異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。
ん…ん…?
あれから意識を失っていたのか、俺は起きた。って、あれ、自由に身動きができない…?ってこれって、紐…いや、ただの紐じゃない、これは魔法の紐だ、魔法の紐の特徴は光っている。…でも待てよ、魔法の紐だとわかったところで何か起こるわけじゃない、めちゃ大ピンチだ。
女神『起きたのですね、海渡。』
女神…!女神がいる、そこに。
海渡『女神!この紐は外からじゃないと取れない、取ってくれないか?』
女神『無理です。』
は…?
女神『今更甘える?自分が私を傷つけたこと、自覚なしなのですか?自覚がないのは恐ろしい。』
な、何言ってるんだ女神は。俺は女神を傷つけた…?いやいや、長い時間過ごしてきた"親友"を傷つける?そんな馬鹿なことはしなかったはず…
女神『…私の悪口言ったんでしょ。知ってますよそんなこと…』
悪口?は?俺は混乱してきた。
海渡『悪口?誰に。』
女神『何って、アリルエル様にですよ。悪口を、アリルエル様に言ったようですね。』
一体何のことを言っているのか…?頭が整理できていない、言っていることが意味わからない。
海渡『ちょ、ちょっと待て、俺はそんなことしてないぞ…?』
女神『口なら簡単に嘘がつけます!!大人しく攻撃くらってなさい!!ポイズン!』
毒攻撃…!!…避けないといけないのに、紐で体は縛られているし、魔法の紐だから魔法を使うことができない…!!
俺は毒魔法のポイズンという魔法が当たった。当たった数秒後、頭がくらくらしてきた。息も荒い。
海渡『はぁ…はぁ…はぁ…』
女神『毒をたくさん吸いなさい海渡。そうしたら、あなたも少しは思い出せるのでは?』
俺はたくさん毒を吸い始めた。いや、吸い始められた。魔法の紐は、その紐で縛られている生き物を、近くにいる人が命令することができる。その命令は、絶対に聞かないといけない、いや、聞かされて勝手に身体が動いてしまうのだった。
さらに息は荒くなる。手も震え、このままだと死ぬんじゃないかと思った。まあ別に俺は無敵じゃないし、異世界に行けるぐらいだから、若い頃に死ぬだろうなとは思っていた。
女神『毒入りの料理も食べなさい、私が作ってあげたの。』
俺はその料理をガツガツと食べる。手が勝手に動く、足が震える。魔法が使えない俺にとって、これは痛手だろう。魔法が俺の一部だった。
最後の晩餐は女神が作った毒に料理になっちゃったなぁww、この料理を食べたせいで腹が痛い、苦しかった。
死ぬんだ、そう思ってたとき、声がした。女性の若々しい声が。
女性『アンチドート!大丈夫ですか!?』
アンチドートって、確か…解毒魔法、俺が一番苦手とする魔法の分類だ。俺は解毒魔法が大の苦手だった。
アンチドートで、俺の体に回っていた毒が解毒され、周りの毒も消え去った。
海渡『あっ…大丈夫です…』
女性『よかった…紐も切りました!って、あなた!何してるんですか!』
女性『この私が許しませんよっ!』
アリルエル『海渡を助けたことも、僕は許せないなぁ。』
また声がした、今度は誰かはっきりわかった。アリルエル様だ。
アリルエル『こいつは悪い奴なんだよ。人の悪口をコソコソという最低な人間だ。』
女性『…それだけで?他には。』
アリルエル『…は…っ?』
女性『悪い奴かもしれませんが、悪口より毒を吸い込ませる奴の方が、悪い奴なんじゃないですか??』
女性は、アリルエル様に向かってこう言った。
女性『正義は常に私を守る!インフェルノ!』
インフェルノは、煉獄の炎という意味。炎魔法だ、かなり強力。
アリルエル『そんな攻撃、楽に交わせr…』
女性『範囲攻撃魔法、エクスプロージョン!』
大きな爆発音が聞こえる。エクスプロージョンは、広範囲にわたる爆発攻撃魔法だった。範囲攻撃魔法とも言う。
まあでもこれだけじゃ倒せないと思うから、ちょっと手を加えるか…
海渡『ファイヤーウォール』
ファイヤーウォールとは、火の壁という意味の魔法。炎魔法だ。結構攻撃範囲広い。
でも、攻撃範囲が広い二つの技が重なっても危険だなぁ。じゃあついでに、女神と俺に結界でもはるか。俺は結界をはった。
二つの攻撃が爆発した。黒い煙が広範囲に広がる。煙が消えると、アリルエル様の姿が見えた。
アリルエル様は、倒れていた。
女神『ん〜…ってあれ?海渡様…って、ええええええ!?大丈夫ですかあああああ!?』
女神は洗脳が解けたようだ。支配者が死んだ?からだろう。(まだ死んだかは不明)
女性『よかった、洗脳解けたみたい!じゃあ私はここで!』
海渡『ちょっと待ってください、あなたの名前は…?』
名前を知りたかった、ちょこっと女性の個人情報とか知りたかったからだ。異世界ではそれをOKされている。不思議だよね。
女性『私?私…[漢字]浅野[/漢字][ふりがな]あさの[/ふりがな][漢字]秋葉[/漢字][ふりがな]あきは[/ふりがな]って言います!人間なんですよね〜』
海渡『えっ…ちょ、人間!?』
女神『え…か、海渡様!!』
人間…!?俺と同じ…?…初耳だと思うが、俺は異世界に行ける人間を探していた、そして今…人間が目の前に…。
秋葉『そりゃ驚きますよねwww』
海渡『ああ驚いたよ。君も名を言ったから、俺も名を言っとこう。』
海渡『草野海渡、と言います。』
秋葉『…えっ…?に、人間…?』
秋葉『え、あ、えっと…とりあえず!では!』
浅野秋葉は、走り去っていった…
あれから意識を失っていたのか、俺は起きた。って、あれ、自由に身動きができない…?ってこれって、紐…いや、ただの紐じゃない、これは魔法の紐だ、魔法の紐の特徴は光っている。…でも待てよ、魔法の紐だとわかったところで何か起こるわけじゃない、めちゃ大ピンチだ。
女神『起きたのですね、海渡。』
女神…!女神がいる、そこに。
海渡『女神!この紐は外からじゃないと取れない、取ってくれないか?』
女神『無理です。』
は…?
女神『今更甘える?自分が私を傷つけたこと、自覚なしなのですか?自覚がないのは恐ろしい。』
な、何言ってるんだ女神は。俺は女神を傷つけた…?いやいや、長い時間過ごしてきた"親友"を傷つける?そんな馬鹿なことはしなかったはず…
女神『…私の悪口言ったんでしょ。知ってますよそんなこと…』
悪口?は?俺は混乱してきた。
海渡『悪口?誰に。』
女神『何って、アリルエル様にですよ。悪口を、アリルエル様に言ったようですね。』
一体何のことを言っているのか…?頭が整理できていない、言っていることが意味わからない。
海渡『ちょ、ちょっと待て、俺はそんなことしてないぞ…?』
女神『口なら簡単に嘘がつけます!!大人しく攻撃くらってなさい!!ポイズン!』
毒攻撃…!!…避けないといけないのに、紐で体は縛られているし、魔法の紐だから魔法を使うことができない…!!
俺は毒魔法のポイズンという魔法が当たった。当たった数秒後、頭がくらくらしてきた。息も荒い。
海渡『はぁ…はぁ…はぁ…』
女神『毒をたくさん吸いなさい海渡。そうしたら、あなたも少しは思い出せるのでは?』
俺はたくさん毒を吸い始めた。いや、吸い始められた。魔法の紐は、その紐で縛られている生き物を、近くにいる人が命令することができる。その命令は、絶対に聞かないといけない、いや、聞かされて勝手に身体が動いてしまうのだった。
さらに息は荒くなる。手も震え、このままだと死ぬんじゃないかと思った。まあ別に俺は無敵じゃないし、異世界に行けるぐらいだから、若い頃に死ぬだろうなとは思っていた。
女神『毒入りの料理も食べなさい、私が作ってあげたの。』
俺はその料理をガツガツと食べる。手が勝手に動く、足が震える。魔法が使えない俺にとって、これは痛手だろう。魔法が俺の一部だった。
最後の晩餐は女神が作った毒に料理になっちゃったなぁww、この料理を食べたせいで腹が痛い、苦しかった。
死ぬんだ、そう思ってたとき、声がした。女性の若々しい声が。
女性『アンチドート!大丈夫ですか!?』
アンチドートって、確か…解毒魔法、俺が一番苦手とする魔法の分類だ。俺は解毒魔法が大の苦手だった。
アンチドートで、俺の体に回っていた毒が解毒され、周りの毒も消え去った。
海渡『あっ…大丈夫です…』
女性『よかった…紐も切りました!って、あなた!何してるんですか!』
女性『この私が許しませんよっ!』
アリルエル『海渡を助けたことも、僕は許せないなぁ。』
また声がした、今度は誰かはっきりわかった。アリルエル様だ。
アリルエル『こいつは悪い奴なんだよ。人の悪口をコソコソという最低な人間だ。』
女性『…それだけで?他には。』
アリルエル『…は…っ?』
女性『悪い奴かもしれませんが、悪口より毒を吸い込ませる奴の方が、悪い奴なんじゃないですか??』
女性は、アリルエル様に向かってこう言った。
女性『正義は常に私を守る!インフェルノ!』
インフェルノは、煉獄の炎という意味。炎魔法だ、かなり強力。
アリルエル『そんな攻撃、楽に交わせr…』
女性『範囲攻撃魔法、エクスプロージョン!』
大きな爆発音が聞こえる。エクスプロージョンは、広範囲にわたる爆発攻撃魔法だった。範囲攻撃魔法とも言う。
まあでもこれだけじゃ倒せないと思うから、ちょっと手を加えるか…
海渡『ファイヤーウォール』
ファイヤーウォールとは、火の壁という意味の魔法。炎魔法だ。結構攻撃範囲広い。
でも、攻撃範囲が広い二つの技が重なっても危険だなぁ。じゃあついでに、女神と俺に結界でもはるか。俺は結界をはった。
二つの攻撃が爆発した。黒い煙が広範囲に広がる。煙が消えると、アリルエル様の姿が見えた。
アリルエル様は、倒れていた。
女神『ん〜…ってあれ?海渡様…って、ええええええ!?大丈夫ですかあああああ!?』
女神は洗脳が解けたようだ。支配者が死んだ?からだろう。(まだ死んだかは不明)
女性『よかった、洗脳解けたみたい!じゃあ私はここで!』
海渡『ちょっと待ってください、あなたの名前は…?』
名前を知りたかった、ちょこっと女性の個人情報とか知りたかったからだ。異世界ではそれをOKされている。不思議だよね。
女性『私?私…[漢字]浅野[/漢字][ふりがな]あさの[/ふりがな][漢字]秋葉[/漢字][ふりがな]あきは[/ふりがな]って言います!人間なんですよね〜』
海渡『えっ…ちょ、人間!?』
女神『え…か、海渡様!!』
人間…!?俺と同じ…?…初耳だと思うが、俺は異世界に行ける人間を探していた、そして今…人間が目の前に…。
秋葉『そりゃ驚きますよねwww』
海渡『ああ驚いたよ。君も名を言ったから、俺も名を言っとこう。』
海渡『草野海渡、と言います。』
秋葉『…えっ…?に、人間…?』
秋葉『え、あ、えっと…とりあえず!では!』
浅野秋葉は、走り去っていった…
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