side愛良（？）

「おい！お主！起きろ！」
「ん...」
うるさい声に少し目を開ける
「おい！聞こえんのか！」
「何、もう、うるさいな...」
「んな！うるさいとは失礼な！」
さすがにこのまま放置しておくと面倒くさいため目を開ける
「え⁉誰⁉」
「フッその反応を待っていたのだわしは、あの神だ」
なぜか口調が渋いがとてもイケメンだ
「え、なに、てことは私死ねた？」
「死んだな」
「よしっ成功したー！」
「お主、死にたかったのか？」
「うん、いじめられてて」
そこまで話すことに抵抗はないためいじめのことを話す
「うむ、お主もか」
「か？」
「先ほど来た男もそう言っておった」
「へー」
「して、お主！これからどうする？」
「どうするとは？」
「決まっておるじゃろう！天国に行くか地獄に行くか転生するかじゃ」
「なんでそこに転生が入ってんの？」
1つだけおかしなものが入っていて驚く
「最近追加されたのじゃ」
「へー」
私は死ぬのに少しためらった
理由は夢を叶えたいから
今ではもう死んでしまったため叶えられることはないが
少し心もとなかった
なのでその選択肢の中に転生が入っているのなら
『転生したい』
そう思ってしまう
「では、転生でよいか？」
「え⁉口に出てた⁉」
「すべて出ておったぞ」
「そっか...うん、転生したい！」
「そうか、では希望は」
「希望？」
「そうじゃ、あるじゃろう？名前とか生まれたい家とか」
「ああ、そっか...じゃあ名前は○○ ●●がいい生まれたい家は、
苗字に合ったとこならどこでも」
前世から憧れていた名前を伝える
「わかったでは、早速行くぞ？」
「え、もう？」
「当たり前じゃろうここにおっても暇なだけだぞ」
「それもそうか...じゃあお願いします！」
そう言ったとたん私は白い光に包まれた

































































































「●●、これからよろしくね」