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ただいま一話から少しずつ内容を修正して増やしたりしているので、最初の頃と変わっているところがあります。すいません。

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僕が恋した青い花話(タイトル改名)

#9


美奈がだんだん克樹に近づいて、ペタペタとシューズの音が教室に響いている。
「お、おい、美奈!!」慌てた僕は急いで駆け寄って美奈の肩を掴んだ。
「(流石にまずい…一回落ち着け)」 
「(でも、誰かが止めないといけないでしょ?)」
「(そうだけど、)」

「私は、黙って見て大人しくしてる方がおかしいし理解できない」
教室の中にいるみんなに向かって言ってるようだった。僕は、彼女の言葉に何も言えなかった。

「ああ、しらける〜まじでないわ〜」克樹が、冴えない顔で言った。だんだん克樹が田中に近づいて胸ぐらを掴んだ。

『ゴスッ』
田中は思いっきり殴られて、床に崩れ落ちた。おいおい、さすがやばいだろ。
もう誰も止めることができなくなってきた。

克樹は、美奈にも拳を振り上げた。バカだよな僕は…なんで知らないふりしなかったんだろう。

『ドンッ』鈍い音がした。克樹は勢いよく後ろに飛んでいき、頬が腫れて赤くなっていた。
「まり君?」みんな唖然としていた。それもそうだろあんな乱暴で恐れられている克樹を殴ったんだ。でも
一番驚いていたのは僕だった、初めて人を殴った。殴られるのも痛いけど殴る側も結構痛いんだな。

「あ、、、」
そしてやっと我に帰る。僕は、とんでもないことをしてしまったみたいだ。
完全に学年1の問題児を敵にしてしまったのだから。
「痛ええ、おい?まりどう言うつもり?」
「え、あ、いや…なんとなく反射的に」
「は?お前、マジで…」
「おい、何してるんだ?早く席に座れ!」先生が来た。授業は重い雰囲気のまんま進んだ。

僕はこの後先生に呼び出しを喰らい3時間の説教&取り調べされた。田中と克樹、美奈も。

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作者メッセージ


2024/01/13 12:47

ねこちゃ ID:≫99Fmr9WYuqwdc
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