好きな子は恋心をわかってない!
青坂side
瑠璃岡さんと一緒に帰っていると。なんだか変だと気付いた。いつもはたくさん喋ってくれる瑠璃岡さん、今日はちょっと静かな気がする。
…と、突然。
瑠璃岡「あのさっ!」
青坂「うん?」
瑠璃岡「青坂くんの誕生日っていつっ???」
青坂「へ?ぁぁ、えっと、6月23日。」
瑠璃岡「そっか…私は、7月11日。」
青坂「そうなんだ」
そうなんだ…再来月か、今知れて良かった…何をあげるべきなんだろう…?
瑠璃岡「好きな食べ物はっ!?和食だったっけ?」
青坂「そ、そうだね。あっさりしてる方が好きかな…?」
???
瑠璃岡「あーっと、えーっと、」
青坂「えっと…どうかしたの…?」
瑠璃岡さんは、びくーっ!と体を跳ねさせ、ちらっとこっちを見、えへへ…と言ってから、すべてを話してくれた。
瑠璃岡「えっとね、永崎さん、いるでしょ??」
青坂「うん??」
なぜ、ここで永崎さん??
瑠璃岡「えーっと…最近永崎さんと喋ってたり、下の名前で呼んでたり、手、握ってたり、いいなぁって、思っちゃって。」
キュンッ!可愛いです。……ん?
……これって、嫉妬………????
いやいやまさか。
瑠璃岡「んでね、私も、同じくらい仲良くなったら、モヤモヤも消えるかなって、思っちゃって、で、あの、そのために、色々知ったらなんとかなるかなぅて思って、」
青坂「…………そっか」
瑠璃岡「〜〜…っ」
青坂「えっと…ごめんね、永崎さんは、小学校が同じで、」
瑠璃岡「うん、聞いた。」
青坂「そっか。」
青坂「…あのね、」
瑠璃岡「ん?」
青坂「僕だって、瑠璃岡さんのこと、下の名前で呼んでみたいし、手だって繋いでみたいし、」
瑠璃岡「……っ!!」
青坂「[小文字]は、恥ずかしいんだけどね?[/小文字]」
瑠璃岡「………」
青坂「…………」
瑠璃岡「ねぇ、もう一個、質問するね。」
瑠璃岡「好きな人って、だぁれ?」
青坂「……!る、るり………、アオイさん。」
瑠璃岡さんは、ふふ〜っと満足げな顔をした。
瑠璃岡「アオイさんかぁ〜っ」
青坂「まっ、待って、恥ずかしい」
多分、僕の顔は今真っ赤だろう。ほんとに、恥ずかしい。
瑠璃岡「嬉しいよ、私はっ!」
分かれ道、バイバイを告げて、分かれた。頬の熱さは、まだ残っていた。
瑠璃岡side
ドッドッドッドッ…
瑠璃岡「……………っっ……?」
瑠璃岡さんと一緒に帰っていると。なんだか変だと気付いた。いつもはたくさん喋ってくれる瑠璃岡さん、今日はちょっと静かな気がする。
…と、突然。
瑠璃岡「あのさっ!」
青坂「うん?」
瑠璃岡「青坂くんの誕生日っていつっ???」
青坂「へ?ぁぁ、えっと、6月23日。」
瑠璃岡「そっか…私は、7月11日。」
青坂「そうなんだ」
そうなんだ…再来月か、今知れて良かった…何をあげるべきなんだろう…?
瑠璃岡「好きな食べ物はっ!?和食だったっけ?」
青坂「そ、そうだね。あっさりしてる方が好きかな…?」
???
瑠璃岡「あーっと、えーっと、」
青坂「えっと…どうかしたの…?」
瑠璃岡さんは、びくーっ!と体を跳ねさせ、ちらっとこっちを見、えへへ…と言ってから、すべてを話してくれた。
瑠璃岡「えっとね、永崎さん、いるでしょ??」
青坂「うん??」
なぜ、ここで永崎さん??
瑠璃岡「えーっと…最近永崎さんと喋ってたり、下の名前で呼んでたり、手、握ってたり、いいなぁって、思っちゃって。」
キュンッ!可愛いです。……ん?
……これって、嫉妬………????
いやいやまさか。
瑠璃岡「んでね、私も、同じくらい仲良くなったら、モヤモヤも消えるかなって、思っちゃって、で、あの、そのために、色々知ったらなんとかなるかなぅて思って、」
青坂「…………そっか」
瑠璃岡「〜〜…っ」
青坂「えっと…ごめんね、永崎さんは、小学校が同じで、」
瑠璃岡「うん、聞いた。」
青坂「そっか。」
青坂「…あのね、」
瑠璃岡「ん?」
青坂「僕だって、瑠璃岡さんのこと、下の名前で呼んでみたいし、手だって繋いでみたいし、」
瑠璃岡「……っ!!」
青坂「[小文字]は、恥ずかしいんだけどね?[/小文字]」
瑠璃岡「………」
青坂「…………」
瑠璃岡「ねぇ、もう一個、質問するね。」
瑠璃岡「好きな人って、だぁれ?」
青坂「……!る、るり………、アオイさん。」
瑠璃岡さんは、ふふ〜っと満足げな顔をした。
瑠璃岡「アオイさんかぁ〜っ」
青坂「まっ、待って、恥ずかしい」
多分、僕の顔は今真っ赤だろう。ほんとに、恥ずかしい。
瑠璃岡「嬉しいよ、私はっ!」
分かれ道、バイバイを告げて、分かれた。頬の熱さは、まだ残っていた。
瑠璃岡side
ドッドッドッドッ…
瑠璃岡「……………っっ……?」
このボタンは廃止予定です