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ヒロアカの夢小説です

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二次創作
冷静すぎる魔女ヒーロー

#2







一位宣言をした○○は思った、




『あいざーさん、他の生徒は?』


「あぁ、直にくる」


『直にって.....教師だろ.....』





なんで連れてきてないんだよ、と思った矢先、他の生徒たちが出てきた。
その姿を見た○○はため息を吐いた。
雑談をしながらくる者、注意をする者、イライラしている者.......全員バラバラになって、歩くのが遅い





『非合理的だわ、ほんっと』












他の生徒たちが集まり、相澤が話をしていた




暑い.....眩しい.....まだ4月.....そう思い、日傘を取り出し、相澤の横にしゃがんだ(相澤は早くもどれの顔)





それから相澤に言われた言葉を繰り返すように叫んだ





「個性把握テストォ!??」

「入学式は!??ガイダンスは!?」


「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」


「…!??」
『(うるさい....)』




聞き返した人に冷静に返す相澤








「雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り。ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈。中学の頃からやってるだろ?『個性』禁止の体力テスト。国は未だ画一的な記録を取って、平均を作り続けてる。合理的じゃない」





まあ、文部科学省の怠慢だよ、と彼は続ける












「爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった」

「67m」

「じゃあ『個性』使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ。思いっ切りな」


「んじゃまあ―…………………死ねぇ!!!!」





……死ね?なぜ……こわ……と彼の台詞に驚きつつ






相澤のほうへ視線を戻すと、彼のたたき出した数値にみんなは目を見開かせた

















「まず自分の“最大限”を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

「なんだこれ、すげー面白そう!」

「705mってマジかよ」

「『個性』思いっ切り使えるんだ!!!さすがヒーロー科!」





するとその言葉に相澤はピクリと反応をした後、ニヤリと口角を上げた





あちゃー、またあだ名ついちゃうじゃん







「面白そうか…。ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?よし、














トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し、除籍処分としよう」






"除籍マン"って








その言葉に、はあああ!?と皆が悲鳴をあげる













「生徒の如何は俺達の自由!ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」








まだ入学したばかりなのに、理不尽だ!という批判の声にもどこ吹く風
理不尽も何も.....じゃあ、全力だそーよ








「自然災害、大事故…身勝手な敵たち…。
いつどこから来るか分からない厄災。日本は理不尽にまみれている。
そういう理不尽を覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったなら『まっ.....w』....お生憎、これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。
















Plus Ultraさ。全力で乗り越えて来い!」




(相澤せんせーの口からマック.....w)
(お前は早く戻れ)
(はいはーい)












《第1種目 》50m走





各々の個性を使いこなし記録を伸ばすクラスメイト達




あるものは爆破あるものはレーザーを使いこなして




クラスメイトは全員で21人、50m走では2人1組で走るのだが奇数のためどうしても1人余ってしまう(推薦した人が悪い)





そうなると出席番号が最後の○○が1人で走ることになる





「○○、1人で走るか」

『1人で(てか、隣居ても変わんないし)』

「そうか」





スタートラインに立ち合図を待つ





最後の走者だからか自然と目線がそちらに向く





さらに走者は相澤に何かと特別視されてる美少女、ほとんどの人が彼女の個性を知らないため気になるのだろう






「START!」

『移(move)』






相澤が合図を出した時には、○○はゴール地点に立っていた




瞬きをする暇もなかった肉眼では追えない瞬間的スピード






全員が唖然とする中相澤は機械が出した数値を復唱する






「0秒3 (流石だな…)」

『いぇーい』







その場は一瞬静まり返り一気に湧き出す





「うぉぉ?!なんだあの速さ!??」

「ぼっ、俺よりも速い……」

「すっげぇなお前!!」





周囲が騒然とする中切島鋭児郎が声をかければ、かけられた本人は

『ん?どーも』

と、呑気に返事をしている








《第2種目》握力測定では"力(Power)"を使ったら、測定器が破壊され数値は測定不能となった(本人は脆くない?と言ってました)


《第3種目》立ち幅跳びは"風(windy)"で∞をたたき出した。







第4種目も終わり、次は








《第5種目》 ボール投げ






先ほど爆豪がデモンストレーションを行ったボール投げ






ここまでもじゃ緑が特に爪痕を残せていないことに気づき、○○は今年の最初は彼か、と思った






焦っている様子が遠目でも見て取れる。あのままボールを投げれば、おそらくまた腕が折れる





だが彼の目は焦りからか何も見えてはいないように見えた








....何故?除籍が掛かってるんだ、一般人は焦ってる、そんな思いを巡らせていたら





彼が個性を使おうとしているのが分かった



 


「46m」





ポテッと落ちたボールと同時に相澤が記録を読み上げる。確実に力を使おうとしてたであろう緑谷は、その記録に目を見開き震えている





(個性が消えた)






相澤の個性だと、○○は相澤を見た




個性を消し、捕縛武器で緑谷を縛り上げ近寄る相澤は言う






ヒーローが行動不能になっていいのか





誰かに助けてもらうつもりなのか





1人を助けて動けなくなるだけなら、ヒーローにはなれない














しかし、容赦ないそれらの厳しい言葉は











彼の中の可能性を開くトリガーとなった



彼がボールを投げようとする。相澤と○○は除籍確定だと分かっていて見ていた。


なのに、彼が投げた瞬間






ゾワッ






背中に何かが走った








「まだ…動けます!!」




まだ調節はできない緑谷だが、パワーを使う場所なら決められると、自分の指を見せて証明して見せた彼に相澤と○○の頬が上がる




「こいつ……!」


『っ........あはっ!』





興味が湧いた....!



















ボール投げを終えた緑谷に○○は移(move)を使って話しかけた





『ねぇ、名前は?』

「えっ....!!!??あっ、みみみっ、緑谷....出久、デス!!」


『ははっ、緑谷ね。私●●○○、好きに呼んで』


「ぇ、あっ、●●....さん」

『それ、痛い?』




それ、と彼女が指すのは先程折れた指




「えっ!?あ、あぁ、うん.....痛い、かな」




そ、と彼女は短く告げ








『治癒(healing)』







緑谷の指が優しい風に纏われる、そう思ったのは一瞬で、いつの間にか痛みが和らいでいた







『ん。痛み無くしただけだから、ちゃんとリカバリーとこ行ってきてね〜』





そう告げた彼女は直ぐ自分の位置に戻ってしまっていった。









それから種目は終わりトータルを出せば∞を出した○○が1位となった



除籍は合理的虚偽と言った彼にみんなが叫ぶ中、○○は嘘つきはいけないんだ、と小さく心の中でこぼした





でもそれには、理由があることも















(可能性、感じたんだよね?あいざーさん)




このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

はいどーもこんにちはnakoでーす。えー、今現在昨日の13時から寝てないご様子です。何故?普通に怪獣8号おもろいから。見事に鳴海隊長と、保科副隊長が推しになりました。推しにならん方がおかしい、なんやねんあの関西人に残念イケメン!めちゃくちゃかっこいいやないか!!髪を下ろしとう方も好きやし、上げとる方もイケメンやし!!糸目やし、関西弁やし、ヘラヘラしとるし、CV.河西健吾さんやし!フルセットやないか!!
もぉ....いややぁ......なんで推しばっか増えてくねん......

2024/07/27 07:27

nako@ハンガー推し ID:≫905K2bUGI9WHg
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