異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
結局30分ぐらいここでルナという人は、俺から決して離れなかった。
海渡『そろそろやめてもらっていいですか。普通に迷惑です…』
ルナ『えええええ!?なんでなんで!!』
海渡『いやだから…異世界知らないですよ俺…』
ルナ『…嘘ついてるだけじゃないんですか。』
俺は歩き始めると、ルナもついてきた。やってることが完全にストーカーじゃないか…(困)
しかも、近くに人はいないし、なんなんだよここ…。ルナが来る前は結構いたじゃないか…
…待てよ?
確かにたまたま人が通らなかっただけかもしれない。さっきまであんなに人がいたのに、今はいない…。少し不自然だと感じた。
人が結構通る道なら、30分の間に何人か通るだろう。でも通らなかった。ルナが来てから。
ルナ、なんなんだこいつ…
ルナ『諦めてくださいよ〜ねえ〜』
異世界があると聞いたことがあるとは言っていたが、もしもう前から既に異世界に行ったことがあったとしたら…。でもなんか騙されてる感ある…。
[漢字]索敵[/漢字][ふりがな]サーチ[/ふりがな]
ルナ『………』
海渡『ルナさん、でしたよね。』
ルナ『あ、はい!!』
海渡『…あなた、異世界を聞いたのではなく、異世界を既に"知っていた"のですよね。…いや、生まれは異世界ですよね?』
ルナ『……』
索敵で分かった。まず、彼は『異世界で生まれた』ということ、そして魔力があまりない、それはよくわからないが。そして漫画家ではなく、ただのニートということ…
ルナ『大正解だよ。でもやっぱり君は異世界を知っていたんだねー。最初から言えばいいのに。』
海渡『地球人には、できるだけ異世界を教えないようにしていますので。』
ルナ『冷たいなぁあ。僕ニートになっちゃってねえ、異世界に帰ろうとしたんだけれども、帰れないの!!!』
…え?帰れない?
ルナ『異世界へテレポートができなくて。あ、別に弱いわけじゃないぞ!!中級者です!!』
いやさっき索敵したら、魔力あまりないって表示されたけどな…(笑)
中級者って言ってるけどそれほどの人じゃなさそうだし、じゃあ地球に一体何しに来たんだよって思う。
ルナ『…拝啓、ルナへ。』
…?
ルナ『ついにお別れの時が来たね。』
ルナ『私、君のことが大好きだった。』
ルナ『でも、それよりも、大切なものを失って辛くて、ごめんだけどバイバイだね。』
ルナ『あなたが来る時は歓迎してあげるから。』
ルナ『…フープより。』
一体何を喋り出すかと思ったら…誰かからの遺書みたいなのだな…
ルナ『なんでここに人が通らないかというと、僕が結界を作っていて、入らせないようにしているからです。不自然に思ってたでしょう?そんな顔、あなたはしていました。』
ルナ『フープは亡き者ですが、僕のことを今でも愛してくれています。』
ルナ『フープの大切なものを失わせたやつを倒したいんです。お願いします。お願いします!異世界に連れて行ってください…!!』
……
ルナだけ異世界に行っても、なんか倒せなさそうだから、
面白そうだし、ついて行ってみるか___
海渡『瞬間転移・指定、海渡・ルナ』
海渡『場所、異世界。』
海渡『そろそろやめてもらっていいですか。普通に迷惑です…』
ルナ『えええええ!?なんでなんで!!』
海渡『いやだから…異世界知らないですよ俺…』
ルナ『…嘘ついてるだけじゃないんですか。』
俺は歩き始めると、ルナもついてきた。やってることが完全にストーカーじゃないか…(困)
しかも、近くに人はいないし、なんなんだよここ…。ルナが来る前は結構いたじゃないか…
…待てよ?
確かにたまたま人が通らなかっただけかもしれない。さっきまであんなに人がいたのに、今はいない…。少し不自然だと感じた。
人が結構通る道なら、30分の間に何人か通るだろう。でも通らなかった。ルナが来てから。
ルナ、なんなんだこいつ…
ルナ『諦めてくださいよ〜ねえ〜』
異世界があると聞いたことがあるとは言っていたが、もしもう前から既に異世界に行ったことがあったとしたら…。でもなんか騙されてる感ある…。
[漢字]索敵[/漢字][ふりがな]サーチ[/ふりがな]
ルナ『………』
海渡『ルナさん、でしたよね。』
ルナ『あ、はい!!』
海渡『…あなた、異世界を聞いたのではなく、異世界を既に"知っていた"のですよね。…いや、生まれは異世界ですよね?』
ルナ『……』
索敵で分かった。まず、彼は『異世界で生まれた』ということ、そして魔力があまりない、それはよくわからないが。そして漫画家ではなく、ただのニートということ…
ルナ『大正解だよ。でもやっぱり君は異世界を知っていたんだねー。最初から言えばいいのに。』
海渡『地球人には、できるだけ異世界を教えないようにしていますので。』
ルナ『冷たいなぁあ。僕ニートになっちゃってねえ、異世界に帰ろうとしたんだけれども、帰れないの!!!』
…え?帰れない?
ルナ『異世界へテレポートができなくて。あ、別に弱いわけじゃないぞ!!中級者です!!』
いやさっき索敵したら、魔力あまりないって表示されたけどな…(笑)
中級者って言ってるけどそれほどの人じゃなさそうだし、じゃあ地球に一体何しに来たんだよって思う。
ルナ『…拝啓、ルナへ。』
…?
ルナ『ついにお別れの時が来たね。』
ルナ『私、君のことが大好きだった。』
ルナ『でも、それよりも、大切なものを失って辛くて、ごめんだけどバイバイだね。』
ルナ『あなたが来る時は歓迎してあげるから。』
ルナ『…フープより。』
一体何を喋り出すかと思ったら…誰かからの遺書みたいなのだな…
ルナ『なんでここに人が通らないかというと、僕が結界を作っていて、入らせないようにしているからです。不自然に思ってたでしょう?そんな顔、あなたはしていました。』
ルナ『フープは亡き者ですが、僕のことを今でも愛してくれています。』
ルナ『フープの大切なものを失わせたやつを倒したいんです。お願いします。お願いします!異世界に連れて行ってください…!!』
……
ルナだけ異世界に行っても、なんか倒せなさそうだから、
面白そうだし、ついて行ってみるか___
海渡『瞬間転移・指定、海渡・ルナ』
海渡『場所、異世界。』
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