色がない世界で
麗香視点
瑞「はぁ…疲れたし俺はもう寝るわ。」
麗「ん、おやすみなさい。」
瑞「おう。麗香も早く寝ろよ~。」
ガチャ
部屋が静かになったころ。
夜風を浴びるために窓を開け、重い空気を入れ替えた。
もう、私は気づいていた。
[下線]彼のした罪を____。[/下線]
私は姉として、人間として。
彼を咎めなければならない。
もう凶器は抑えてる。
これを警察に提出したら、一発で捕まるだろう。
その前に、なぜ彼はあの凶行に及んだのだろうか。
お父さんの話を聞いて、殺したいという欲望がさらに強くなったのだろうか。
私にはわからない。
なにもわからない…。
麗「…。」
それが憎らしかった。
なにも理解できていない自分が嫌いで、嫌いで、いつも嫌悪感に侵されていた。
でも…一旦冷静になってほしいんだ。
だから…。
麗「行ってくるね。」
玄関のドアを開け、私は警察署へ向かった。
瑞「はぁ…疲れたし俺はもう寝るわ。」
麗「ん、おやすみなさい。」
瑞「おう。麗香も早く寝ろよ~。」
ガチャ
部屋が静かになったころ。
夜風を浴びるために窓を開け、重い空気を入れ替えた。
もう、私は気づいていた。
[下線]彼のした罪を____。[/下線]
私は姉として、人間として。
彼を咎めなければならない。
もう凶器は抑えてる。
これを警察に提出したら、一発で捕まるだろう。
その前に、なぜ彼はあの凶行に及んだのだろうか。
お父さんの話を聞いて、殺したいという欲望がさらに強くなったのだろうか。
私にはわからない。
なにもわからない…。
麗「…。」
それが憎らしかった。
なにも理解できていない自分が嫌いで、嫌いで、いつも嫌悪感に侵されていた。
でも…一旦冷静になってほしいんだ。
だから…。
麗「行ってくるね。」
玄関のドアを開け、私は警察署へ向かった。
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