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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#6

第一章『殺し合いゲーム』六話「人間」

おじさん『なんだとクソガキがあああああ!!』

厄介なことになった、まあこんなに怒らせちゃったのは、全部俺のせいなんだが…

おじさん『まずはお前からだ!!』

【バン!!】

『きゃああ!』

どこからか叫び声がした。そして、銃声もした。

だが、銃弾は消えていた。

おじさん『…!?…外した…!』

【バン!!】

またおじさんは銃を撃った。…しかし、銃弾はまた消えていた。

おじさん『なっ…弾はどこへ…!』

海渡『弾?…ほら、僕の手のひらにあるでしょ?』

おじさん『っあ!?』

銃弾は、俺の、俺の手のひらにあった。さっきまで、ずっと弾をキャッチしていたのだ。

こういうの、アニメとかでよくあるものじゃないか?

そして、俺はおじさんに近づいた。

海渡『はぁ、そろそろ諦めな。』

おじさん『な、なんだと…!?』

俺は先程キャッチした弾を床に落とし、おじさんを睨んだ。

何度も言うが、所詮は人間だ。異世界で魔王を倒した人間が、普通の人間なんて雑魚と思ってしまうほど弱く思えてしまう。

おじさんは床に倒れ、目を瞑って、そのまま「ああああああ」と叫んだ。

お母さん『…海渡…!?』

げ、お母さん。

お母さん…とお父さんが、驚いた様子で俺を見る。そんなに…俺を見ないでよ。こういうことができるようになったって、成長したって感じで見てほしかった。

まあ、魔法なんて人間じゃ、ただの妄想からできたことだと認識してしまうから、魔法を使ったんだなんて言ったら、笑われる。

笑われることは恥ずかしいことではないが、本当のことなのに笑われるって、裏切られた気持ちになるからさ。

俺は、お母さんとお父さんのそばに行くと、お母さんは抱きしめた。

お母さん『すごいわ海渡…!悪人を倒せちゃうなんて!』

お父さん『銃の球を手でキャッチなんて…なんて素晴らしいんだ…!!』

…ん??

俺は耳を疑った。あれ、俺、今褒められてない??

混乱していると、妹が視界に入った。そういえば、強制沈黙解除してないや。

俺は妹にかけた強制沈黙を解除すると、妹が早速こちらに来た。

優『おめでとう、マジックの天才。』

天才って言われて、なんだか嬉しくなった。

てか、なんで魔法を信じたんだ?あんなこと普通じゃないのに…

馬鹿な家族でよかったよ…

[水平線]

帰ってきた後、お母さんはお父さんに何故ハンドルを離したか聞いてみた。俺と妹も聞いてみた。

そしたら、お父さんの手が動かなかったそう。

でも顔がにやってしてたのも不思議だが…

今は動いているが、多分お父さんの手が麻痺したのだろう。面倒になると嫌だし、家族を失いたくないという気持ちはみんな一緒だったので、そう片付けといた。

殺し合いゲーム、というか、殺し合いゲームというものしてなかったけどな…

まあ、こういうことをする奴が、この世界にいるということか…

異世界だったら毎日殺し合いゲームみたいなもんだから、変わりなかったけどね

俺は夜ご飯を食べていると、お父さんがテレビをつけた。

『今週は、毎日雨が降る予想で、水曜日は関東を中心にゲリラ豪雨になるそうです___』

…今日は日曜日か。水曜日…、そういえば、友達との遊ぶ約束が入っていた。

大丈夫かな、まあ、なんとかなるか。

俺はご飯を食べた。


第一章完

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作者メッセージ

第一章完…!?いや、短い(
読んでくださりありがとうございます!
第一章の殺し合いゲームは、ゲームで例えると、チュートリアルみたいな感じです。つまり、主人公の大体を知ってもらおうみたいな感じです。
なので、話は緩いです…
あと、自分がこのサイトの操作に慣れることも目標にしてましたから、…はい。
第二章は『最後の晩餐』です!
え、怖いですね…。引き続き、よろしくお願いします!

2023/04/28 15:29

縺薙≠繧九s ID:≫25QkWp8we0n5w
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