僕が恋した青い花話(タイトル改名)
萌が隣から高く元気な声で話しかけにきた。
「まりく〜ん次の理科の教科書わすれた〜!」
「はい。」
「…」
「…」
あ、そういうやつ?なんか見せてほしい的な?いや、でもな…なんかやだな。
「で、なんですか?」とりあえず一言そえておく。
「いや〜、その教科書ないから〜」
「はあ。いいですけど。」
「やった〜!
僕は隣の席の萌に教科書を見せた。が、それはいいものの何か圧を感じる。なんというか、殺気とでも言うのか?とてつもなく威圧感がある、背中がゾクゾクしてきた。
まあ絶対にこれは美奈だろうと思う。だって後ろの席美奈だし。なんでだ?僕は少しだけ後ろをチラ見した。
「「あ、」」
すごく目が合う。うん、思わずお互いに声が出てしまった。僕の体温がだんだんあがってくる。また後ろからの殺気を感じてきた。ダメだ授業内容が全然入ってこない。
あっ、もしかして…これ僕が教科書を萌に見せてるからか?それで僕に嫉妬をして…。
いやいやそんなわけない。たぶん。
そんなこんなで授業を乗り切った。
「はあ、全然集中できない。」
僕は教室と廊下に挟まれる壁の給食表を見て呟いていた。どうやら今日はグラタンが出るらしい。正直言ってカレーが良かった。グラタンは少し胃にくる。カレーもたいして変わらないが…。
[水平線]
(家に帰りたい…)
給食のグラタンを食べながら一人窓の外に映る飛行機雲を見てそう思った。
グラタンは案外美味しいんだな。パク、パク、口をスムーズに動かしてどんどんお腹に入れていく。
「ごりそうさまです。」僕は小さく声を出して、みんなより早くおぼんを片付けようとする。あれ?なんか前も似たようなことあったよな?まあ、いいか。
「あ、まっりく〜ん?私のもお願い」萌が片手でおぼんを突き出す。
この人は僕のことをなんだと思っているのだろうか。
「ま、まりくん私のも」
「え、お、ああ。うん。」
美奈が後ろから覗き込むように話しかけてきた。僕は、それにいい反応ができなかった。
「二人って、付き合ってんの?」萌は、問答無用につっこんできた。
「いや、付き合ってな、ないよ!」
美奈は恥ずかしそうに、そう言っていた。
そうだよな。僕らは付き合ってもない。ただの友達…かもわかんないか。
僕は…、僕は美奈とどうなりたいのかな。
「まりく〜ん次の理科の教科書わすれた〜!」
「はい。」
「…」
「…」
あ、そういうやつ?なんか見せてほしい的な?いや、でもな…なんかやだな。
「で、なんですか?」とりあえず一言そえておく。
「いや〜、その教科書ないから〜」
「はあ。いいですけど。」
「やった〜!
僕は隣の席の萌に教科書を見せた。が、それはいいものの何か圧を感じる。なんというか、殺気とでも言うのか?とてつもなく威圧感がある、背中がゾクゾクしてきた。
まあ絶対にこれは美奈だろうと思う。だって後ろの席美奈だし。なんでだ?僕は少しだけ後ろをチラ見した。
「「あ、」」
すごく目が合う。うん、思わずお互いに声が出てしまった。僕の体温がだんだんあがってくる。また後ろからの殺気を感じてきた。ダメだ授業内容が全然入ってこない。
あっ、もしかして…これ僕が教科書を萌に見せてるからか?それで僕に嫉妬をして…。
いやいやそんなわけない。たぶん。
そんなこんなで授業を乗り切った。
「はあ、全然集中できない。」
僕は教室と廊下に挟まれる壁の給食表を見て呟いていた。どうやら今日はグラタンが出るらしい。正直言ってカレーが良かった。グラタンは少し胃にくる。カレーもたいして変わらないが…。
[水平線]
(家に帰りたい…)
給食のグラタンを食べながら一人窓の外に映る飛行機雲を見てそう思った。
グラタンは案外美味しいんだな。パク、パク、口をスムーズに動かしてどんどんお腹に入れていく。
「ごりそうさまです。」僕は小さく声を出して、みんなより早くおぼんを片付けようとする。あれ?なんか前も似たようなことあったよな?まあ、いいか。
「あ、まっりく〜ん?私のもお願い」萌が片手でおぼんを突き出す。
この人は僕のことをなんだと思っているのだろうか。
「ま、まりくん私のも」
「え、お、ああ。うん。」
美奈が後ろから覗き込むように話しかけてきた。僕は、それにいい反応ができなかった。
「二人って、付き合ってんの?」萌は、問答無用につっこんできた。
「いや、付き合ってな、ないよ!」
美奈は恥ずかしそうに、そう言っていた。
そうだよな。僕らは付き合ってもない。ただの友達…かもわかんないか。
僕は…、僕は美奈とどうなりたいのかな。
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