異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
海渡『…プリズム・アロー』
俺は魔法を使う。アロー系の魔法はたくさんあるが、この魔法はアロー系の中で一番取得するのを苦戦した魔法。
シュン『っ…!!こんなの避けて…!』
海渡『おっと。光学迷彩、カモフラージュ』
シュン『っあ…!』
海渡『なあシュン。アローのせいとかで眩しいと思うが、一つ言わせてくれ。』
海渡『俺らは最愛の親友ではない。』
シュン『何言って…親友だろ…?』
海渡『俺らは…』
海渡『[大文字][太字][下線]最高のライバルだろ?[/下線][/太字][/大文字]』
シュン『!!』
なんだっていい。
ライバルとか、友達とか、親友とか。
でも、俺は今の戦いを通じてわかったことがある。
シュンと俺は最高のライバルだってこと。
親友じゃない。それを超えたライバルってことを…!
シュン『…ライバル…?ライバルでいいの…?こんなのが…?』
海渡『…確かにお前は悪いことをしたと思う。部外者をこんな酷い目にさせてよ。』
海渡『でもなぁ、シュンは、シュンは…シュンはな、』
海渡『強くなって戻ってきた。俺と、並ぶために…!』
俺が決して強いわけではない。でも、シュンは努力してきたと思う。今まで。
だって、成長が誰からみても、見えるようになっていた。俺はその成長に感動した。心から感動した。なんだろう、戦っているのに、ただの兄弟喧嘩みたいな感じになってて。
素敵だなって思った。こんな戦いができたのは、シュンがいたからこそ…だと思う。
シュン『ああそうだよ…!海渡と、共に戦って、いい親友になれる。偽じゃない。本当の。』
シュン『僕は、海渡のために日々努力してきた!!』
シュン『あの時何もできなかった!悔しかった!力にもなれない、ただ足を引っ張って、もはやいなくてもよかったよあの場に!!』
シュン『でも!変わらないといけないって…変わらないと始まんないって…』
シュン『海渡!!…謝らないといけないことはたくさんあるけれど、まずは…』
シュン『[大文字]ありがとう[/大文字]』
…!!!
海渡『…キャンセレーション・指定「プリズム・アロー」「カモフラージュ」』
シュン『!…魔法が…』
こんなに感動したことは、初めてだったなぁ。
戦いで感動するとか、今までなかったし。
女神『海渡様あああああああああああ!!!』
海渡『うおっ、女神。』
秋葉『海渡さん…』
海渡『あ、ちょっとまって。その前に回復させないと。』
女神『え?誰をですか?』
海渡『女神、完全に忘れてるでしょ。光輝とヴィンディンだよ。』
光輝はもう死んでんのかよくわからなかった。
ヴィンディンは意識はないが不老不死のため生きている。
夜神『海渡さん!!こっちも助けてくださいね!!』
篠『…よかった。』
暗野『…血などの処理は俺に任せろ』
橤『効いたみたいでよかった〜!罠が〜!』
海渡『お、じゃあ暗野さん処理よろしく。』
四人も無事だ。よかった。俺は4人を解放した。
海渡『じゃあ、どうするか…光輝って死んでる?女神。』
女神『…人間なので心臓の音がありますよね。…どこを触っても…感じないです。』
海渡『やはり死んでいる…?』
秋葉『そ、そんな。死んだ人の蘇生ってだれが一体できるのでしょうか…』
…沈黙が続く。
蘇生が可能な人?俺ができるかわかんないが…、でも俺はヴィンディン回復しないといけないし、流石にそちらまでは手が回らない。
ってなると…
海渡『女神じゃない?』
女神『ふぇ、?や、やめてくださいよ〜、魔法これっぽちもできないですよ〜?』
海渡『いやぁ、回復得意でしょ、よろしくね。』
女神『ええぇ!蘇生したことないですよ〜(困)』
女神『まあ…一か八かでやってみますよ。』
まあ女神なら回復系は得意だし(若干)、できそうっちゃできそうだけどねとは思う。
シュンは寝ている。
さっき驚いたせいで寝ただろう。よくわからんが。
女神『…魔法よ。我に力を授けよ。範囲回復魔法・エリアヒール!』
え、エリアヒール!?
その場にいる人全員が回復した。
夜神『助かります!』
秋葉『すごいですね女神さん…!』
女神『まあ海渡様の手が省けるように…、って、光輝は?』
シーン…
海渡『生き返ってない…か…?いや、効果に時間かかるかも…?やっぱ範囲じゃなくてよかったよ?』
女神『ですよね…って、魔王!!』
ヴィンディン『痛っ…痛み強すぎるのではないか…』
みんな『ヴィンディン!!/魔王!!』
なんだよヴィンディンは生き返ったのか…
ヴィンディン『あれ、なんで…寝てたか?』
海渡『気絶してた。そういえばヴィンディン、話したいことがあったんだ。』
ヴィンディン『ん?なんだ?』
海渡『お前らのせいとか、シュンのせいとかで魔王戦台無しになったけどさ。』
ヴィンディン『ん?ああ、そうかもしれないなぁ。こんなザマだからな。で、それが何かあったか?海渡。』
海渡『またいつかさ、戦おうよ。』
海渡『[大文字][太字]今日のリベンジ戦をな[/太字][/大文字]』
ヴィンディン『…面白いこと言うじゃねえかよ海渡。』
ヴィンディン『もちろんやろうじゃないか海渡よ。』
よかったぁ…
ヴィンディンの今の実力がまだわかってないから、戦いたいとは思ってたんだよね…
海渡『容赦しないからなぁ?』
ヴィンディン『もちろんだ。』
海渡『とにかく今は休んで。な?』
ヴィンディン『わかってるよ。』
海渡『そして、部外者に迷惑かけるなよ?わかったか??』
ヴィンディン『…はーい。』
さあてと、光輝をどうしようかなぁ…。
蘇生魔法ねえ…できるかな。
海渡『ちょっと蘇生魔法やってみる。』
女神『よろしくお願いしますっ!海渡様!!』
海渡『蘇生魔法・リザレクション』
光輝『…ん、ん…?あれ…?』
秋葉『光輝くん…!!!』
光輝『って、秋葉さん…!?なんでここに…。』
再会だな。これが。
[水平線]
【魔王破れる!!倒したのは一体?】
女神『海渡様、今回魔王倒してないですからねー』
海渡『シュンかな。シュンが倒したし。でもまだ誰か判明してないみたいだね。』
女神『まあこのままバレなければいいんですよ。』
そうだな。
まったりゆっくり過ごしていると、
プルルルル…
女神『あ、電話です!えっと…シュンから!』
女神『もしもし女神です…!…って、え?』
女神『お母様、お父様が…!?』
[水平線]
[中央寄せ]【[太字][大文字][下線]第五章開幕[/下線][/大文字][/太字]】[/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字][太字]『女神の母と父が何者かに攫われる!?』[/太字][/大文字][/中央寄せ]
[中央寄せ][太字][大文字][下線]【mission『女神の母と父を救え!!』】[/下線][/大文字][/太字][/中央寄せ]
[大文字]【第五章『君が愛する家族』】[/大文字]
[大文字]海渡『女神が愛している家族を連れ去るなんて、俺は許せないと思うよ。』[/大文字]
俺は魔法を使う。アロー系の魔法はたくさんあるが、この魔法はアロー系の中で一番取得するのを苦戦した魔法。
シュン『っ…!!こんなの避けて…!』
海渡『おっと。光学迷彩、カモフラージュ』
シュン『っあ…!』
海渡『なあシュン。アローのせいとかで眩しいと思うが、一つ言わせてくれ。』
海渡『俺らは最愛の親友ではない。』
シュン『何言って…親友だろ…?』
海渡『俺らは…』
海渡『[大文字][太字][下線]最高のライバルだろ?[/下線][/太字][/大文字]』
シュン『!!』
なんだっていい。
ライバルとか、友達とか、親友とか。
でも、俺は今の戦いを通じてわかったことがある。
シュンと俺は最高のライバルだってこと。
親友じゃない。それを超えたライバルってことを…!
シュン『…ライバル…?ライバルでいいの…?こんなのが…?』
海渡『…確かにお前は悪いことをしたと思う。部外者をこんな酷い目にさせてよ。』
海渡『でもなぁ、シュンは、シュンは…シュンはな、』
海渡『強くなって戻ってきた。俺と、並ぶために…!』
俺が決して強いわけではない。でも、シュンは努力してきたと思う。今まで。
だって、成長が誰からみても、見えるようになっていた。俺はその成長に感動した。心から感動した。なんだろう、戦っているのに、ただの兄弟喧嘩みたいな感じになってて。
素敵だなって思った。こんな戦いができたのは、シュンがいたからこそ…だと思う。
シュン『ああそうだよ…!海渡と、共に戦って、いい親友になれる。偽じゃない。本当の。』
シュン『僕は、海渡のために日々努力してきた!!』
シュン『あの時何もできなかった!悔しかった!力にもなれない、ただ足を引っ張って、もはやいなくてもよかったよあの場に!!』
シュン『でも!変わらないといけないって…変わらないと始まんないって…』
シュン『海渡!!…謝らないといけないことはたくさんあるけれど、まずは…』
シュン『[大文字]ありがとう[/大文字]』
…!!!
海渡『…キャンセレーション・指定「プリズム・アロー」「カモフラージュ」』
シュン『!…魔法が…』
こんなに感動したことは、初めてだったなぁ。
戦いで感動するとか、今までなかったし。
女神『海渡様あああああああああああ!!!』
海渡『うおっ、女神。』
秋葉『海渡さん…』
海渡『あ、ちょっとまって。その前に回復させないと。』
女神『え?誰をですか?』
海渡『女神、完全に忘れてるでしょ。光輝とヴィンディンだよ。』
光輝はもう死んでんのかよくわからなかった。
ヴィンディンは意識はないが不老不死のため生きている。
夜神『海渡さん!!こっちも助けてくださいね!!』
篠『…よかった。』
暗野『…血などの処理は俺に任せろ』
橤『効いたみたいでよかった〜!罠が〜!』
海渡『お、じゃあ暗野さん処理よろしく。』
四人も無事だ。よかった。俺は4人を解放した。
海渡『じゃあ、どうするか…光輝って死んでる?女神。』
女神『…人間なので心臓の音がありますよね。…どこを触っても…感じないです。』
海渡『やはり死んでいる…?』
秋葉『そ、そんな。死んだ人の蘇生ってだれが一体できるのでしょうか…』
…沈黙が続く。
蘇生が可能な人?俺ができるかわかんないが…、でも俺はヴィンディン回復しないといけないし、流石にそちらまでは手が回らない。
ってなると…
海渡『女神じゃない?』
女神『ふぇ、?や、やめてくださいよ〜、魔法これっぽちもできないですよ〜?』
海渡『いやぁ、回復得意でしょ、よろしくね。』
女神『ええぇ!蘇生したことないですよ〜(困)』
女神『まあ…一か八かでやってみますよ。』
まあ女神なら回復系は得意だし(若干)、できそうっちゃできそうだけどねとは思う。
シュンは寝ている。
さっき驚いたせいで寝ただろう。よくわからんが。
女神『…魔法よ。我に力を授けよ。範囲回復魔法・エリアヒール!』
え、エリアヒール!?
その場にいる人全員が回復した。
夜神『助かります!』
秋葉『すごいですね女神さん…!』
女神『まあ海渡様の手が省けるように…、って、光輝は?』
シーン…
海渡『生き返ってない…か…?いや、効果に時間かかるかも…?やっぱ範囲じゃなくてよかったよ?』
女神『ですよね…って、魔王!!』
ヴィンディン『痛っ…痛み強すぎるのではないか…』
みんな『ヴィンディン!!/魔王!!』
なんだよヴィンディンは生き返ったのか…
ヴィンディン『あれ、なんで…寝てたか?』
海渡『気絶してた。そういえばヴィンディン、話したいことがあったんだ。』
ヴィンディン『ん?なんだ?』
海渡『お前らのせいとか、シュンのせいとかで魔王戦台無しになったけどさ。』
ヴィンディン『ん?ああ、そうかもしれないなぁ。こんなザマだからな。で、それが何かあったか?海渡。』
海渡『またいつかさ、戦おうよ。』
海渡『[大文字][太字]今日のリベンジ戦をな[/太字][/大文字]』
ヴィンディン『…面白いこと言うじゃねえかよ海渡。』
ヴィンディン『もちろんやろうじゃないか海渡よ。』
よかったぁ…
ヴィンディンの今の実力がまだわかってないから、戦いたいとは思ってたんだよね…
海渡『容赦しないからなぁ?』
ヴィンディン『もちろんだ。』
海渡『とにかく今は休んで。な?』
ヴィンディン『わかってるよ。』
海渡『そして、部外者に迷惑かけるなよ?わかったか??』
ヴィンディン『…はーい。』
さあてと、光輝をどうしようかなぁ…。
蘇生魔法ねえ…できるかな。
海渡『ちょっと蘇生魔法やってみる。』
女神『よろしくお願いしますっ!海渡様!!』
海渡『蘇生魔法・リザレクション』
光輝『…ん、ん…?あれ…?』
秋葉『光輝くん…!!!』
光輝『って、秋葉さん…!?なんでここに…。』
再会だな。これが。
[水平線]
【魔王破れる!!倒したのは一体?】
女神『海渡様、今回魔王倒してないですからねー』
海渡『シュンかな。シュンが倒したし。でもまだ誰か判明してないみたいだね。』
女神『まあこのままバレなければいいんですよ。』
そうだな。
まったりゆっくり過ごしていると、
プルルルル…
女神『あ、電話です!えっと…シュンから!』
女神『もしもし女神です…!…って、え?』
女神『お母様、お父様が…!?』
[水平線]
[中央寄せ]【[太字][大文字][下線]第五章開幕[/下線][/大文字][/太字]】[/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字][太字]『女神の母と父が何者かに攫われる!?』[/太字][/大文字][/中央寄せ]
[中央寄せ][太字][大文字][下線]【mission『女神の母と父を救え!!』】[/下線][/大文字][/太字][/中央寄せ]
[大文字]【第五章『君が愛する家族』】[/大文字]
[大文字]海渡『女神が愛している家族を連れ去るなんて、俺は許せないと思うよ。』[/大文字]
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