あー。早く秋にならないかな。[小文字]（修学旅行目当て）[/小文字]
勉強ムズ。

あれれ？今5月の終わりじゃん！

[小文字]先生[/小文字]「今日は修学旅行の班決めをやります。班は自由です。５人〜8人がいいです。」[水平線]私には「自由班決め」は苦い思い出しかない。

[斜体]〜結月の過去〜[/斜体]

[小文字]クラスメイト１[/小文字]「〇〇ちゃんー！一緒に組もー！」
[小文字]クラスメイト2[/小文字]「結月ちゃんはどうする？」
[小文字]クラスメイト3[/小文字]「え？あの子って1人好きじゃん。1人でよくない？」
[小文字]クラスメイト[/小文字]「確かにw」

[小文字]先生[/小文字]「結月さんが余ったね。じゃあこの班でいいかな？」
嫌だった。先生が言った班は私をいじめる奴らだもん。
先生、分かってないの？味方じゃないの？

[小文字]クラスメイト3[/小文字]「先生。嫌です。向こうの班でいいでしょ。」
[小文字]クラスメイト4[/小文字]「こっちだって嫌だよ。」

限界。
「先生。みんなが私を嫌がるので私、○んでもいいですか？」
私は静かに言った。
「結月さん、それは絶対してはいけない。」
先生は怒った口調で言った。




はぁ。また1人か。

[小文字]慎二[/小文字]「結月、一緒にやろう。」
推しが手を出してきた。

（握手……？）
[小文字]結月[/小文字]「うんっ！」
私は手を握った。