色がない世界で
麗香視点
≪なんとかこっちに連れてこれたみたいだね。
なんだか懐かしくて。少し聞き馴染みのある、きれいな声。
麗「貴方は...。」
《僕のこと、覚えてないのかい?》
[太字]深「最近までそばにいて笑って話してたのに。」[/太字]
麗「ッ....⁉⁉」
深「なんでここにいるか、って顔してるねw」
麗「だってッ...!!だって貴方は...!!」
深「あぁ、そうだよ。だけど、違う。半分死んで半分消滅ってところだよ。」
麗「...もしかして、もう私死んじゃったの?」
深「まだ気づいていないのかい?」
麗「じゃあ...なんで..」
深「仕方ないな。時間が惜しいが、順を追って話していくよ。」
深「まず、この空間は亜空間。現実世界でもあり、天国でもあり、夢でもある。まぁ難しいから夢とでも思っておいて。」
深「そして、君はなぜここにいるか。それは_____。」
【[下線]君[/下線]という存在自体が消滅しかけてる。】
麗「ッ...⁉⁉」
深「さっき、君の新しい人格が出来上がったろ?そいつに完全に身体を乗っ取られそうになっているんだ。」
麗「...私は消滅していく運命なの?」
深「そうさ。でもそんなことさせない。」
深「僕のことを諦めずに最後まで助けようともがいてくれたんだ。」
深「だから次は僕の番。」
[太字]深『僕が君の身代わりになる。』[/太字]
麗「ッ..⁉⁉何言って...私はそんなの望まないッ..!!」
麗「私は貴方が..弟さえ生きてたら私はッ...!!」
深「それは僕も同じさ。」
深「僕はどうせ死ぬ運命なんだ。だけど、まだ君には可能性がある。」
深「消えるのは僕だけでいい。」
麗「いやッ...!!お願い...消えないで...!!!」
深「辛い思いを何度もさせてごめん。」
深「でもこれが終わったら、楽しいことや幸せが待ってる。」
深「今までの嫌なことも全部忘れて、人生楽しんできて!」
深「僕の分まで...。人生を謳歌して。そして何十年後先。」
[太字]深「僕に会いに来て。」[/太字]
深「それと...」
[太字]【また逢う日まで___________。】[/太字]
≪なんとかこっちに連れてこれたみたいだね。
なんだか懐かしくて。少し聞き馴染みのある、きれいな声。
麗「貴方は...。」
《僕のこと、覚えてないのかい?》
[太字]深「最近までそばにいて笑って話してたのに。」[/太字]
麗「ッ....⁉⁉」
深「なんでここにいるか、って顔してるねw」
麗「だってッ...!!だって貴方は...!!」
深「あぁ、そうだよ。だけど、違う。半分死んで半分消滅ってところだよ。」
麗「...もしかして、もう私死んじゃったの?」
深「まだ気づいていないのかい?」
麗「じゃあ...なんで..」
深「仕方ないな。時間が惜しいが、順を追って話していくよ。」
深「まず、この空間は亜空間。現実世界でもあり、天国でもあり、夢でもある。まぁ難しいから夢とでも思っておいて。」
深「そして、君はなぜここにいるか。それは_____。」
【[下線]君[/下線]という存在自体が消滅しかけてる。】
麗「ッ...⁉⁉」
深「さっき、君の新しい人格が出来上がったろ?そいつに完全に身体を乗っ取られそうになっているんだ。」
麗「...私は消滅していく運命なの?」
深「そうさ。でもそんなことさせない。」
深「僕のことを諦めずに最後まで助けようともがいてくれたんだ。」
深「だから次は僕の番。」
[太字]深『僕が君の身代わりになる。』[/太字]
麗「ッ..⁉⁉何言って...私はそんなの望まないッ..!!」
麗「私は貴方が..弟さえ生きてたら私はッ...!!」
深「それは僕も同じさ。」
深「僕はどうせ死ぬ運命なんだ。だけど、まだ君には可能性がある。」
深「消えるのは僕だけでいい。」
麗「いやッ...!!お願い...消えないで...!!!」
深「辛い思いを何度もさせてごめん。」
深「でもこれが終わったら、楽しいことや幸せが待ってる。」
深「今までの嫌なことも全部忘れて、人生楽しんできて!」
深「僕の分まで...。人生を謳歌して。そして何十年後先。」
[太字]深「僕に会いに来て。」[/太字]
深「それと...」
[太字]【また逢う日まで___________。】[/太字]
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