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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#22

第二章『最後の晩餐』十六話「用済み」

アルカナ様は倒れ、アリルエル様がこちらを向いていた…

明らかにおかしかった。アリルエル様よりアルカナ様の方が断然強い。二人とも上級者だが、上級者の中でも強さはそれぞれバラバラだ。めちゃ強い方もいるし、なんで上級者になったの?とも思う方もいる。

アリルエル様はまあまあの強さ、だが時々中級者に負ける、だから上級者から下そうとも、俺が異世界にいる時からも議論されてた内容だ。けれど、アルカナ様はかなりの強さ、それにアリルエル様が勝った…?

女神『ちょ、え、アリルエル様!勝ったのですか…?』

アリルエル『あれ、知らなかったんだ。てっきりそんな強さだから知ってるかと思ってた。まあ知ってたらあんな行動しないか…w』

アリルエル『アルカナ様が洗脳なさってたけど、僕はアルカナ様たちを洗脳している、もはや洗脳の上に洗脳してる感じかな。だから、もうアルカナ様は用済み。死んでもらったよ。』

女神『えっ…!?あ、ん…!?』

女神は動揺している、両手を口に当てて、顔を青ざめている。アリルエル様は、僕をじっと見つめた。

女神『なんで…、なんで殺したんですか!?』

アリルエル『アルカナ様は勿論すごく強い、僕より強い。だからいつまでも洗脳してるわけにはいかない。いつか洗脳が解けられてしまうから。だから先に殺しておいたんだよ。他の奴らは僕より弱いし、まあアルカナ様だけ…はね、早めにしておかないと。』

…まあアルカナ様なら自分にかけられた洗脳を解くことも可能だったであろう、だが、よりによってアルカナ様に洗脳をした相手が、上級者だったから難しかった、時間がかかっていたのだろう。だから…間に合わなかった。

アリルエル『そうだ、君も利用しようかな。海渡くん、女神。何に使おうかなぁ…。そうだ、僕以外の上級者全員殺してもらおう、そうしたら…僕が本当の"最強"だ。いや…でも、海渡くん、君なら究極の美味なんてすぐ探せそうだね。ねえ、海渡くん?』

そう言って、指を指される。本当の最強?自分でやってないくせに、よく言える。てか、俺は上級者全員殺せるわけがない、そんな強くないからさ。

海渡『わざわざ褒め言葉みたいなことをありがとう。でも無理だよ俺は。そんな能力使えないし、なんなら究極の美味がまだ何かわかっていない。手下も何も分かってなかったよ?』

女神『わ、私を洗脳して何か得するんですか…!!』

アリルエル『…女神、君はいい子だ。得するよ。女神、おいで。』

女神『えっ…?』

…何か、嫌な予感がする。

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作者メッセージ

まさかの…いや完全にアルカナ様は悪役オーラ出してたけど、まさかのアリルエル様…!?
次回もお楽しみに!
読んでいただきありがとうございます!

2023/06/02 20:00

縺薙≠繧九s ID:≫21NXMGC3IpHUE
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