異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
とりあえず、さっきの場所から北へ来た。それにしても、仲間ってもしかして…、俺が会ったことあるやつだよな…?
海渡『!!』
…ようやく着いたようだ。…だが、その光景は実に見たくないほどの状況だった。
平野光輝と、浅野秋葉、シュンがぐるぐる巻きに縛られていて、その3人を縛った犯人のような人が2人いた。
???『…おい、変な奴が来たんだけど。』
??『…こいつも潰せばいい。こいつらみたいに。』
海渡『…君らは一体?名を名乗れ。』
光の魔法使い『私は光の魔法使いだ。悪く思うなよ、これも趣味としてやっているから。』
闇の魔法使い『我の名は闇の魔法使い。貴様らのような弱者ではない。』
なんだこいつら…。とりあえず悪い奴らってことは理解したのだが、なんだろう。その光と闇の魔法使いが揃ってるわけね。自称なのかはわからないけど。
闇の魔法使い『お前もどうせ弱者なんだろう。おい、さっさと片付けるぞ。[太字]ダーク・アロー[/太字]
光の魔法使い『わかった。[太字]レーザー[/太字]』
…一回聞いたことがある。…異世界での伝説だ。…[下線]光と闇が合わされば、勝てるものはいない[/下線]と。あくまでも伝説だが、もしこいつらが伝説に出てきた本当の魔法使いなのだろうか。俺はすかさず避けた。
光の魔法使い『裂けてばっかじゃ、戦いにならない。[太字]シャイニング[/太字]』
闇の魔法使い『ダーク・ウォール』
ダーク・ウォール…とはなかなかの広範囲攻撃。シャイニングも、光魔法の上級魔法とも言えるであろう。…あまり考えていなかったが、この人たちが伝説の人たちではないと思われる。
ほら、もうちょっと強い感じが、この人らにはないっていうか…。もうちょっと強い攻撃を出すかなぁ、本物だったら。
海渡『[太字]結界[/太字]』
闇の魔法使い『…我らの技をそれで受け止めると思えるのか?』
海渡『さあね。[太字]エクスプロージョン[/太字]』
【ドカーン!!!】
…爆発で倒れたと思ったら、まだ生きているか。俺も結界のせいでだいぶ体力が削れた。仕方ない、久しぶりの回復を…。
光の魔法使い『回復なんてさせない。[太字]プリズム[/太字]』
海渡『わっ、[太字]結界[/太字]。』
光の魔法使い『だいぶHPってやつが削れたのでは?』
まあ確かにそうだ。その通り。けれど回復魔法をすればなんとかなる。だが、どうやらそれもさせてくれなさそうだ。回復する前に攻撃が来そう。
闇の魔法使い『そうだな。いずれお前も敗北という結果を見るであろう。[太字]闇蜘蛛[/太字]』
蜘蛛がやってきた。小さいので倒しにくそうだ。しかも体力もあまりないので、時間の問題だ。
海渡『[太字][漢字]絶縁切刃[/漢字][ふりがな]カースブレイク[/ふりがな][/太字]』
俺は魔法を使った。なんとか蜘蛛が俺の方へ来るのを食い止めることができたそうだ。だが次も出されたら困るぞ。体力がずっと持つわけじゃない。俺は一応人間だ。いつかは体力が尽きる。
光の魔法使い『…なんだ?今の魔法。とてもすごいね。俺は知らないぞ、こんな魔法。』
闇の魔法使い『我も知らぬ。…それにしても、とても効果的な魔法だったな。』
海渡『ありがとう。一応自作だ。』
光の魔法使い『へぇ、すごいね。[太字]ビーム[/太字]』
闇の魔法使い『何があろうと、お前も負けは変わらん。[太字]ダーク[/太字]』
やばい、さっきの魔法を出したせいでだいぶ疲れて反応速度が低下した。[下線]魔法が当たる…![/下線]
[中央寄せ][大文字][大文字][大文字][太字][太字]大丈夫ですよ、海渡様。[/太字][/太字][/大文字][/大文字][/大文字][/中央寄せ]
[太字][大文字][大文字]水の精霊たちよ。我との契約の元、彼のものの傷を癒し給え。[/大文字][/大文字][/太字]
[太字][大文字][大文字]アクア・ヒール!![/大文字][/大文字][/太字]
…急に体力が回復した。それにこの魔法…、もしかして…!
海渡『女神!』
女神『なんとか自力で抜け出せました〜!』
光の魔法使い『な、なに…!?』
闇の魔法使い『自力で…?女神が…?』
じゃあ、女神も出てきてくれたことだ。倒してあげようじゃないか。
海渡『楽しかったよ、二人とも。[太字]ホーリーレイ[/太字]』
光/闇の魔法使い『うわあああああああ!!!』
二人は消滅した。ホーリーレイの光で消滅したのだ。
女神『さっきお母様とお父様も私が見つけて、全員脱出できました!あとは3人の縄を解くだけですよ!海渡様!』
海渡『そうだな。ありがとう女神。』
女神『えへへ…。ってそういえば!!なんか私、やることがあったんでしたっけ…?…、あああ!』
海渡『なに?』
女神『あっ、サプライズパーティーだあああああああああああああ!!!』
…もう俺に言ったからサプライズじゃないけどね。まあいいや。
そのあと、俺らは異世界から帰り、飴を舐め、テレビを見て寝た。
…もうこんなことは起きてほしくない、そう思った。
[大文字]第五章、完。[/大文字]
[水平線]
[大文字][太字][中央寄せ]【第六章予告】[/中央寄せ][/太字][/大文字]
[中央寄せ][大文字]地球で平和に過ごしていた海渡は、この冬の寒さに絶望していた頃だった。[/大文字][/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字]そして、そんなある日。事件は突然起きた。[/大文字][/中央寄せ]
[大文字][太字][中央寄せ][大文字]『…地球の昼が失われた?』[/大文字][/中央寄せ][/太字][/大文字]
[大文字][中央寄せ]地球に昼が来なくなっちゃった!?[/中央寄せ][/大文字]
[大文字][中央寄せ]海渡たちが、地球に昼が無くなった原因を探す![/中央寄せ][/大文字]
[大文字][中央寄せ]犯人は…既に海渡が[下線]出会ったことある人[/下線]!?[/中央寄せ][/大文字]
[太字][太字][大文字][大文字][中央寄せ][大文字]【第六章『荒れ狂う神様』】[/大文字][/中央寄せ][/大文字][/大文字][/太字][/太字]
海渡『!!』
…ようやく着いたようだ。…だが、その光景は実に見たくないほどの状況だった。
平野光輝と、浅野秋葉、シュンがぐるぐる巻きに縛られていて、その3人を縛った犯人のような人が2人いた。
???『…おい、変な奴が来たんだけど。』
??『…こいつも潰せばいい。こいつらみたいに。』
海渡『…君らは一体?名を名乗れ。』
光の魔法使い『私は光の魔法使いだ。悪く思うなよ、これも趣味としてやっているから。』
闇の魔法使い『我の名は闇の魔法使い。貴様らのような弱者ではない。』
なんだこいつら…。とりあえず悪い奴らってことは理解したのだが、なんだろう。その光と闇の魔法使いが揃ってるわけね。自称なのかはわからないけど。
闇の魔法使い『お前もどうせ弱者なんだろう。おい、さっさと片付けるぞ。[太字]ダーク・アロー[/太字]
光の魔法使い『わかった。[太字]レーザー[/太字]』
…一回聞いたことがある。…異世界での伝説だ。…[下線]光と闇が合わされば、勝てるものはいない[/下線]と。あくまでも伝説だが、もしこいつらが伝説に出てきた本当の魔法使いなのだろうか。俺はすかさず避けた。
光の魔法使い『裂けてばっかじゃ、戦いにならない。[太字]シャイニング[/太字]』
闇の魔法使い『ダーク・ウォール』
ダーク・ウォール…とはなかなかの広範囲攻撃。シャイニングも、光魔法の上級魔法とも言えるであろう。…あまり考えていなかったが、この人たちが伝説の人たちではないと思われる。
ほら、もうちょっと強い感じが、この人らにはないっていうか…。もうちょっと強い攻撃を出すかなぁ、本物だったら。
海渡『[太字]結界[/太字]』
闇の魔法使い『…我らの技をそれで受け止めると思えるのか?』
海渡『さあね。[太字]エクスプロージョン[/太字]』
【ドカーン!!!】
…爆発で倒れたと思ったら、まだ生きているか。俺も結界のせいでだいぶ体力が削れた。仕方ない、久しぶりの回復を…。
光の魔法使い『回復なんてさせない。[太字]プリズム[/太字]』
海渡『わっ、[太字]結界[/太字]。』
光の魔法使い『だいぶHPってやつが削れたのでは?』
まあ確かにそうだ。その通り。けれど回復魔法をすればなんとかなる。だが、どうやらそれもさせてくれなさそうだ。回復する前に攻撃が来そう。
闇の魔法使い『そうだな。いずれお前も敗北という結果を見るであろう。[太字]闇蜘蛛[/太字]』
蜘蛛がやってきた。小さいので倒しにくそうだ。しかも体力もあまりないので、時間の問題だ。
海渡『[太字][漢字]絶縁切刃[/漢字][ふりがな]カースブレイク[/ふりがな][/太字]』
俺は魔法を使った。なんとか蜘蛛が俺の方へ来るのを食い止めることができたそうだ。だが次も出されたら困るぞ。体力がずっと持つわけじゃない。俺は一応人間だ。いつかは体力が尽きる。
光の魔法使い『…なんだ?今の魔法。とてもすごいね。俺は知らないぞ、こんな魔法。』
闇の魔法使い『我も知らぬ。…それにしても、とても効果的な魔法だったな。』
海渡『ありがとう。一応自作だ。』
光の魔法使い『へぇ、すごいね。[太字]ビーム[/太字]』
闇の魔法使い『何があろうと、お前も負けは変わらん。[太字]ダーク[/太字]』
やばい、さっきの魔法を出したせいでだいぶ疲れて反応速度が低下した。[下線]魔法が当たる…![/下線]
[中央寄せ][大文字][大文字][大文字][太字][太字]大丈夫ですよ、海渡様。[/太字][/太字][/大文字][/大文字][/大文字][/中央寄せ]
[太字][大文字][大文字]水の精霊たちよ。我との契約の元、彼のものの傷を癒し給え。[/大文字][/大文字][/太字]
[太字][大文字][大文字]アクア・ヒール!![/大文字][/大文字][/太字]
…急に体力が回復した。それにこの魔法…、もしかして…!
海渡『女神!』
女神『なんとか自力で抜け出せました〜!』
光の魔法使い『な、なに…!?』
闇の魔法使い『自力で…?女神が…?』
じゃあ、女神も出てきてくれたことだ。倒してあげようじゃないか。
海渡『楽しかったよ、二人とも。[太字]ホーリーレイ[/太字]』
光/闇の魔法使い『うわあああああああ!!!』
二人は消滅した。ホーリーレイの光で消滅したのだ。
女神『さっきお母様とお父様も私が見つけて、全員脱出できました!あとは3人の縄を解くだけですよ!海渡様!』
海渡『そうだな。ありがとう女神。』
女神『えへへ…。ってそういえば!!なんか私、やることがあったんでしたっけ…?…、あああ!』
海渡『なに?』
女神『あっ、サプライズパーティーだあああああああああああああ!!!』
…もう俺に言ったからサプライズじゃないけどね。まあいいや。
そのあと、俺らは異世界から帰り、飴を舐め、テレビを見て寝た。
…もうこんなことは起きてほしくない、そう思った。
[大文字]第五章、完。[/大文字]
[水平線]
[大文字][太字][中央寄せ]【第六章予告】[/中央寄せ][/太字][/大文字]
[中央寄せ][大文字]地球で平和に過ごしていた海渡は、この冬の寒さに絶望していた頃だった。[/大文字][/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字]そして、そんなある日。事件は突然起きた。[/大文字][/中央寄せ]
[大文字][太字][中央寄せ][大文字]『…地球の昼が失われた?』[/大文字][/中央寄せ][/太字][/大文字]
[大文字][中央寄せ]地球に昼が来なくなっちゃった!?[/中央寄せ][/大文字]
[大文字][中央寄せ]海渡たちが、地球に昼が無くなった原因を探す![/中央寄せ][/大文字]
[大文字][中央寄せ]犯人は…既に海渡が[下線]出会ったことある人[/下線]!?[/中央寄せ][/大文字]
[太字][太字][大文字][大文字][中央寄せ][大文字]【第六章『荒れ狂う神様』】[/大文字][/中央寄せ][/大文字][/大文字][/太字][/太字]
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