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悪役令嬢が出てきます。言葉が多少悪いかもしれません。

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私は、傲慢の悪役令嬢なり。

#7

七話「悪役令嬢はお断りしますわ〜!」

ユーマ『…ヘアンナ、悪いが俺と結婚してくれ。お願いだ!』

ヘアンナ『へ、あ、え?』

…すごく気まずい状況となった。この状況で、私に婚約を申し込むか?…婚約…?こ、婚約…!?

わたしには、婚約なんてあり得ないと思っていたのだが、まさかの…?いや、でもユーマはルート様と…。

少し頭を整理しないといけない。まず、ユーマは私に浮気していることがバレて、ルート様はユーマを信用出来なくなって、で、今ユーマが必死な状態の時に婚約を申し込んだ、と…。

まあまだあんまり頭が整理できてないが、ユーマがないているようなので、返事を返した。

もちろん…。

ヘアンナ『浮気した人と結婚できるはずありませんわ!ごめんなさいユーマ。ユーマの愛は私に届いていなかったみたい。』

ルート『ヘアンナ様…!ありがとうございます…!』

ヘアンナ『いえいえ、礼は結構。』

ユーマ『ヘアンナ…!!』

ユーマはそのあと、ユーマのお母様によって長時間叱られたそうだ。

そして、ユーマとルート様は離婚し、今後私に近づくことを禁じられたそうだ。

[水平線]

私が悪役令嬢に転生してから、一週間以上が経過した頃だった。

私が優しくなった噂はどんどん広まっていた。広範囲に、じわじわと。

今は平凡な暮らしをしている。最近になると、パーティーも女子会も、お食事会も、しっかりと悪役令嬢っぽく暮らしていた(はず)。

ルート様ともあの後仲良くなることができ、今は結構な頻度で会っている。ユーマは…、今は何をしているかは知らないけれど、悪事がバレて、今は王子様という立場から降りてもらう可能性があるそう。

まあこんなに可愛い女の子に酷いことしたから、そりゃそうだ…。と納得した。それに、ユーマは部屋から一切出てこないんだそう。流石にそれは驚いたけれども、一体なんでなんだろうという疑問の方が大きかった。

今、私とメイドは部屋にいた。

メイド『…、お嬢様。前より何故だか優しくなりましたね。』

メイド『…!すみません、失礼なことを…。』

ヘアンナ『いいのよ。』

…それにしても、時間に限界が出てきたかもしれない。悪役令嬢っぽく演じているはずなんだけれども、悪役令嬢っぽさが無くなってきているというか…

悪役令嬢を辞めると言っても、ヘアンナ様に迷惑がかかるし、ヘアンナ様は悪役令嬢になりたいわけじゃないんでしょうけど、この生活の方が気楽なのでしょうね…。

メイド『それにしても、何故王子様からの婚約のお断りを?王子様と結婚したら、良い事が沢山あった気がします。』

ヘアンナ『まあ。今のユーマの現状をご覧あれ。こんなやつと結婚したら、もちろんあなたが言う通り、良い事も起きると思うわ。けれども、悪い事がたくさん到来する気がするの。』

メイド『そうですね、部屋から出てこないそうですし…。』

私はメイドとの会話を楽しんだ。

作者メッセージ

タイトルに悩みすぎて、タイトルで30分はかけていました…。
読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/01/24 15:13

縺薙≠繧九s ID:≫99Fmr9WYuqwdc
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