乾「わぁ〜テンションあがるぅ！」
ノブ「楽しみぃ〜」
釈迦夫「思ったより本格だね…ちょっと高松先生？」
高松先生は僕らの後ろにいる。
高松「皆…怖くないの…？僕めっちゃ怖いんだけど…」
釈迦夫「頑張ってください。あ、あと開かずの扉はすぐ解決しますよ」
乾「知ってるの！？」
ノブ「よし！行きましょう行きましょう！！」
高松「うーん…行くかぁ…。」

3階。開かずの扉の前に、僕らは立った。
釈迦夫くんがサッと前に出て、扉をノックする。
コンコンコン


釈迦夫「河村先生ー」
乾「え？」


ギイィ。
年季の入った音を立てて扉が開いた。
中から出てきたのは
河村「釈迦夫くん。それに高松先生。どうしたの。」
まさかの河村先生だった


ノブ「いや、めっちゃ普通に出てくるじゃん。」
乾「謎すぎだよねこの先生…。」
釈迦夫「ほら解決」
高松「あ、河村先生。オカルト部で周ってまして…。」
河村「そうですか。じゃあ楽しんでね〜。くれぐれも死なないように。」
they「え…？」
河村「いや、下手したら死ぬよ？君ら。まー頑張れ〜」
高松「…うぅ…ちょっと引き返したいんだけど…。」


ノブ「釈迦夫さんはなんで知ってたんですか？」
釈迦夫「謎の多い河村先生に聞いたらなんかわかるかなって思って聞いた」
乾「直接ですか？」
釈迦夫「うん直接。開かずの扉の中身って知ってます？って聞いた」
ノブ「返答はどうでした？」
釈迦夫「僕の生活部屋って言ってた」

乾「河村先生らしいっちゃらしいね」
高松「勝手に暮らしてるんですね…」
ノブ「もしかして怒ってます…？」
高松「いや？むしろ有効活用できてるから良いかなって」

高松先生は心が広いなぁ…。
そんなことを思いながら、隣の理科室へ行った。