異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
『明けない夜はない。』そんな言葉を聞いたことはないだろうか。…そう、朝は来る。昼夜サイクルは永遠と行われる。そんな時だったのだ。突然、異変が起きたのは。
月が俺の真上に来た頃、月は動じることなく、まるで時間が止まったかのように、ぴたりと止まった。その時、俺はまだ何も気づいていなかった。
気づいたのは、俺が設定していた目覚ましが鳴り出した頃だった。まだ窓から見た外は闇に染まっていて、起きる時間帯でもなかった。
目覚ましの設定の間違いかと思った。けれども設定はしっかりと正確に行われてあった。元々しっかりと動いていたので、まあそんなことはないと納得した。時計の時間が正確ではないと思った。…しかし、今の時間とほとんど同じだった。1秒程度ずれがある程度だ。
じゃあ一体…?そう思ったので、女神を読んでみることにした。
海渡『女神、…今何時?』
女神『えっ?7:00ですよ。そういえば、海渡様は学校に行かなくなりましたので、起きる時間が少し遅くなったんですよね。』
海渡『ああそうだよ。やっぱりまだ寝たいけどね…。』
…そうだ。7:00に目覚ましをかけ、鳴った。…ということは、何かがおかしいはずなんだ。絶対に。起きる時間が遅いからとかそういうのはどうでもいい。女神は突然こう言った。
女神『…外暗いですね〜。雨ですか?え、雨降ってない。…どうしたんですか?これ。』
やはり女神もつっこんだ。
海渡『俺もわからないのだが、やはり何かおかしいと思わないか?女神。』
女神『そうですね…って、これ、昼夜サイクルされない魔法がかけられていますよ!しかもだいぶ特殊な魔法なので、解除することも難しそうです…。』
特殊な魔法?誰がそんなのをかけれるのだろう。少なくとも、異世界に行ったものであることは確実だな…。じゃあ一体…?
女神『…地球のニュースでもだいぶ取り上げられています。やはりおかしいです。海渡様はこの魔法を解除することはできませんでしょうか。』
海渡『ああ、できるはずだよ。…だが、力がたくさん必要だ。…申し訳ないが、眠いことと、今起きたばっかということがあるから、力がそんなに無いんだ。』
女神『…異世界で旅をしていた時、私が寝起きドッキリを仕掛けたら、反応速度やばかったですよね海渡様???』
…その時はあまりにもびっくりしてしまったせいだと思っている。
力、いわゆる魔力のことだ。だが、力がない時は相当の時間がかかると考えられるし、力がたくさんありったけあったとしても、1日以上はかかるであろう。…俺も今魔法を感じたが、実に特殊で不気味な気配だ。
女神は俺の部屋を片付けながらこう言った。
女神『私たちが自分たちの力で解除させるか、本人に解除してもらうしかないですよね。あっ、でも、[下線]魔法祓い[/下線]にも頼めますよ!』
海渡『ああ、だが魔法祓いは危険だろう…』
魔法祓いは、魔法を祓ってくれるのだが、相当の代償が必要なことと、魔法祓い自体がめんどくさい人物なので、俺があまり関わりたくない人たちの一人だ。
女神『そうですか〜。やはり自力で解決するしかないようですね。』
4月から面倒なことにどんどん変なことに巻き込まれていないか?と思いつつも、俺はこの明けない夜を過ごした。
月が俺の真上に来た頃、月は動じることなく、まるで時間が止まったかのように、ぴたりと止まった。その時、俺はまだ何も気づいていなかった。
気づいたのは、俺が設定していた目覚ましが鳴り出した頃だった。まだ窓から見た外は闇に染まっていて、起きる時間帯でもなかった。
目覚ましの設定の間違いかと思った。けれども設定はしっかりと正確に行われてあった。元々しっかりと動いていたので、まあそんなことはないと納得した。時計の時間が正確ではないと思った。…しかし、今の時間とほとんど同じだった。1秒程度ずれがある程度だ。
じゃあ一体…?そう思ったので、女神を読んでみることにした。
海渡『女神、…今何時?』
女神『えっ?7:00ですよ。そういえば、海渡様は学校に行かなくなりましたので、起きる時間が少し遅くなったんですよね。』
海渡『ああそうだよ。やっぱりまだ寝たいけどね…。』
…そうだ。7:00に目覚ましをかけ、鳴った。…ということは、何かがおかしいはずなんだ。絶対に。起きる時間が遅いからとかそういうのはどうでもいい。女神は突然こう言った。
女神『…外暗いですね〜。雨ですか?え、雨降ってない。…どうしたんですか?これ。』
やはり女神もつっこんだ。
海渡『俺もわからないのだが、やはり何かおかしいと思わないか?女神。』
女神『そうですね…って、これ、昼夜サイクルされない魔法がかけられていますよ!しかもだいぶ特殊な魔法なので、解除することも難しそうです…。』
特殊な魔法?誰がそんなのをかけれるのだろう。少なくとも、異世界に行ったものであることは確実だな…。じゃあ一体…?
女神『…地球のニュースでもだいぶ取り上げられています。やはりおかしいです。海渡様はこの魔法を解除することはできませんでしょうか。』
海渡『ああ、できるはずだよ。…だが、力がたくさん必要だ。…申し訳ないが、眠いことと、今起きたばっかということがあるから、力がそんなに無いんだ。』
女神『…異世界で旅をしていた時、私が寝起きドッキリを仕掛けたら、反応速度やばかったですよね海渡様???』
…その時はあまりにもびっくりしてしまったせいだと思っている。
力、いわゆる魔力のことだ。だが、力がない時は相当の時間がかかると考えられるし、力がたくさんありったけあったとしても、1日以上はかかるであろう。…俺も今魔法を感じたが、実に特殊で不気味な気配だ。
女神は俺の部屋を片付けながらこう言った。
女神『私たちが自分たちの力で解除させるか、本人に解除してもらうしかないですよね。あっ、でも、[下線]魔法祓い[/下線]にも頼めますよ!』
海渡『ああ、だが魔法祓いは危険だろう…』
魔法祓いは、魔法を祓ってくれるのだが、相当の代償が必要なことと、魔法祓い自体がめんどくさい人物なので、俺があまり関わりたくない人たちの一人だ。
女神『そうですか〜。やはり自力で解決するしかないようですね。』
4月から面倒なことにどんどん変なことに巻き込まれていないか?と思いつつも、俺はこの明けない夜を過ごした。
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