- 閲覧前にご確認ください -

続編です。前のを見ていない方は
https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=130&no=1
をご覧ください。

フィクションです。

文字サイズ変更

オタクは今日も恋をする〜続編〜

#9


…[漢字]3次元[/漢字][ふりがな]現実[/ふりがな]なんて忘れてしまえば良い。
私はそう思った。
その時──。
ガシャン!
何かが割れた音がした。
花瓶だった。

それに気づいた私は欠片を拾おうとしたが、
「痛っ」
指が切れてしまった。
「大丈夫か?」
先生が心配してくれた。


一枚の欠片が拾われた。
見上げると慎二くんだった。
「大丈夫?怪我してるから救急箱持ってくるね。」
「ありがと…」
泣きたくなった。
こんなに優しくしてくれる人はいないから。
現実のクラスメイトは全員、優しくない。
だけど今泣いたら推しが…

「はい。」
「ありがと…」
絆創膏を貼ろうとした時、
「いいよ、やるから。」
…え?


「よし、これでオッケー。」
「色々ありがとう。」
「良いよ。だってー。」
慎二くんは何か言おうとしたけど他の人がいたので言うのをやめた。

2023/12/11 22:49

柚夏 ID:≫91YYGRbRUeQ9I
小説を編集
/ 105

コメント
[17]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL