幼馴染のいる男バレで女子マネージャーを務めます!
タンタンタン…
ガヤガヤ
上履きで廊下を歩く特有の音と生徒の声が鳴り響く。学校生活初日といえど、みんなある程度友達作りに励んでいるようで。どうしよ…私も誰か友達作っといたほうが良さそうだったかな…。そんな人混みの中、ずば抜けて背の高いトサカ頭の幼馴染とその横を気だるそうに歩く金髪の幼馴染。その後ろを歩く155cmの少女。何をどう見たって接点がなさそうな3人組である。なので今こちらに向けられている怪訝な目線は仕方がないのかもしれない。
「ねぇ、もう体育館の片付けとか終わってるの?今日入学式で使ったばっかだけど」
孤「いや、多分まだ終わってない」
黒「そーそー。だから毎年、俺ら男バレが部活前に片付けすることになってんの」
孤「…まぁどの部活動よりも一番体育館使わせてもらってるしね」
「へぇ~そうなんだ。じゃ私も手伝うよ」
孤「えっいいの?終わるまで待ってればいいのに」
「いや~人手はあったほうがいいじゃん?」
黒「そんなら、ぜひ手伝ってもらおうかな」
そうこう話しているうちにもう体育館に着いた。もう片付けが始まっているのか中はなんだか賑やかだ。…楽しそう。
ガラッ
黒「わりー遅れた」
孤「……」
もう研磨片付け始めてる…早く済ませたいのかな笑。
夜「おー来たか。…?その子誰?」
「!あのっ男バレのマネージャーやりたくて見学に来ました!よろしくお願いします!」
部員「「「「‼‼」」」」
夜「…まじで?よっしゃ…!」
虎「うおぉぉぉ!!ついにウチにも女マネがっっ…!!」
福「……!」
海「そうか~じゃこれからよろしくな」
おぉなんか、あれだな、めっちゃ歓迎されてるな。そんなに?
「…ねぇ研磨、なんかすごい思ってた以上に歓迎されてるっぽいんだけど…なにゆえ?」
「あー、多分去年も一昨年もマネージャーいなかったらしいから。だからじゃない?(あと女子だし)」
「へーっそうなんだ。なるほどね…」
なんか嬉しいな。こんなにも嬉しそうにされると照れちゃうな。
「男バレ、みんないい人そうだね」
孤「うん、みんないい人だよ。…ちょっと騒がしいかもだけど面白いし」
「ふ~ん…」
研磨が笑った…学校で…珍しっ
…じゃなくて、片付け手伝いに来たんだった。なにか運んだりすればいいのかな。えーと…
ドンッ
「「!?」」
「いってて…」
?「うわぁっ!すみません、大丈夫ですかっ」
いったぁ〜…派手に尻もちついたな…
振り向いた拍子に誰かとぶつかったのか。立たなきゃ──
「あぁ、大丈夫です大丈夫…」
──カクッ
ストン。…あれ?……立たなきゃ…、?まって"立つ"ってどうやるんだっけ……
?「ホントに大丈夫ですか?手ぇ貸しますよ」
「すみません、ありがとうございます…」
あ、立てた。なんだったんだろ、さっきの。
「すみません、急にぶつかって…手、貸してくれてありがとうございましt…」
え、でっっか。ん?大きすぎない?2mあるんじゃないの、これ。
「…あ、俺、灰羽リエーフっていいます。1年です。俺の方こそぶつかってすみませんでした」
「あ、いやいや大丈夫。こっちこそごめん。私の不注意だし。えと私、白藤まお。ていうか、同じ1年なんだね。灰羽くん…は男バレ入るの?」
「!うん!だから今日見学に来たんだ」
「そっか。私、男バレのマネージャーやりたくて見学に来たんだ」
「へぇ、マネージャー!じゃあこれからよろしく!」
「うん、こちらこそよろしく」
黒「まおー悪い、ちょっとこっち来れるー?」
あ、クロだ。行かなきゃ。
「ごめん、呼ばれちゃった。また後でね!」
「うん!」
やった~入学式早々友達できちゃった♪しかも名前からしてハーフっぽかったし。めっちゃ背ぇ大っきかったな…。また話せたらいいな〜
ガヤガヤ
上履きで廊下を歩く特有の音と生徒の声が鳴り響く。学校生活初日といえど、みんなある程度友達作りに励んでいるようで。どうしよ…私も誰か友達作っといたほうが良さそうだったかな…。そんな人混みの中、ずば抜けて背の高いトサカ頭の幼馴染とその横を気だるそうに歩く金髪の幼馴染。その後ろを歩く155cmの少女。何をどう見たって接点がなさそうな3人組である。なので今こちらに向けられている怪訝な目線は仕方がないのかもしれない。
「ねぇ、もう体育館の片付けとか終わってるの?今日入学式で使ったばっかだけど」
孤「いや、多分まだ終わってない」
黒「そーそー。だから毎年、俺ら男バレが部活前に片付けすることになってんの」
孤「…まぁどの部活動よりも一番体育館使わせてもらってるしね」
「へぇ~そうなんだ。じゃ私も手伝うよ」
孤「えっいいの?終わるまで待ってればいいのに」
「いや~人手はあったほうがいいじゃん?」
黒「そんなら、ぜひ手伝ってもらおうかな」
そうこう話しているうちにもう体育館に着いた。もう片付けが始まっているのか中はなんだか賑やかだ。…楽しそう。
ガラッ
黒「わりー遅れた」
孤「……」
もう研磨片付け始めてる…早く済ませたいのかな笑。
夜「おー来たか。…?その子誰?」
「!あのっ男バレのマネージャーやりたくて見学に来ました!よろしくお願いします!」
部員「「「「‼‼」」」」
夜「…まじで?よっしゃ…!」
虎「うおぉぉぉ!!ついにウチにも女マネがっっ…!!」
福「……!」
海「そうか~じゃこれからよろしくな」
おぉなんか、あれだな、めっちゃ歓迎されてるな。そんなに?
「…ねぇ研磨、なんかすごい思ってた以上に歓迎されてるっぽいんだけど…なにゆえ?」
「あー、多分去年も一昨年もマネージャーいなかったらしいから。だからじゃない?(あと女子だし)」
「へーっそうなんだ。なるほどね…」
なんか嬉しいな。こんなにも嬉しそうにされると照れちゃうな。
「男バレ、みんないい人そうだね」
孤「うん、みんないい人だよ。…ちょっと騒がしいかもだけど面白いし」
「ふ~ん…」
研磨が笑った…学校で…珍しっ
…じゃなくて、片付け手伝いに来たんだった。なにか運んだりすればいいのかな。えーと…
ドンッ
「「!?」」
「いってて…」
?「うわぁっ!すみません、大丈夫ですかっ」
いったぁ〜…派手に尻もちついたな…
振り向いた拍子に誰かとぶつかったのか。立たなきゃ──
「あぁ、大丈夫です大丈夫…」
──カクッ
ストン。…あれ?……立たなきゃ…、?まって"立つ"ってどうやるんだっけ……
?「ホントに大丈夫ですか?手ぇ貸しますよ」
「すみません、ありがとうございます…」
あ、立てた。なんだったんだろ、さっきの。
「すみません、急にぶつかって…手、貸してくれてありがとうございましt…」
え、でっっか。ん?大きすぎない?2mあるんじゃないの、これ。
「…あ、俺、灰羽リエーフっていいます。1年です。俺の方こそぶつかってすみませんでした」
「あ、いやいや大丈夫。こっちこそごめん。私の不注意だし。えと私、白藤まお。ていうか、同じ1年なんだね。灰羽くん…は男バレ入るの?」
「!うん!だから今日見学に来たんだ」
「そっか。私、男バレのマネージャーやりたくて見学に来たんだ」
「へぇ、マネージャー!じゃあこれからよろしく!」
「うん、こちらこそよろしく」
黒「まおー悪い、ちょっとこっち来れるー?」
あ、クロだ。行かなきゃ。
「ごめん、呼ばれちゃった。また後でね!」
「うん!」
やった~入学式早々友達できちゃった♪しかも名前からしてハーフっぽかったし。めっちゃ背ぇ大っきかったな…。また話せたらいいな〜
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