どーもどーも○○●●です!!
聞いて聞いて!!!
遂にだよ…
夏休みが昨日から始まったんだ〜!!!!
昨日で補習は終わったし!!!
めちゃめちゃ上機嫌〜♪











だったんだけど…
夏休み2日目から私、
○○●●は









風邪をひいてしまいました☆
いやさ!!!?ちゃんと
ワケはあるんだよ!!!!?

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

遡ること1日前…

[太字][大文字][大文字]ｻﾞｧｰｯ!!!!!!!!!!![/大文字][/大文字][/太字]

●●『いや、雨ヤバいな』
●●『折りたたみ持って
　　　　　　来てて良かった〜』
●●『…まぁ、普通の傘より　
　　　　　　小さいから多少は
　　　　　　　　　濡れるけど…』

[太字][大文字][大文字]ｻﾞｧｰｯ!!!!!!!!!!![/大文字][/大文字][/太字]

●●『…って、何だあれ?』


ネコ「ﾆｬｰ」　
●●『え、捨て猫!?』
●●『可愛いなこんにゃろ♡ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ』
ネコ「ｺﾞﾛｺﾞﾛ…」
●●『尊死すんね』
●●『…てか、このままに
　　　　　　　したら死ぬよな』
●●『それは、ダメだ!!!!』
●●『よし、連れてこ』
●●『寮の裏の屋根の下に
　　　　　　置いとけば雨には
　　　　　　　当たらないよな!!』
●●『雨上がったら良い
　　　　　　　里親、探そーぜ?』
ネコ「?」
●●『…とは言え、1人とダンボールに
　　　　　　　入った1匹じゃ、
　　　　　　この大雨、折りたたみ傘だけで
　　　　　　　　　　無事に生還はムリだな』
●●『うーん…』　
●●『あ』
　
[太字]ｶﾞｻｯ[/太字]

●●『よし、これでお前は
　　　　　　　　　濡れねぇな!!』
ネコ「ﾆｬｰ」
●●『私は大丈夫だよ』
●●『ネコより人間様の方が
　　　　　　　温かいんだから(^^)』
●●『…多分』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

そんで、見事に風邪を
ひいてしまいました…
　
[太字]らーいん☆[/太字]

●●『LINE…?』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

白布【●●】
●●【ん?白布先輩?】
●●【どしたの?】
白布【教科書返すから俺らの部屋来い】

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

あー…そーいえば…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

●●『〜♪』　
白布「あ、居た」
●●『え?白布先輩じゃん』
●●『どしたの』
白布「お前の補習、教科は?」
●●『ある前提で聞くの!!?』
●●『あるけど』
白布「あるのかよ」
●●『てか、急だね』
白布「数学じゃなかったら教科書
　　　　　　　　　　貸してくんね」
●●『数学なら苦手科目過ぎて
　　　　　　ガチ勉したから
　　　　　　　回避したし、良いけど…』
白布「それで他科目
　　　　補習になったのかよ」
●●『大丈夫、1科目だけだから!!』
白布「アホか」
●●『ひどっ!?!?』
●●『…でも、私の借りるって
　　　　　　　言ったって1年のじゃん』
白布「使うのは俺じゃねぇよ」
白布「牛島さんに勝負挑んで結局
　　　　毎回負ける、というか
　　　　勝算なんてある
　　　　わけねぇ1年バカと
　　　　花粉症を認めようとしない
　　　　2年バカが勉強教えろって
　　　　言ってきたんだよ」
白布「それなのに五色のヤロウ、
　　　　数学の教科書　
　　　　　失くしたんだとさ」
●●〘今、五色って言ったな〜〙
白布「新しい教科書、夏休みの
　　　　2〜3日目に届くんだと」
●●『なるほどね…』
●●『てか、頼むなら私
　　　　　　じゃなくて良くね?』
白布「お前以外にアテが無い」
●●『おー、ストレート』
白布「俺は1年100人と仲良くなるか、
　　　　牛島さん1人と関係を
　　　　　持つかだったら、迷わず
　　　　　　　　　　牛島さんを選ぶ」
●●『牛島先輩ガチ勢じゃんw』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

…ってなことあったな〜…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

●●【え、今日じゃなきゃダメ?】
白布【今、五色も一緒に居るから】
白布【謝罪させる】
●●【いや、こわw】
白布【お前に拒否権は無い】
●●【今ー私のーねがーい事がー♪】
●●【かなーうなーらばー♪】
●●【拒否権がほしーい☆】
白布【人権すーらなーい】
●●【ひど、でも
　　　　　　ノッてはくれんのね】
白布【じゃあ、来いよ】

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

●●『扱いよ…』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

●●『…』

…来てしまった…
…まぁ…すぐ入って、
すぐ出れば良い話だ…

[太字]ｺﾝｺﾝｺﾝ[/太字]

[小文字]白布「鍵開いてっから入れー」[/小文字]

[太字]ｶﾞﾁｬｯ[/太字]　

●●『さっきから私の
　　　　　　扱いクソ悪くね?』
川西「あれ、●●じゃん」

ﾋｮｺｯと顔を出す川西先輩…

五色「えっ!?!?●●!!!!?」

走ってこっちに来る工…
なんだろうか、いつもより
冷静に周りが見れる…

五色「まさか…●●まで
　　　　　　白布さんに…!!!!?」
川西「●●、今すぐ逃げろ
　　　　俺らの事は気にするな」
白布「ちげぇわバカ共」
白布「●●に教科書返すんだよ」
五色「あ、そーいえば…」


五色「これ、ありがとな!!」
●●『全然!!』
白布「おい五色」
白布「謝罪しろよ、●●に」
白布「床に頭つけて」
五色「え!?!?土下座は嫌です!!!!!」
白布「うっせー」
　
[太字][大文字]ﾄﾞｶﾞｯ[/大文字][/太字]

五色「い、痛いです!!!!!」
五色「これパワハラ
　　　　じゃないっすか!!!!!!!!」
白布「バカがパワハラとか
　　　　　言ってんじゃねー」
五色「理不尽!!!!」
●●『まーまー…』
●●『ほら、頭上げて工』
五色「うぅ…●●…」
五色「…って何か顔色悪くね?」
●●『え…?』
川西「あ、ホントだ」
●●『気のせいじゃないかな…?』
●●『あ…私行くね!!』
白布「おい、●●」
●●〘ヤバいやつだ…
　　　　　　　目眩する…
　　　　　　　　頭痛い…
　　　　　　心なしか熱っぽい…〙
白布「待てって!!」

[太字]ｶﾞｼｯ[/太字]

●●〘あ…ヤバ…い〙
●●『ﾌﾗｯ…』

[太字]ﾊﾞﾀｯ!!!![/太字]