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ただいま一話から少しずつ内容を修正して増やしたりしているので、最初の頃と変わっているところがあります。すいません。

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僕が恋した青い花話(タイトル改名)

#35


思考停止という言葉が今の状況にとてもピッタリだった。自分で何が起きたかわかっていなかった。
だって、気づいたらグランドと僕はキスしていた。

なるほど、うつ伏せで倒れていることがわかってきた。ということはだ、つまり今盛大にこけてリレーの戦犯をかましているということか。

一見冷静に考えてるように見えるが、全然そんなレベルじゃない。焦りすぎて考えることも起き上がることもパニックになることもできない。

どうするか、起き上がって走らないといけない、じゃないと抜かれてしまうまだ後ろに何人…3人か?まだ抜かれていないと思うが、今さっき一位も二位も失ったと思う。




ああ、だめだ…終わった。これだから走りたくないんだ。もう、どうでもいい。このまま終わるのがいいのかも……




[太字]「おい!!まり!!!!立って走れ!!」[/太字]

大城くんの声が聞こえる。わかってるよ。だけど、無理だよ痛すぎて立てないんだ力が抜けていく。

「お前、ここで今までの努力無駄にするのか!?」

「はっ、、!」そうだよな、僕がここで立たないと、僕がここで走らないと…

僕はこの瞬間、頭の中に何かが走った。今までの努力…?友達…?仲間…?違う。

そんなものじゃない、僕にとっての特別な何かだ。そうか…今ここにいるのも、今までの努力も…

[明朝体][大文字][太字]好きな人にかっこいいとこを見せるために、自分が選んだんだろ!!![/太字][/大文字]
[/明朝体]

[太字]「ぐっ、、う…そうだよ、全部これは僕の選んだ道なんだ!!」[/太字]
重たくビリビリとなる両足と、胸に槍が刺さった感覚がある。でも僕は、起き上がるんだ、、、


[斜体][太字][大文字][明朝体]だれだってそうだ…好きな人に情けない姿見せたくないだろ!![/明朝体][/大文字][/太字][/斜体]

心臓が爆発するかもしれない。そんな気がした…でも止まっちゃダメなんだ。止めると、何か崩れる気がした。僕の何かが…

「はあ、はあ、はあ、」小刻みすぎる僕の息で何も聞こえない。だけどなぜか聞こえたんだ。美奈の声が僕に聞こえた気がするんだ。
気のせいかもしれない、幻聴かな…ほんとに死ぬのか?

青木くんが泣きながら手を振ってるいるのが、最後に僕が見た景色だ。


このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

いやあ、痺れますね。






うん。痺れる。

2024/04/18 21:43

ねこちゃ ID:≫25luwvQh/BePc
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