- 閲覧前にご確認ください -

※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

文字サイズ変更

異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#96

第六章『荒れ狂う神様』十三話「正体」

上水流『知らない?リュヌ様はこの世界の中で一番強いお方だぞ!?』

まさかリュヌのパートナーに会うとは…。…想定外だった。

女神『いやいや、リュヌなんて名前は上級者にもいないですし。』

上水流『俺の主人は、あまり正体を現さないんだ!というか滅多に!』

上水流は大きな声を出してそう答えた。
…となると、俺に正体を現したのはなんらかのことがあって…?

それほど滅多に現さないのなら、俺に現したリュヌは何か意図的に仕組んだのかもしれない。

女神『正体とは言ってもねぇ…』

それにリュヌは自称最強だったからな…。それにかなり範囲が広い魔法を使っていたはずだ。あの『夢』とかいう魔法。

女神『それに、なんで私を倒そうとしたのかが一番気になるんですけど!!』

上水流『なんてったって、命令なんだからそれをやり遂げるのが俺の仕事だ!!』

女神『海渡様〜!どう思いますこれ〜!!って、海渡様?』

上水流『なんだこいつ。さっきから一人で考え事してるぞ。』

やはりリュヌの魔法は強いのかもしれない。あの月光がより強くなればなるほど強化されていくからこそ、勝負は強いと思われる。

でも月光に当たると強くなるということを教えてくれたリュヌは一体…?

女神『海渡様〜?』

そこで、女神が俺を呼ぶ声が聞こえた。

海渡『…女神?』

女神『ああ、やっと返事してくれましたね。何か考え事でも?』

海渡『うん、ちょっと。』

上水流『なんか怪しいなお前。』

上水流はそう言って俺に指を差した。でも上水流は俺がリュヌを知っているということは知らないと思うし、さっきはついつい考え事をしてしまっていたから変な動きをしているのは当然。

だがそこで怪しまれてしまうのか。

海渡『ところで、リュヌ様って人はどこにいるの?』

上水流『はっ?お前一体何企んでんだよ。』

女神『海渡様、リュヌ様って方に心当たりが?』

女神に聞かれてしまったので俺は正直に答えた。

海渡『嗚呼。実物は見たことがないが、どういう人物かはわかる。』

上水流『は、はあ?い、一体どういうことだ??』

女神『正体を隠しているのに海渡様は知っている…流石です!!海渡様!!』

上水流『もしやお前、リュヌ様を倒す計画をしているな!?』

…上水流に怪しまれても仕方がない。それに少し単純な質問すぎて、自分が考えていることが分かってしまうだろう。しまったな…。

だが最終的に上水流と対立する可能性は大きい。上水流はリュヌ側の方の生物で、どっちにしろ敵になることは想定内だ。


海渡『上水流様。別に倒す計画なんてしてないですよ。』

海渡『ただ、リュヌの方が俺を倒す計画をしている…とだけでも言っておきましょうか。』

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

執筆している時に作業用として、とある方の『ロメオ』の歌ってみたをずっと繰り返して聴いてました…。
読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/04/06 06:58

縺薙≠繧九s ID:≫92AMLsj.b0ZNg
続きを執筆
小説を編集
/ 128

コメント
[32]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL