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オタクは今日も恋をする
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オタクは今日も恋をする〜続編〜
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オタクは今日も恋をする3

こう読んだ方が◎


作者のテンションが異常になる時がありますが温かい目で見てやって下さい。

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オタクは今日も恋をする 3

#9


[小文字]莉音[/小文字]「最近、慎二くんと目が合うんだよね。脈アリかな?」
[小文字]結月[/小文字]「……あるんじゃない?」
[小文字]莉音[/小文字]「何でそんな興味無い感じなの?……もしかして慎二くんのことが好きとか……?」
[小文字]結月[/小文字]「違うって。ただの友達だって。」
はぁ。だから莉音ちゃん、苦手なんだよな……

[小文字]莉音[/小文字]「あ、もしかしたら告れるかも!」
私は苦笑いをした。
[小文字]莉音[/小文字]「[小文字]うーん……どうしよっかなー。よし!決めた![/小文字]告ってみる!」

[斜体]〜莉音side〜[/斜体]
早速今日!
[小文字]莉音[/小文字]「慎二くん……」
[小文字]慎二[/小文字]「ん?」
[小文字]莉音[/小文字]「あの……放課後、屋上に来てほしい。」
[小文字]慎二[/小文字]「あ、ああ。」

[斜体]〜慎二side〜[/斜体]
[小文字]莉音[/小文字]「慎二くん……」
急に莉音に呼ばれた。
[小文字]慎二[/小文字]「ん?」
[小文字]莉音[/小文字]「あの……放課後、屋上に来てほしい。」
まさか……告るとかじゃないよな。
まあ、とりあえず行こう。
[小文字]慎二[/小文字]「あ、ああ。」

[斜体]〜莉音side〜[/斜体]
[小文字]慎二[/小文字]「で、どうした?」
[小文字]莉音[/小文字]「あ、あの──私と付き合って下さい!」
私は思いっきり言った。
すると、慎二くんは、思いがけないような言葉を出した。
[小文字]慎二[/小文字]「ごめん。無理。」
──え?何だったの?視線を感じたのも、下の名前で呼ばれたのも。
[小文字]莉音[/小文字]「な、何で……?」
私は恐る恐る訊いた。
[小文字]慎二[/小文字]「俺、付き合ってるんだ。」
多分アイツだろう。
[小文字]莉音[/小文字]「……まさか……結月ちゃん⁈」
[小文字]慎二[/小文字]「……[小文字]うん[/小文字]……」
[小文字]莉音[/小文字]「へー。あんな奴のどこが好きなの?私より運動できないし、静かだし、リアクション薄いし。慎二くんはあんな奴のどこが──。」
言いかけた瞬間、
[小文字]慎二[/小文字]「やめろ。結月の悪口を言うな。俺は、人の悪口を言う人が1番嫌いだ。」
と慎二くんが初めて怒った。
[小文字]莉音[/小文字]「あ……」
慎二くんは屋上階段の方へ歩いていった。
[小文字]莉音[/小文字]「待って!慎二くん!待って!」
そう私は言ったが、慎二くんは振り向かずに屋上階段のドアを閉めた。

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

莉音はぶりっ子設定です
(ウザくてすみません……書いている自分もウザいと感じます……)

2024/05/02 21:48

貴志柚夏 ID:≫9820tLSVMWUTw
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