鏡像世界を知りたい10000歳の冒険者
カンネ「疲れた…」
ラヴィーネ「だらねがねぇな。」
フリーレン「少し休憩しようか。」
ラヴィーネ「アタシはまだ動けるから先見てくるよ。」
カンネ「まとまっていたほいが安全だって。」
ラヴィーネ「うっせぇな。それだと効率悪いだろうが。」
フリーレン「……」
「ラヴィーネは強いの?」
ラヴィーネ「コイツよりはな。」
カンネ「やんのかコラ?」
フリーレン「私と比べたら?」
ラヴィーネ「アンタとは戦いたくねぇ。」
フリーレン「なるほど。いいよ。見てきな。
「危なくなったら戻ってくること。」
ラヴィーネ「ああ。」
フリーレン「それと空には気を付けてね。」
ラヴィーネ「わかってるよ。」
カンネ「?」
フリーレン「はぁ…」
『このパーティー大丈夫かな…』
カンネ「フリーレン、なんだか先生みたい。」
「リーダーに向いているんじゃない?」
フリーレン「カンネ達が喧嘩しているせいだよ。」
「仕切りたい訳じゃない。」
カンネ「ごめんね。私達、昔からこんな感じなんだ。」
「ところで空に気を付けろってどういうこと。」
フリーレン「そのままの意味だよ。」
「魔力探知苦手?」
カンネ「なんで?」
ラヴィーネ「おい。」
フリーレン「早いね。」
ラヴィーネ「隕鉄鳥見つけたぜ。」
フリーレン「よくやったラヴィーネ。じゃあよく観察して…」
「…観察しろって言ったのに…」
「逃げられるね。」
ラヴィーネ「いいや。上出来だぜカンネ。」
フリーレン「へぇ…やるじゃん。」
「でも、そろそろ伏せたほうがいいかも。」
ラヴィーネ「は?なんで…」
フリーレン「隕鉄鳥は極めて頑丈で最大飛行速度は音速を超える。」
「あの程度の高速じゃ無意味だよ。」
「捕らえるにはよく観察する必要がある。」
「今日一日は隕鉄鳥の観察に使うよ。」
ラヴィーネ「まじかよ。もう見えねぇぞ。」
カンネ「惜しかったね。」
フリーレン『カンネが水を操りラヴィーネがそれを凍らせた。』
『息を合わせたような的確なタイミング。高度な連携だ。』
『一朝一夕でできるようなものじゃない。』
『どうなることかと思っていたけれどもこれならなんとか…』
ラヴィーネ「すぐに追うぞ。」
カンネ「それより湖の周りを__」
フリーレン『駄目だ…また喧嘩してる…』(しょぼーん顔)
カンネ「…ん…何か音が…」
「…あれ。フリーレンがいない。」
「やっぱりこれって小さいけど雨音だ…」
「降っていないのになんで…」
「…あ。そういうことか。ってことはもしかして__」
「⁉」
「魔物‼」
「あ…杖…」
「…ラ、ラヴィーネ。」
フリーレン「空には気を付けろって言ったでしょ。」
「落ち着いた?」
カンネ「うん。」
フリーレン「ラヴィーネの名前を呼んでいた。」
「ラヴィーネのこと嫌いでしょ。」
カンネ「そうだね。」
フリーレン「だよね。なのにどうして二人は連携が取れているんだろう?」
「不思議だ。」
カンネ「…私ってさ、意外と臆病でいざって時に」
「何もできなかったりすることがよくあるんだ。」
「初めての飛行魔法の実習の時もそうだった。」
その頃、、
●●「音速はっや!」
メトーデ「は、はやいですね、、、。どうしましょうか、。」
●●「私にまっかせなさい!作戦立てるよー!」
作戦を立てていた、、!
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