鏡像世界を知りたい10000歳の冒険者
ゲナウ「第一次試験合格者は計6パーティー18名。」
「現時点を以て第一次試験を終了とする。」
「第二次試験は3日後だ。詳細については追って通達する。」
「以上だ。解散。」
シュタルク「…うーん…」
ゼノス「起きろ小僧。」
シュタルク「…夕方か…だらだらするのも悪くはないな…」
「…なんだ?」
「フェルン。一級魔法使いの試験に行ってたんじゃ…」
フェルン「第一次試験が終わって昨日の夜に帰ってきました。」
「シュタルク様。今、夕方ですよね。」
「寝てたでしょ?」
シュタルク「……」
フェルン「夜更かししたの?」
シュタルク「……はい。」
フェルン「他には?」
シュタルク「…夜中にジュースも飲みました…」
「ごめん!ごめんってば!」
フリーレン「あーあ。怒らせちゃった。」
フェルン「フリーレン様もさっき起きたばかりですよね?」
フリーレン「飛び火した…」
「こりゃ今日はフェルンのご機嫌取りだね。」
●●「フェルンどこ行くー?」
フェルン「なにか美味しいもの食べに行きましょう。」
フリーレン「ちょっと高いけど前ヒンメル達と来た時に」
「いい店を見つけたんだよね。」
シュタルク「それ80年以上前のことだろ。まだあるのかよ…?」
フェルン「本当にデザートをいくらでも頼んでいいんですか?」
フリーレン「いいよ。」
リヒター「…デンケン。フリーレンだ。」
デンケン「放っておけ。楽しそうではないか。」
「食事は楽しんでするものだ。儂らもそのために来た。」
フリーレン「…なんだよ。あれだけ意気込んでおいて味変わってるじゃん。」
「でももっと美味しい味を探す手間は省けた。」
「あのときよりも、ずっと美味しい。」
デンケン「野菜も食べんといかんぞ。」
リヒター「完全にお爺ちゃんじゃねーか…」
フェルン「美味しかったですね。フリーレン様。」
フリーレン「機嫌直って良かった…」
シュタルク「ところでお金は大丈夫なのか?」
フリーレン「ヘソクリなくなっちゃった…」
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