「次はどこ行くの？」
「私が聞いた話だと、この大陸じゃない所に魔王は居るみたい」
「じゃあ海を渡るって事？」
「そう言う事ね」
と、言う訳で港町に来たよ！丁度馬車が走ってたから乗せてもらったの。
「●●ちゃん！クリスちゃん！お腹が空いた！なんか食べようよ！」
「そうね。何かあるかしら？」
「うーん…あ、フィッシュ&チップスとかは？」
あれは美味しいよね。
「そうしましょう！」
港町と言えばフィッシュ&チップスだよね？
「頂きまーす！」
お店に到着！
「あ、お嬢さん達！」
「すみませんナンパは受け付けておりませんので」
「違うんだ！その…」
「サイン？」
「いやそうだけどでも違うけど…」
[小文字]「この人何が言いたいのかしら？」[/小文字]
[小文字]「さぁ」[/小文字]
変な人だな…
「その、玄武様を倒した人達だよね？」
「倒したんじゃなくて、操られてるのを助けたんだよ？」
攻撃は…したけどね。でも噂が広まるのって早いね。
「だから…その、僕冒険者に憧れてるんだ」
「あら頑張って。私応援するわよ」
「えーと…ぼ、僕も着いて行って良いかな？」
…？
「[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]は何なの？」
「僕は[漢字]錬金術師[/漢字][ふりがな]アルケミスト[/ふりがな]だよ」
「[漢字]錬金術師[/漢字][ふりがな]アルケミスト[/ふりがな]ねぇ…」
[小文字]「どうする？」
「でも材料とかは大事だよ」
「そうね」[/小文字]
「あ、名前はなんて言うの？」
「僕はバジルだよ」
「じゃあバジル！一緒に行こ！」
「やったー！」
[小文字]「凄い喜ぶわね…」
「そうだね…」[/小文字]
何はともあれ、[漢字]錬金術師[/漢字][ふりがな]アルケミスト[/ふりがな]のバジルが仲間になりました！