二次創作
幼馴染のいる男バレで女子マネージャーを務めます!
生まれつき体が弱かった。うまく体に力が入らなくて、転ぶことなんてしょっちゅうだった。とはいってもそれは小学校低学年頃までで、小中学校のほとんどの生活は何不自由なく過ごせていた。
なのに、どうして。なんで今なの──
幼馴染の研磨が高校に入学して1年。クロは2年。
春から新高1生となる私は喜びと期待に胸を弾ませていた。
私の担任教師である人物が、生徒の名前を呼ぶ今はそう、入学式である。
あぁ〜やっとあの音駒高校に通える!音駒は男バレの強豪校で、昔春高にも出場したことがある。そんな憧れの学校に入ってやりたいことはただ一つ──。
──「白藤まお」
「はい!」
男バレのマネージャーを務めること!
キーンコーンカーンコーン──
午後のホームルームも終わり、まだグループが作られ途中の教室には、早速に帰宅する子や友達と話している子、それこそ私のように話し相手のいないまま特に何もしてない子でまちまちである。
でも何を隠そう、ここからが私が今日一番に楽しみにいているこt─
ガララッ
「白藤サンいますかー?」
「!クロ!」
見慣れたトサカ頭に見慣れた制服。研磨はいないのだろうか。なんか後ろに金髪姿が見えるけど、クロこんな友達いたっけ?
「研磨はー?まだ来てない?」
「…、ここにいるよ」
「!?」
えっ。あっ。金髪…え金髪?顔は研磨だ…てゆうか本人。
「えっ!あー気づかなかった!染めたの?いいじゃん!キレーだね!」
「まぁちょっと…ね」
「なにをそんなに照れてんだお前は笑」
「クロ知ってたの?教えてくれればよかったのにー!」
「いやー研磨がどーしてもお前の入学式に見せたいって言うから」
「ちょやめてよ恥ずかしい…」
そっかー研磨が髪染めたかー。いいなー私も染めよっかな。
「ところでお前部活見学するだろ?準備して行こーぜ」
「うん!」
そうだそうだ。見学!今日から二週間くらい新入生には部活動見学(体験)の時間がある。昨日クロと研磨に連絡して迎えに来てもらう約束だったんだ。やーっ楽しみだなぁ~!!
「…よかったじゃん。髪褒めてもらえて笑」
「うん。…うれしい」
「ごめーん、おまたせ。行こっか!」
「おー」
このときの私には知る由もなかった。思うように体が動かなくなる、あの恐怖を。
なのに、どうして。なんで今なの──
幼馴染の研磨が高校に入学して1年。クロは2年。
春から新高1生となる私は喜びと期待に胸を弾ませていた。
私の担任教師である人物が、生徒の名前を呼ぶ今はそう、入学式である。
あぁ〜やっとあの音駒高校に通える!音駒は男バレの強豪校で、昔春高にも出場したことがある。そんな憧れの学校に入ってやりたいことはただ一つ──。
──「白藤まお」
「はい!」
男バレのマネージャーを務めること!
キーンコーンカーンコーン──
午後のホームルームも終わり、まだグループが作られ途中の教室には、早速に帰宅する子や友達と話している子、それこそ私のように話し相手のいないまま特に何もしてない子でまちまちである。
でも何を隠そう、ここからが私が今日一番に楽しみにいているこt─
ガララッ
「白藤サンいますかー?」
「!クロ!」
見慣れたトサカ頭に見慣れた制服。研磨はいないのだろうか。なんか後ろに金髪姿が見えるけど、クロこんな友達いたっけ?
「研磨はー?まだ来てない?」
「…、ここにいるよ」
「!?」
えっ。あっ。金髪…え金髪?顔は研磨だ…てゆうか本人。
「えっ!あー気づかなかった!染めたの?いいじゃん!キレーだね!」
「まぁちょっと…ね」
「なにをそんなに照れてんだお前は笑」
「クロ知ってたの?教えてくれればよかったのにー!」
「いやー研磨がどーしてもお前の入学式に見せたいって言うから」
「ちょやめてよ恥ずかしい…」
そっかー研磨が髪染めたかー。いいなー私も染めよっかな。
「ところでお前部活見学するだろ?準備して行こーぜ」
「うん!」
そうだそうだ。見学!今日から二週間くらい新入生には部活動見学(体験)の時間がある。昨日クロと研磨に連絡して迎えに来てもらう約束だったんだ。やーっ楽しみだなぁ~!!
「…よかったじゃん。髪褒めてもらえて笑」
「うん。…うれしい」
「ごめーん、おまたせ。行こっか!」
「おー」
このときの私には知る由もなかった。思うように体が動かなくなる、あの恐怖を。
このボタンは廃止予定です