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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#32

第三章『優の自由研究』七話「爆破」

明後日、俺は爆破されると言われているショッピングモールについた。客が普通にいる。爆破のことは世間には知られてはないようだ。情報がほんの数人だけにしか漏れていない。

でも覚醒か…。俺がその覚醒したやつを倒せるかどうか…。まあでも、魔王よりは弱そうだから、まあいけるかぁ…。心配だけど。

…魔王…か。

俺は異世界に行ってる間に、悪い魔王を倒した。既に話したはずだな。魔王との戦い、そういえば、俺と女神だけでやったかなぁ…。だから、異世界の奴らは、魔王が死んだという情報も知られていないだろう。

魔王は、異世界の生き物によると、邪魔でいつも悪さしかしない、上級魔物…、いや、上級魔物の上という感じか?誰も手につけられなかった。上級者は、自分は死にたくないとか言ったのだろう、この件について何も口に出さなかった。

この件が質問されても、質問したやつの口を魔法で口封じする。異世界はこれだから常識がない。

…でも、俺が異世界に行ってる間、俺の中の常識はめっちゃ変わったなぁ。魔法を使うということが当たり前だし、…そもそも魔法が使えるという常識すらおかしいからなぁ…。

そんなことを思っていると、優と優の友達を見つけた。どうやら二人でお出かけだったらしい。女友達だから、ファッションとか、好みとかが合ったんだろう。最近優が、『友達とおそろにした。』とか言って、ランドセルの横にアクリルキーホルダーをつける。…仲良い友達ができてよかったと思っている。

そして予定の時刻(爆破の時刻)があと約3時間。そんな時だった。

【バン!!】

…銃を撃つ音がした。入口の方から聞こえた。入口の方を見る。

既に、何人かの黒い服を着た奴らがいる。

『索敵』

…これは、間違いなく、中級魔物だ。しかも、覚醒中。

明らかに強そうなオーラを感じた。今まで出会った中級魔物とは一味違う。しかも、それが地球で暴れるとは…。本当に厄介なことになりそうで面倒だ。

優『え、お兄ちゃん!?』

…どうやら優が俺を見つけたようだ。

優『友達違う入口で帰っちゃった…って、なんでお兄ちゃんいるの。』

海渡『…優を守りにきた。既に、このショッピングモールで、爆破予告がされていたんだ。』

優『えっ、そうなんだ…。って、なんで教えてくれなかったの!』

海渡『速報だったんだぞ…。』

嘘で嘘じゃないようなことを優に伝える。

優『え、ちょ…えっ…!あ、あれみて…!』

え?

優は入口の方に指差した。なんのことだ?と思い、優が指差した方を見る。そこには、入口に近づく一人の少年がいた。まだ若い、小さな子供だろう。そして、何故か少年はナイフを持っている。

優『さっきの子…あの子、…えぇっ…』

優はかなり動揺していた。そして、少年はどんどん入口に近づく。入口に近づくと共に、中級魔物にも近づく。

そして、少年はこう言った。

少年『僕はヒーロー様なんだよっ…!!』

そう言って、中級魔物を刺す。中級魔物がナイフを抜く、少年を突き飛ばす。中級魔物が、再生し、ナイフの傷は綺麗になくなった。

少年は動揺している。

まあ少年がどうしてこんなことをしているのかはよくわからない。でも、俺も一応お願い事を頼まれている。市民の平和を守るため?そういうことになるかな。

海渡『優、下がって。』

優『うん。』

優は何歩か下がる。

優『(なんか今日はなかなかのことが書けそう…!!自由研究、最高の自由研究になるわ…)』

海渡『さあ、魔物さん。異世界に帰るお時間です。』

海渡『今日の戦い、是非思い出にしましょうね?』

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作者メッセージ

次回は中級魔物vs海渡です!覚醒してる中級魔物…一体どんな強さなのでしょうか…。
次回もお楽しみに!
読んでいただきありがとうございます!!

2023/06/23 21:05

縺薙≠繧九s ID:≫24B8tNBv2aDd.
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