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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#85

番外編「こたつ」

海渡『寒いね女神。』

俺はそう口にした。俺と女神は今、異世界の家にいる。実質、俺らの別荘みたいなものだ。

俺は、別荘にあったこたつの中に入っている。…ゴロゴロしている。こたつは、俺が地球のものを魔法でコピーして作ったものだ。だが、そもそも物をコピーして、生成する魔法は上級魔法だ。実に難しい。

女神『海渡様。こんな寒さで寒いと言ってちゃダメですよっ!もっと寒いところだってあるんですよ!例えば…、パウダータウンとか?』

パウダータウンとは、異世界で一番寒いとされるエリアだ。
噂だと、最高-100度以下になるらしい。だが、異世界がどこまで続いているのかわからないため、ここが異世界で一番寒いとは限らない。

そもそもパウダータウンがある場所の近くには砂漠がある。だから、パウダータウンらへんはまさか寒いとは思わないだろう。パウダータウンには、寒さに強いスノーエルフが住んでいるそう。

でもパウダータウンなんて、住宅街エリアや、都会エリアからだいぶ離れているし、滅多に行かないだろう。俺らの別荘は、森林エリアにあるため、温度差もあんまりだ。

まあ、一番目の魔王戦で、大事なアイテムをゲットするために一回行ったけど、桁違いの寒さだったなぁ…。スノーエルフはその寒さを感じてないのか、普通な生活だったなぁ。

海渡『やだなぁ女神。パウダータウンはかなり遠いよ。』

女神『でも私たち、こたつがない限り生きていけないですよ!!この家も、海渡が住んでいる地球の家より寒いんですから。』

まあ、確かに…。そう、女神はこたつの中に入りながら言った。

女神が育ってきた場所は、神聖ゾーンと言って、神や女神などしか入れなかった。その神聖ゾーンは、一年中暖かいらしい。だから寒さにもなれてないのかもな。

海渡『そういえば、パウダータウンにこたつはあるのかな。』

そう疑問に思って、声に出した。こたつがあって寒さに耐えているのなら納得できるが、スノーエルフはどうだろうか。スノーエルフと言ってるぐらいだから、-100度は良いぐらいなのだろうか。

女神『さあ?スノーエルフにどんな特性があるか…。ええっと…。あっ、冷たい物を好物としています!』

海渡『だったら…氷や雪ぐらい食べるか。』

少し変な発想だが、異世界なので、地球の常識は覆す暗黙のルールなどが一つくらいはあるだろう。まあまずは魔法を使ってることも常識程度覆しているだろう。

女神『こんなこと聞いてどうしようって思ったんですか』

………

海渡『パウダータウンにこたつを持ってってあげようかと。』

女神『優しいですね、海渡様。』

[水平線]

『住宅街エリア』
比較的暖かいエリア。夏も冬も過ごしやすい。

『都会エリア』
元々は夏と冬の温度差が激しいエリアなのだが、生き物が密集しているため、非常に暑い時がある。寒い時は稀に。

『森林エリア』
夏も冬も過ごしやすいエリア。木がたくさん生えているため、自然の空気がきもちいい。

『パウダータウン』
寒すぎる。人間はもはや過ごせない。主にスノーエルフが過ごしている。

『砂漠エリア』
砂漠。オアシスは滅多にない。カラッとしている。


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作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2024/02/01 17:55

縺薙≠繧九s ID:≫99Fmr9WYuqwdc
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