異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
ヴィンディン『草野海渡、さあ、もう一回闘おうじゃないか。』
海渡『…なんだ、昨日も今日も元気ですね。』
ヴィンディン『…昨日?昨日どうかしたか?』
海渡『…え?』
あれ、昨日公園で会って、なんか話して…。ちょっとまてよ…。
海渡『ほらだって、公園で会ったじゃないか。いろいろと話したじゃないか。』
ヴィンディン『ごめんだが、昨日はお前と会っていない。久しぶりだなぁ、高校生なんだって?』
おかしい…おかしい…。一体どういうことだ?辻褄が合っていない。
じゃあ俺が公園で見かけたやつは一体…誰だ?
ヴィンディン『…秋葉。海渡、紹介するよ、こいつが浅野秋葉。お前と同じ人間だ。』
海渡『ああ知ってる。既に会ってる。』
ヴィンディン『そうかそうか。既に知っていたか…。でも、こいつは俺様とお前を邪魔しにきただけだぞ?』
海渡『…は、邪魔…?…まあそういえは平和賞取りたいって言ってたな…。』
秋葉『取りたいんじゃないの。取るの。』
まあ秋葉が邪魔する立場ってことは大体理解できる。そりゃ、平和賞取るためにはそうするしかないもんな。…でもそれが、その行動が、本当に平和賞を取る人の行動なのか…?そういうことを考えると、細かいな自分と思ってしまう。
秋葉は俺を睨む。ヴィンディンは『最近会ってなかったな我がライバル』的な顔で俺を見る。
夜神と橤は俺の後ろにいた。橤は何かしていた。俺からでは何をしているかはわからなかった。でも、靴紐を結ぶような姿勢をしている。
ヴィンディン『海渡。先に言うが、今回は俺が勝つ。』
海渡『なんかそれ、やっぱ2回聴いた気がする。』
ヴィンディン『…お前が言っている公園で話したというのは、知らない、なんじゃそりゃ。』
海渡『じゃあ、俺は幻覚を見ていたんだね。はい、最近寝不足でさあ。』
ヴィンディン『そんなことは知らねえよ!』
でも彼は公園に本当にいた。偽物だったら気配でバレていただろう。…じゃああれが、公園にいたヴィンディンがヴィンディンじゃなかったとしたら、誰だったのだろう。ヴィンディンぐらいの強い気配を持っていた。ヴィンディンと偽っていた奴は最高だな。この先いつでも人を騙せるよ。
ヴィンディン『おい海渡。いいことを言ってやろう。』
ヴィンディン『俺はエリクサーを飲んで、不老不死となった。今言ったことを理解できたか?』
海渡『うん理解できた。』
ヴィンディン『うっそーん。』
なんだか…ヴィンディンなのにテンションはヴィンディンらしくない…!?
エリクサーって確か霊薬だったな。まあヴィンディンが不老不死となっても、[漢字]世界樹[/漢字][ふりがな]ユグドラシル[/ふりがな]の葉をヴィンディンに飲ませれば、不老不死じゃなくなるというわけだ。
世界樹の葉は、まあ…なんて言ったらいいんだろ…。異世界では、愛される葉とされていて、エリクサーの材料に使われている。そんな世界樹の葉を飲むと、異世界では健康になれるという。どういうこと?とは人間側としてなる。でも、もうちょっと人間にわかるようなことを言うと、つまり人間らしくなる…?ってことじゃないかと俺は考えた。
だってさ、飲むと不老不死が無くなるんだよ?ちなみに治らない病気も治るんだよ?健康すぎる。
ちなみに、何故世界樹の葉を"飲む"というのかは全く知らない。飲まない、かじる。
まあ、ヴィンディンならもっと酷いことしそうだけどねー…
海渡『そういう手を使うと思って、既に対処法を用意してあるよ。』
ヴィンディン『流石俺様の永遠のライバル!俺様のこと一番にわかってるぜ。』
俺はヴィンディンより先に倒しときたい人がいた。
浅野秋葉だ。浅野秋葉は俺にとって、ただの邪魔者にしか思えない。ヴィンディンを倒したいのに、なんでこいつがいるんだよ…しか思えない。
仮にヴィンディンの不老不死を無くしたとして、浅野秋葉がいることによって、浅野秋葉が勝つかもしれないというわけだ。だからヴィンディンよりは先に浅野秋葉と倒しとかないと、後々厄介になるというわけだ。
平和賞なんて、俺と女神にとってはただのくだらんような賞だよ。
橤『見てください〜!海渡さん〜』
海渡『…どうしたの。』
橤『できました〜、罠が〜』
橤『その名も追跡罠〜』
海渡『…罠?』
ああ、そういえば女神から話を聞いたところ、この人罠が設置できるらしい。(少々闘いは苦手らしいけど…)
罠か…。
もう9月となるだろう、異世界では、落ち葉が沢山落ちていた。
海渡『…なんだ、昨日も今日も元気ですね。』
ヴィンディン『…昨日?昨日どうかしたか?』
海渡『…え?』
あれ、昨日公園で会って、なんか話して…。ちょっとまてよ…。
海渡『ほらだって、公園で会ったじゃないか。いろいろと話したじゃないか。』
ヴィンディン『ごめんだが、昨日はお前と会っていない。久しぶりだなぁ、高校生なんだって?』
おかしい…おかしい…。一体どういうことだ?辻褄が合っていない。
じゃあ俺が公園で見かけたやつは一体…誰だ?
ヴィンディン『…秋葉。海渡、紹介するよ、こいつが浅野秋葉。お前と同じ人間だ。』
海渡『ああ知ってる。既に会ってる。』
ヴィンディン『そうかそうか。既に知っていたか…。でも、こいつは俺様とお前を邪魔しにきただけだぞ?』
海渡『…は、邪魔…?…まあそういえは平和賞取りたいって言ってたな…。』
秋葉『取りたいんじゃないの。取るの。』
まあ秋葉が邪魔する立場ってことは大体理解できる。そりゃ、平和賞取るためにはそうするしかないもんな。…でもそれが、その行動が、本当に平和賞を取る人の行動なのか…?そういうことを考えると、細かいな自分と思ってしまう。
秋葉は俺を睨む。ヴィンディンは『最近会ってなかったな我がライバル』的な顔で俺を見る。
夜神と橤は俺の後ろにいた。橤は何かしていた。俺からでは何をしているかはわからなかった。でも、靴紐を結ぶような姿勢をしている。
ヴィンディン『海渡。先に言うが、今回は俺が勝つ。』
海渡『なんかそれ、やっぱ2回聴いた気がする。』
ヴィンディン『…お前が言っている公園で話したというのは、知らない、なんじゃそりゃ。』
海渡『じゃあ、俺は幻覚を見ていたんだね。はい、最近寝不足でさあ。』
ヴィンディン『そんなことは知らねえよ!』
でも彼は公園に本当にいた。偽物だったら気配でバレていただろう。…じゃああれが、公園にいたヴィンディンがヴィンディンじゃなかったとしたら、誰だったのだろう。ヴィンディンぐらいの強い気配を持っていた。ヴィンディンと偽っていた奴は最高だな。この先いつでも人を騙せるよ。
ヴィンディン『おい海渡。いいことを言ってやろう。』
ヴィンディン『俺はエリクサーを飲んで、不老不死となった。今言ったことを理解できたか?』
海渡『うん理解できた。』
ヴィンディン『うっそーん。』
なんだか…ヴィンディンなのにテンションはヴィンディンらしくない…!?
エリクサーって確か霊薬だったな。まあヴィンディンが不老不死となっても、[漢字]世界樹[/漢字][ふりがな]ユグドラシル[/ふりがな]の葉をヴィンディンに飲ませれば、不老不死じゃなくなるというわけだ。
世界樹の葉は、まあ…なんて言ったらいいんだろ…。異世界では、愛される葉とされていて、エリクサーの材料に使われている。そんな世界樹の葉を飲むと、異世界では健康になれるという。どういうこと?とは人間側としてなる。でも、もうちょっと人間にわかるようなことを言うと、つまり人間らしくなる…?ってことじゃないかと俺は考えた。
だってさ、飲むと不老不死が無くなるんだよ?ちなみに治らない病気も治るんだよ?健康すぎる。
ちなみに、何故世界樹の葉を"飲む"というのかは全く知らない。飲まない、かじる。
まあ、ヴィンディンならもっと酷いことしそうだけどねー…
海渡『そういう手を使うと思って、既に対処法を用意してあるよ。』
ヴィンディン『流石俺様の永遠のライバル!俺様のこと一番にわかってるぜ。』
俺はヴィンディンより先に倒しときたい人がいた。
浅野秋葉だ。浅野秋葉は俺にとって、ただの邪魔者にしか思えない。ヴィンディンを倒したいのに、なんでこいつがいるんだよ…しか思えない。
仮にヴィンディンの不老不死を無くしたとして、浅野秋葉がいることによって、浅野秋葉が勝つかもしれないというわけだ。だからヴィンディンよりは先に浅野秋葉と倒しとかないと、後々厄介になるというわけだ。
平和賞なんて、俺と女神にとってはただのくだらんような賞だよ。
橤『見てください〜!海渡さん〜』
海渡『…どうしたの。』
橤『できました〜、罠が〜』
橤『その名も追跡罠〜』
海渡『…罠?』
ああ、そういえば女神から話を聞いたところ、この人罠が設置できるらしい。(少々闘いは苦手らしいけど…)
罠か…。
もう9月となるだろう、異世界では、落ち葉が沢山落ちていた。
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