好きな子は恋心をわかってない!
瑠璃岡side
みんな「「「「「グッチョッパーでわかれましょっ!!!」」」」」
見事に、女子組男子組で分かれたので、ほっと一安心。わたしたちは、これから観覧車に乗るんだけど、5人全員では乗れないらしくって、2つに分かれることにした。のだけれど、青坂くん、さっきまで以上に気まずいというか、まぁ、私が意識してるだけなんだけど、んん、意識…?っていうか、んんんんんんんんんっっっ!!!
桜井「ほら、アオイ、乗るわよ?」
瑠璃岡「あぁ、ぁ、ごめん、」
ゆっくりと動き続ける観覧車に足を踏み入れた。がこん、と音がして、はいってから右側の椅子に座った。マユとユメは左側の椅子に座っていた。
瑠璃岡「ふわぁ、懐かしい」
吉永「私も。遊園地自体来てなかったから」
桜井「今日の感想懐かしいだらけね」
瑠璃岡「高くなってくー…」
桜井「で?」
瑠璃岡「ん??」
吉永「青坂くんと何があったの?」
瑠璃岡「うぁっ…」
瑠璃岡「……………」
指と指を絡ませて、少し息を吸ってから、打ち明けた。
瑠璃岡「好きになっちゃった」
瑠璃岡「青坂くん…」
桜井「ウオオオオオオオオッッッッッッイ!!!!!!!!」
いきなりマユがグッドポーズした。デジダルイラストで移動ぼかしつけたみたいな勢いがついている。
瑠璃岡「ぁ、へ…?」
吉永「大丈夫、マユは狂ってるだけ」
瑠璃岡「そっか」
桜井「ナイスナイスナイス青坂ァッ!!!!」
吉永「別人やん」
瑠璃岡「狂気を感じるね」
吉永「でも、悩んでそうだね?」
瑠璃岡「…っうん、どうしようかな、って…」
桜井「どうしようとは?」
瑠璃岡「青坂くんのこと好きになっちゃって、これからの関係…」
桜井「いやいや」
二人「「カップルなんだから変わらないでしょ。」」
瑠璃岡「あ、そか。」
瑠璃岡「あでもどうすればいいかな伝えたほうがいいのかなっていうか緊張して話せないっていうかほんとにはぁどうしようていうか青坂くん優しすぎて心配させちゃいそうで」
桜井「おや、親ばかならぬ彼女バカができた。」
吉永「おやと親ってかけた?」
桜井「さむいわ」
瑠璃岡「ダジャレ言う人ってつかれてるらしいよ」
吉永「へ〜、そうなんだ。じゃなくて。」
桜井「つまり、青坂くんと話すとドキドキしちゃうってことね?」
瑠璃岡「ん…」
桜井「勇気よ。」
瑠璃岡「…?」
観覧車はてっぺんに来た。とても美しい景色をバックに、マユは言ってくれた。
桜井「結局、勇気を出せるかなの。」
瑠璃岡「ゆうき…」
桜井「恋のおまじないとか、色々あるけど、結局は、アオイが行動できるかなのよ。多分。」
吉永「おぉ、珍しくいいこと言った。」
桜井「うるさいわね〜っ!」
瑠璃岡「勇気…」
瑠璃岡「うん、ありがとう。あの、今日中に、話してみる。青坂くんのこと、好きって。」
桜井「アオイ…頑張って!キャーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
吉永「いつ言うの?」
瑠璃岡「あ、うーん…」
桜井「場作りは任せてくれない?」
瑠璃岡「ほぇ?うん、お願いします」
吉永「…………。」
青坂side
青坂「ハァァァァァァァァァア」
晴崎「空も飛べるくらいのため息だね」
青坂「ため息で飛べるならもう飛んでるでしょ。」
晴崎「どした?なんかあったんか?聞くぞ?」
晴崎は、純粋に僕を心配してくれてるのだと声色と表情から読み取れた。馬鹿だし、空気も読めないし、だけれどそんな優しいところが、僕の友人の自慢だと思う。ほんとは、僕にはもったいない友人だと思っている。言ったことはないけど。そんな友人に、瑠璃岡さんのこと、相談してみることにした。
青坂「瑠璃岡さん様子が変っていうか…」
晴崎「ほう?薬(ヤク)やってそうな感じなの?」
青坂「んなわけあるか。なんか、避けられてる?」
晴崎「なんかやらかしたんじゃね?」
青坂「うーん、でもわかんなくて」
晴崎「直接聞けば?」
青坂「簡単に言うなぁ、僕にそんな行動力は無いから…」
晴崎「じゃぁ分けてあげるよ、行動力」
自分から力を与えているかのように手を仰いでいる晴崎。
晴崎「行動って大事」
青坂「…そか」
晴崎「よし命令!!今日中に仲直り!!!」
青坂「え」
晴崎「しなかったら罰金五億!!!」
青坂「たけぇよ」
青坂「……まぁ、やってみる…」
晴崎「おぅ。」
晴崎「応援してる。」
にやりと笑った晴崎の顔が、夕日の逆光で黒くなる。そんな中見えた笑顔が、かっこいいと思ってしまった。
みんな「「「「「グッチョッパーでわかれましょっ!!!」」」」」
見事に、女子組男子組で分かれたので、ほっと一安心。わたしたちは、これから観覧車に乗るんだけど、5人全員では乗れないらしくって、2つに分かれることにした。のだけれど、青坂くん、さっきまで以上に気まずいというか、まぁ、私が意識してるだけなんだけど、んん、意識…?っていうか、んんんんんんんんんっっっ!!!
桜井「ほら、アオイ、乗るわよ?」
瑠璃岡「あぁ、ぁ、ごめん、」
ゆっくりと動き続ける観覧車に足を踏み入れた。がこん、と音がして、はいってから右側の椅子に座った。マユとユメは左側の椅子に座っていた。
瑠璃岡「ふわぁ、懐かしい」
吉永「私も。遊園地自体来てなかったから」
桜井「今日の感想懐かしいだらけね」
瑠璃岡「高くなってくー…」
桜井「で?」
瑠璃岡「ん??」
吉永「青坂くんと何があったの?」
瑠璃岡「うぁっ…」
瑠璃岡「……………」
指と指を絡ませて、少し息を吸ってから、打ち明けた。
瑠璃岡「好きになっちゃった」
瑠璃岡「青坂くん…」
桜井「ウオオオオオオオオッッッッッッイ!!!!!!!!」
いきなりマユがグッドポーズした。デジダルイラストで移動ぼかしつけたみたいな勢いがついている。
瑠璃岡「ぁ、へ…?」
吉永「大丈夫、マユは狂ってるだけ」
瑠璃岡「そっか」
桜井「ナイスナイスナイス青坂ァッ!!!!」
吉永「別人やん」
瑠璃岡「狂気を感じるね」
吉永「でも、悩んでそうだね?」
瑠璃岡「…っうん、どうしようかな、って…」
桜井「どうしようとは?」
瑠璃岡「青坂くんのこと好きになっちゃって、これからの関係…」
桜井「いやいや」
二人「「カップルなんだから変わらないでしょ。」」
瑠璃岡「あ、そか。」
瑠璃岡「あでもどうすればいいかな伝えたほうがいいのかなっていうか緊張して話せないっていうかほんとにはぁどうしようていうか青坂くん優しすぎて心配させちゃいそうで」
桜井「おや、親ばかならぬ彼女バカができた。」
吉永「おやと親ってかけた?」
桜井「さむいわ」
瑠璃岡「ダジャレ言う人ってつかれてるらしいよ」
吉永「へ〜、そうなんだ。じゃなくて。」
桜井「つまり、青坂くんと話すとドキドキしちゃうってことね?」
瑠璃岡「ん…」
桜井「勇気よ。」
瑠璃岡「…?」
観覧車はてっぺんに来た。とても美しい景色をバックに、マユは言ってくれた。
桜井「結局、勇気を出せるかなの。」
瑠璃岡「ゆうき…」
桜井「恋のおまじないとか、色々あるけど、結局は、アオイが行動できるかなのよ。多分。」
吉永「おぉ、珍しくいいこと言った。」
桜井「うるさいわね〜っ!」
瑠璃岡「勇気…」
瑠璃岡「うん、ありがとう。あの、今日中に、話してみる。青坂くんのこと、好きって。」
桜井「アオイ…頑張って!キャーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
吉永「いつ言うの?」
瑠璃岡「あ、うーん…」
桜井「場作りは任せてくれない?」
瑠璃岡「ほぇ?うん、お願いします」
吉永「…………。」
青坂side
青坂「ハァァァァァァァァァア」
晴崎「空も飛べるくらいのため息だね」
青坂「ため息で飛べるならもう飛んでるでしょ。」
晴崎「どした?なんかあったんか?聞くぞ?」
晴崎は、純粋に僕を心配してくれてるのだと声色と表情から読み取れた。馬鹿だし、空気も読めないし、だけれどそんな優しいところが、僕の友人の自慢だと思う。ほんとは、僕にはもったいない友人だと思っている。言ったことはないけど。そんな友人に、瑠璃岡さんのこと、相談してみることにした。
青坂「瑠璃岡さん様子が変っていうか…」
晴崎「ほう?薬(ヤク)やってそうな感じなの?」
青坂「んなわけあるか。なんか、避けられてる?」
晴崎「なんかやらかしたんじゃね?」
青坂「うーん、でもわかんなくて」
晴崎「直接聞けば?」
青坂「簡単に言うなぁ、僕にそんな行動力は無いから…」
晴崎「じゃぁ分けてあげるよ、行動力」
自分から力を与えているかのように手を仰いでいる晴崎。
晴崎「行動って大事」
青坂「…そか」
晴崎「よし命令!!今日中に仲直り!!!」
青坂「え」
晴崎「しなかったら罰金五億!!!」
青坂「たけぇよ」
青坂「……まぁ、やってみる…」
晴崎「おぅ。」
晴崎「応援してる。」
にやりと笑った晴崎の顔が、夕日の逆光で黒くなる。そんな中見えた笑顔が、かっこいいと思ってしまった。
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