん…まぁいいや。でもサッカー経験あるならアナリストも出来るでしょ？それに、○○ちゃんは洞察力がずば抜けてるからね。」
『そうなん？うち、自覚ないんやけど』
絵「それでいい。お前の能力を思う存分発揮してくれ」
絵心は真面目な顔をして、うちをまっすぐ見て言う。
『…はいはい、分かったからお前呼びやめぃや』
絵「じゃ、これに仕事内容について書いてあるから」
『やから無視すんなや』