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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#62

第五章『君が愛する家族』五話「禁断の訓練所」

俺は、女神のお母さんのテレポートで、[太字]禁断の訓練所[/太字]というところに転移された。辺りを見回しても、誰もいなかった。ただ俺の目の前に見えているのは、一つの小さな黒いボールみたいなものだった。

俺はその黒いボールに近づいた。本当にそれ以外何もなくて、もはやこの黒いボールに近づけとも言っているような気がする。それにしても不気味だ。

俺は黒いボールを手に取った。触っても特に変化はない。これはなんだ?黒いボールには、何も反応がない。…索敵をしてみた。だが、魔力なども何も感じなかった。罠か…?最初は思った。

何分か経った。俺は黒いボールを落とした。

あまりにも広い空間だったので、もう少し移動してみようと思い、俺は動いた。ボールを持って。この空間は、どこも白くて、気持ち悪い。不思議な空間なので、変に感じてしまう。全て真っ白な部屋を見たことがない。

少し遠くにきた。もはやどこがどこなのかさっぱりだなぁ。出口もどこかわからない。


…一体何が訓練なんだ…?


もっとアドベンチャー的な訓練だとは思った。けれど想像とは全く違ったようだ。まだ訓練には出会っていないが、俺はもっと森でやるとか、自然に満ち溢れた場所でやるかと思ったのだが、どうやら違ったようだ。

禁断…と言っていたな。…それほど使わない訓練所なのか…?

でも女神は『やめてください』とか言っていたから、恐らくそうとう厳しい訓練何だろうな…。でも訓練をまだ受けていないのだが…

それにしてもおかしいな…、本当に先に進んでも何もない。

…最悪だと思うが、もしかして…。


もう既に訓練は"[太字]始まっている?[/太字]"


訓練って最初に指示が入るものだと思っていたが、何も言わないということは、女神たちに取って、暗黙の了解というか…(笑)

でもこの訓練で何が鍛え上げられるのだろう。俺はとにかく先に進んだ。



女神は、この訓練場について何か知っているのだろうか。

…魔法で出れないか?魔法ならまだしも…

…って、魔法が使えないようにこの空間にロックかけてるじゃん。最悪だね。魔法が使えるなら楽チンだと思ったんだけどね。案外そう簡単にはいかないか。

でもこれじゃあどこに出口があるか目星がつかないなぁ…。


…そういえば、なぜこのボールはあったのだろう。

白色じゃない、黒色。一つだけ目立つような色をしたボールと何か関係があるというのか…?

って、ん?

俺は先に進んでいると、ドアを見つけた。

白くてよく分かりにくいドアだが、確かにドアだ。俺はドアを開いて、入ってみた。中は暗かった。


…いや"暗いんじゃない"。この部屋自身が黒い。だから暗く見えるんだ…!


【[太字]認証されました。[/太字]】

!?

【草野海渡様。残りの8つのボール探しも、頑張ってクダサイ。】

一体何が起こっているんだ…!?

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
謎にボール探しが開始されていますね…!
この話はチュートリアルみたいなものだったのでしょうかね。
続きもよろしくお願いします…!( ´∀`)

2023/08/31 20:35

縺薙≠繧九s ID:≫23JGMypbYKBTE
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