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この小説は火産霊 美卯様の「英雄高校生徒です!」の番外編です。
コメント欄にて許可を貰って作らせて頂いてます。

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【英雄高校生です!】うちの子番外編!

#8

ヴァイオレット・フローリーの入学試験③

『なるほど、確かにアレは一体しか設置出来ないでしょうね。』


プレゼンマイクがお邪魔虫と称した仮想敵の正体はビルよりも巨大なロボット。
受験者たちは突然現れた巨大ロボに押し潰されないようにと、悲鳴をあげながらも全力で逃亡していた。
ヴァイオレットはその様子をビルの上から見ながら試験の意図を考えた。
あのロボットは倒してもポイントは入らない。しかしこの巨大さは邪魔になり、尚且つ放っておけば市街への被害も広がっていくことは明らかだ。
普通の一般人ならばわざわざ倒しにいく必要はない。


「(ですが、これはヒーロー科の試験。
 多分コレはヒーローとしての心構え的なヤツを問われてるんでしょうね。)」


そう考えるを完結させたヴァイオレットは、お邪魔ギミックの周りに人がいない事を確認してから再び個性を発動させた。




[中央寄せ][漢字]Beschränkung[/漢字][ふりがな]  拘束  [/ふりがな][/中央寄せ]


にゅるにゅるっと地面から生えてくる巨大な朝顔。
朝顔は巨大なお邪魔ギミックや周りのビルを支柱代わりにどんどんと成長していってロボットを動けないようにした。


『コレで試験終了まで保つといいですがね。』


風に煽られて揺れる巨大な朝顔はまだ成長を続けてロボットを飲み込んで行く。
その様子に呆気を取られる受験者も居れば、ラッキーとばかりにヴィランポイントを稼ぐ受験者もいる。
ヴァイオレットも後者の受験者達に負けないようにとビルから飛び降りて試験終了のアラームが鳴るまで仮想敵を狩り続けた。




このボタンは廃止予定です

2024/01/31 12:28

三毛猫 ID:≫92AMLsj.b0ZNg
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