ハイキュー学園、全員集合!!
●●『私、ちょっと前まで
不良やっててさ』
●●『あんまり上下関係好き
じゃないし、そこら辺の
区別は先輩って言葉で
一括りしてた訳』
岩泉「だから、先輩」
●●『そう、まぁ…実際の所は
敬語も嫌いだしね(^^)』
●●『って言っても、前の学校は
ここと違って校則厳しくて』
●●『不良だけど校則だけ破って、
勉強は頑張ってやるし、
先生の手伝いとかも
めっちゃしてる、
真面目な不良だったわけ』
●●『…なんだ真面目な不良って
…まぁいいや』
●●『そんな私も頑張って人と
関わろうとした』
●●『いうても不良だしね』
●●『勉強が嫌いな私はその
当時クラスメイトの
2人に勉強教えて
もらってた』
●●『勉強ホントに嫌いだけど
成績下げるわけに
行かなかったから』
●●『だけど2人は…良い環境に
いたわけじゃなかった…』
岩泉「…」
●●『…いわゆるいじめだよね』
●●『何となく気付いてた』
●●『だからどうにかしようとした』
●●『でも…なにもないって…
…ずっとはぐらかされた…』
●●『だから…自分でアクション…
…起こすしかないって思った…』
●●『…でも…手遅れだった…』
●●『…数日後に…意識がない
状態で病院に…
…2人は…運ばれた…』
岩泉「…」
●●『…自殺だってさ…でも息が
あったから…未遂で
終わった…不幸中の
幸いってやつかな…』
●●『それで私…無性に腹立って…
…いじめっ子にも…自分
にも…それで…我を
忘れてて…いや…こんなん
言い訳に過ぎないか…』
岩泉「…」
●●『私は…私は』
岩泉「…●●、落ち着け」
●●『…うん…』
●●『…いわば私は…』
●●『…人殺しなんだよ…』
岩泉「…」
●●『…実際は半殺しだったけど…
…あんまり変わんない…
…人殺しとも…[漢字]いじめっ子[/漢字][ふりがな]アイツら[/ふりがな]とも…』
●●『しかもその時
分かった事で…その…
…いじめは…私が恨み
買った…不良ばっかり集めて…
やってた…いわゆる
逆恨み…とかってやつだよ…』
●●『…それから私は…なにもかも
いやになって不登校…
…前の高校も中学近かったし…
…同じ人も多くて…
…行くの辞めた…』
●●『…だから少し離れた…
…ここに来た…』
●●『…別に誰を傷つけたい
わけじゃない自分の存在で…
…なにもかもが壊れてしまう…
…それ以上の悪夢ってなに…?』
●●『私は誰かを殺したいわけ
じゃない…下衆なことを
したいわけでもない…
…ただ…ただ…仲間のために
頑張る強くてカッコいい奴に
なりなかっただけなのに…
…それだけなのに…だから
辞めたかった…もう希望
なんて感じるのは…辞めたから…
…理想を見るのを辞めたから…』
岩泉「…」
●●『…なのに…それなのに…世間
一般には悪く捉えられる
私の存在を…誰も…誰も…
…否定してくれなかった…』
●●『…余計…真実を言うのが…
…怖くなった…』
●●『…でも皆は…あの人らは…
…ありのままの私を
受け止めるって言って
くれた…だから…元に戻る
のも…少しはありなん
じゃないかって…そんな
ことも思った…』
●●『…だけど…やっぱり…囚人に
付けられる足枷みたいに
重くて取れない過去を…
…忘れることなんて…
…簡単には…できない…
…から…もう良く…
…分かんないの…』
岩泉「…」
●●『…やっぱり…引くよね…』
岩泉「…お前カッコいいな」
●●『…え…?』
岩泉「今話してた●●は
本当の●●何だろ?」
●●『…多分…』
岩泉「だったら、今の
●●の方が断然良い」
岩泉「なにが過去だよ、変えられねぇ
ものばっかり見てどーすんだよ」
●●『…』
岩泉「そんなもの見ててなにになんだよ」
岩泉「勝手に塞ぎ込んで自分の存在
否定して、なにが面白いんだよ」
岩泉「確かに、そういう事実があった
かもしんねぇ、でも俺からは
お前が極悪だったりクズ
だったり、そんなどうしよーも
ねぇ奴には見えない!!」
岩泉「それが確かな事実だ!!」
岩泉「クヨクヨして苦しむ暇あったら
どうすれば幸せでいられるか
理想の自分であれるかを
考えろ!!話はそれからだ!!」
岩泉「他の奴らが否定しても、俺は
お前を否定しない!!
断固としてだ!!分かったな!!!」
●●『…そっか…』
●●『…決めた、自分に
嘘付くの、辞める』
●●『どうすれば全員幸せに
なれるか考える
自分もそれ以外も』
●●『岩泉先輩、ありがとう』
岩泉「礼を言われる程のことは
言ってねぇべや」
●●『先輩もカッコいいよ
私のヒーローなのかもね』
●●『じゃあそろそろ帰るよ!!
本当にありがとう!!』
岩泉「…」
岩泉「…ヒーロー…か…お前の方が
よっぽどヒーローみたいな癖に」
及川「ねぇねぇ岩ちゃん、
何かご機嫌じゃない?」
岩泉「まぁな」
及川「えー!!どーしたの、教えてっ!!」
岩泉「うるせぇ」
及川「岩ちゃん!!教えて!!」
岩泉「だまれグズ川」
及川「省略しないで!!」
岩泉「グズ及川」
及川「言い直さなくて良い!!」
不良やっててさ』
●●『あんまり上下関係好き
じゃないし、そこら辺の
区別は先輩って言葉で
一括りしてた訳』
岩泉「だから、先輩」
●●『そう、まぁ…実際の所は
敬語も嫌いだしね(^^)』
●●『って言っても、前の学校は
ここと違って校則厳しくて』
●●『不良だけど校則だけ破って、
勉強は頑張ってやるし、
先生の手伝いとかも
めっちゃしてる、
真面目な不良だったわけ』
●●『…なんだ真面目な不良って
…まぁいいや』
●●『そんな私も頑張って人と
関わろうとした』
●●『いうても不良だしね』
●●『勉強が嫌いな私はその
当時クラスメイトの
2人に勉強教えて
もらってた』
●●『勉強ホントに嫌いだけど
成績下げるわけに
行かなかったから』
●●『だけど2人は…良い環境に
いたわけじゃなかった…』
岩泉「…」
●●『…いわゆるいじめだよね』
●●『何となく気付いてた』
●●『だからどうにかしようとした』
●●『でも…なにもないって…
…ずっとはぐらかされた…』
●●『だから…自分でアクション…
…起こすしかないって思った…』
●●『…でも…手遅れだった…』
●●『…数日後に…意識がない
状態で病院に…
…2人は…運ばれた…』
岩泉「…」
●●『…自殺だってさ…でも息が
あったから…未遂で
終わった…不幸中の
幸いってやつかな…』
●●『それで私…無性に腹立って…
…いじめっ子にも…自分
にも…それで…我を
忘れてて…いや…こんなん
言い訳に過ぎないか…』
岩泉「…」
●●『私は…私は』
岩泉「…●●、落ち着け」
●●『…うん…』
●●『…いわば私は…』
●●『…人殺しなんだよ…』
岩泉「…」
●●『…実際は半殺しだったけど…
…あんまり変わんない…
…人殺しとも…[漢字]いじめっ子[/漢字][ふりがな]アイツら[/ふりがな]とも…』
●●『しかもその時
分かった事で…その…
…いじめは…私が恨み
買った…不良ばっかり集めて…
やってた…いわゆる
逆恨み…とかってやつだよ…』
●●『…それから私は…なにもかも
いやになって不登校…
…前の高校も中学近かったし…
…同じ人も多くて…
…行くの辞めた…』
●●『…だから少し離れた…
…ここに来た…』
●●『…別に誰を傷つけたい
わけじゃない自分の存在で…
…なにもかもが壊れてしまう…
…それ以上の悪夢ってなに…?』
●●『私は誰かを殺したいわけ
じゃない…下衆なことを
したいわけでもない…
…ただ…ただ…仲間のために
頑張る強くてカッコいい奴に
なりなかっただけなのに…
…それだけなのに…だから
辞めたかった…もう希望
なんて感じるのは…辞めたから…
…理想を見るのを辞めたから…』
岩泉「…」
●●『…なのに…それなのに…世間
一般には悪く捉えられる
私の存在を…誰も…誰も…
…否定してくれなかった…』
●●『…余計…真実を言うのが…
…怖くなった…』
●●『…でも皆は…あの人らは…
…ありのままの私を
受け止めるって言って
くれた…だから…元に戻る
のも…少しはありなん
じゃないかって…そんな
ことも思った…』
●●『…だけど…やっぱり…囚人に
付けられる足枷みたいに
重くて取れない過去を…
…忘れることなんて…
…簡単には…できない…
…から…もう良く…
…分かんないの…』
岩泉「…」
●●『…やっぱり…引くよね…』
岩泉「…お前カッコいいな」
●●『…え…?』
岩泉「今話してた●●は
本当の●●何だろ?」
●●『…多分…』
岩泉「だったら、今の
●●の方が断然良い」
岩泉「なにが過去だよ、変えられねぇ
ものばっかり見てどーすんだよ」
●●『…』
岩泉「そんなもの見ててなにになんだよ」
岩泉「勝手に塞ぎ込んで自分の存在
否定して、なにが面白いんだよ」
岩泉「確かに、そういう事実があった
かもしんねぇ、でも俺からは
お前が極悪だったりクズ
だったり、そんなどうしよーも
ねぇ奴には見えない!!」
岩泉「それが確かな事実だ!!」
岩泉「クヨクヨして苦しむ暇あったら
どうすれば幸せでいられるか
理想の自分であれるかを
考えろ!!話はそれからだ!!」
岩泉「他の奴らが否定しても、俺は
お前を否定しない!!
断固としてだ!!分かったな!!!」
●●『…そっか…』
●●『…決めた、自分に
嘘付くの、辞める』
●●『どうすれば全員幸せに
なれるか考える
自分もそれ以外も』
●●『岩泉先輩、ありがとう』
岩泉「礼を言われる程のことは
言ってねぇべや」
●●『先輩もカッコいいよ
私のヒーローなのかもね』
●●『じゃあそろそろ帰るよ!!
本当にありがとう!!』
岩泉「…」
岩泉「…ヒーロー…か…お前の方が
よっぽどヒーローみたいな癖に」
及川「ねぇねぇ岩ちゃん、
何かご機嫌じゃない?」
岩泉「まぁな」
及川「えー!!どーしたの、教えてっ!!」
岩泉「うるせぇ」
及川「岩ちゃん!!教えて!!」
岩泉「だまれグズ川」
及川「省略しないで!!」
岩泉「グズ及川」
及川「言い直さなくて良い!!」
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