- 閲覧前にご確認ください -

ただいま一話から少しずつ内容を修正して増やしたりしているので、最初の頃と変わっているところがあります。すいません。

文字サイズ変更

僕が恋した青い花話(タイトル改名)

#27


二学期が始まった。始まってしまった。美奈と話す機会が減ってしまった。
僕はなんだか少し心にまたぽっかりと穴ができたようだ。
「席替えするぞ〜」
先生はどうやら学期ごとに席替えを行うらしい。正直今はそんなことどうでもいい。
「じゃあ順番にくじを引いてください」
そう言ってみんなは列に並ぶ。
「おい、割り込みするなよ!」
「お前だって、いきなり入ってくるな!」
席のくじ争奪戦が始まる。
「はあ、なにしてんだ」
僕は当然争いたくないから一番後ろに並ぶ。まあ、残り物には福があるはずだ。
「よ〜し全員とったな」
先生が黒板に席を書き番号を振り当てていく。
「え、僕の席変わってない」
「ああ、すまんまた今度な」
対して大事ではないが席が変わらないのは少しいやだな。
これじゃ、万年窓側だ。クラスみんなが席を動かしはいじめる。
(僕の横はだれだ)
「おお、よろしくまり君」
「あ、どうも」
隣はクラスで一番コミュ力お化けの[漢字]鷹見 萌[/漢字][ふりがな]たかみもえ[/ふりがな]だ。悪くないけど、インキャの僕にとってはきついかな。
「後ろは…チラッ」
「あっ」
「え、あ」
まずいまずいよりによって美奈だ。気まずすぎるこれはちょっとしんどいな。
「ま、まり君…そ、その」
「な、なに?」
「お!後ろはみなっちじゃん!ラッキー」
「え、うん嬉しい」
(え?なんて言おうとしたんだ?)
「じゃあ授業始めるぞ〜」
何も聞けずに授業が始まってしまった。


このボタンは廃止予定です

2024/02/18 22:02

ねこちゃ ID:≫25luwvQh/BePc
続きを執筆
小説を編集
/ 43

コメント
[52]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL