【完結済み】それで楽になれるのなら。
群発頭痛、皆さんは群発頭痛という病気をご存知でしょうか。
別名『自殺頭痛』
別にこの小説は、極度にグロいわけじゃないですが、そういうワードが出てきますので、それでも読むという人は、どうぞお読みください。
知らない人はそれでいいんです。知らなくてもいい病気なんです。
主に男性にかかる病気です。1000人に1人かかると言われています。女性は稀にかかります。
私は女性です。私は群発頭痛持ちです。
どうして自殺頭痛と呼ばれるか?
あまりの痛さに、自殺したいと思ってしまう方がいるんですよ。もちろん、もう既に自殺した方だって、いるんじゃないですか?私は知らないですけれど。
…
[水平線]
花音『いだあ…!』
私は、[漢字]中村[/漢字][ふりがな]なかむら[/ふりがな][漢字]花音[/漢字][ふりがな]かのん[/ふりがな]と言います。群発頭痛という病にかかっています。
数年に一度、群発期が訪れます。群発期とは、簡単に言うと、とても頭痛が激しくなる時期といいますかね…。今、私は群発期に入っています。
まあそんなのいいんですけど…
群発期に入ったら、頭痛の痛みを抑えるために、薬を打ちます。打つんです、注射です。群発頭痛は、普通の頭痛の痛み止めは、効かないです。
そして、群発期に入った時、とある子が毎日ご飯を作って持ってきてくれます。
ガチャン。
ほら、合鍵を使って入ってきた。
[漢字]湊[/漢字][ふりがな]みなと[/ふりがな]『大丈夫?花音ちゃん。』
彼は『[漢字]海野[/漢字][ふりがな]うみの[/ふりがな][漢字]湊[/漢字][ふりがな]みなと[/ふりがな]』私をいつも助けてくれる。
花音『うん…大丈夫。』
湊『薬は切れてない?』
花音『大丈夫だよ…!』
湊『よかった、困ったらいつでも言ってね。助けるから。』
彼の声に救われているような気がした。
湊『今日はオムライス作ったんだ!食べれる?てか、卵アレルギーじゃないよね…!?』
花音『アレルギーじゃないよ。大丈夫。食べれる。私、湊くんが作った料理ならなんでも好きだよ!』
花音『私、信じてる。いつも、湊くんがそばにいるって、もう離れないって。』
湊『離れるわけないじゃん!』
いつも心配性な湊くんに私は寄り添う。でも、群発期に入っている私を助けるのが湊くん。当たり前の生活となった。
花音『ちょっと外の空気吸いにいくから、ベランダに行くね。』
湊『オッケー』
私は外の空気を吸おうと、ベランダに出た。
ああ、ここから死ぬ人っているんだなと感じる。外の空気は生ぬるい。
私は外に手を伸ばした。
湊『え、あ、あ、ダメー!!!』
花音『え?え?どうしたの湊くん…!?』
湊くんは、叫びながらベランダにきて、私を抱きしめた。
湊『死んじゃダメ…!』
花音『いやいや、死なないから大丈夫。』
湊『心配…!!』
心配性な彼の方が、私は心配です…!!
別名『自殺頭痛』
別にこの小説は、極度にグロいわけじゃないですが、そういうワードが出てきますので、それでも読むという人は、どうぞお読みください。
知らない人はそれでいいんです。知らなくてもいい病気なんです。
主に男性にかかる病気です。1000人に1人かかると言われています。女性は稀にかかります。
私は女性です。私は群発頭痛持ちです。
どうして自殺頭痛と呼ばれるか?
あまりの痛さに、自殺したいと思ってしまう方がいるんですよ。もちろん、もう既に自殺した方だって、いるんじゃないですか?私は知らないですけれど。
…
[水平線]
花音『いだあ…!』
私は、[漢字]中村[/漢字][ふりがな]なかむら[/ふりがな][漢字]花音[/漢字][ふりがな]かのん[/ふりがな]と言います。群発頭痛という病にかかっています。
数年に一度、群発期が訪れます。群発期とは、簡単に言うと、とても頭痛が激しくなる時期といいますかね…。今、私は群発期に入っています。
まあそんなのいいんですけど…
群発期に入ったら、頭痛の痛みを抑えるために、薬を打ちます。打つんです、注射です。群発頭痛は、普通の頭痛の痛み止めは、効かないです。
そして、群発期に入った時、とある子が毎日ご飯を作って持ってきてくれます。
ガチャン。
ほら、合鍵を使って入ってきた。
[漢字]湊[/漢字][ふりがな]みなと[/ふりがな]『大丈夫?花音ちゃん。』
彼は『[漢字]海野[/漢字][ふりがな]うみの[/ふりがな][漢字]湊[/漢字][ふりがな]みなと[/ふりがな]』私をいつも助けてくれる。
花音『うん…大丈夫。』
湊『薬は切れてない?』
花音『大丈夫だよ…!』
湊『よかった、困ったらいつでも言ってね。助けるから。』
彼の声に救われているような気がした。
湊『今日はオムライス作ったんだ!食べれる?てか、卵アレルギーじゃないよね…!?』
花音『アレルギーじゃないよ。大丈夫。食べれる。私、湊くんが作った料理ならなんでも好きだよ!』
花音『私、信じてる。いつも、湊くんがそばにいるって、もう離れないって。』
湊『離れるわけないじゃん!』
いつも心配性な湊くんに私は寄り添う。でも、群発期に入っている私を助けるのが湊くん。当たり前の生活となった。
花音『ちょっと外の空気吸いにいくから、ベランダに行くね。』
湊『オッケー』
私は外の空気を吸おうと、ベランダに出た。
ああ、ここから死ぬ人っているんだなと感じる。外の空気は生ぬるい。
私は外に手を伸ばした。
湊『え、あ、あ、ダメー!!!』
花音『え?え?どうしたの湊くん…!?』
湊くんは、叫びながらベランダにきて、私を抱きしめた。
湊『死んじゃダメ…!』
花音『いやいや、死なないから大丈夫。』
湊『心配…!!』
心配性な彼の方が、私は心配です…!!
このボタンは廃止予定です